ハナトラノオ(角虎の尾・ヒソステギア)

科名 | シソ科 |
属名 | ハナトラノオ属 |
学名 | Physostegia virginiana |
別名 | 角虎の尾・ヒソステギア |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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ハナトラノオの育て方

繁殖力が強すぎ!
冬も簡単に越冬し、毎年株が大きくなっていきます。他の植物の生育場所を侵食し駆逐してしまいます。ハナトラノオが邪魔になってきたら、冬に、新芽をむしり取ります。すると、あっという間に消えてしまいます。
草丈
40cmから1m
まとめ
●水を好む。水切れすると下葉から枯れ込む。庭植えにした場合は自然に降る雨で十分だが、鉢植えにした場合は乾燥に注意。
●水が不足すると草丈が小さくなる。
●地下茎で増える。繁殖力が凄い。ただし、冬に冬芽を摘んでしまうと徐々に消えていく。
●日当たりを好むが、半日陰でも育つ。
●肥料はなくてもいいが、あったほうがいい。無くても枯れない。
●株分けで増えるが、庭植えにした場合は、繁殖力が強すぎて困るくらいなので普通、株分けなんてどうでもいい。
●虎の尾と名前が付く植物は他にもある。
●水を好む。水切れすると下葉から枯れ込む。庭植えにした場合は自然に降る雨で十分だが、鉢植えにした場合は乾燥に注意。
●水が不足すると草丈が小さくなる。
●地下茎で増える。繁殖力が凄い。ただし、冬に冬芽を摘んでしまうと徐々に消えていく。
●日当たりを好むが、半日陰でも育つ。
●肥料はなくてもいいが、あったほうがいい。無くても枯れない。
●株分けで増えるが、庭植えにした場合は、繁殖力が強すぎて困るくらいなので普通、株分けなんてどうでもいい。
●虎の尾と名前が付く植物は他にもある。
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水やりと肥料
一般的には鉢植えでは育てません。庭植えにします。庭植えにした場合、極端に乾燥しなければ水をやる必要はありません。植物としては多少、多湿の環境を好む。乾燥した環境だと草丈が短くなり、花も小さくなる。花が小さいなと思ったら庭植えでも水やりを増やす。●鉢植えにした場合は乾燥しないように注意する。鉢植えだと乾燥しやすい。
●水が不足すると下葉から枯れてくるので水やりをしっかりと。鉢植えにすると水やりが面倒。特に夏場の乾燥で枯れ込みやすい。夏は朝と夕方の二回水をやっても不足するようなら半日陰に移動させる。
●水が不足すると下葉から枯れてくるので水やりをしっかりと。鉢植えにすると水やりが面倒。特に夏場の乾燥で枯れ込みやすい。夏は朝と夕方の二回水をやっても不足するようなら半日陰に移動させる。
肥料は控えめに
それほど肥料は必要ありません。肥料が多いと徒長します。春、新芽が出る頃に緩効性肥料を撒いてあげれば十分です。後は花が終わってからお礼肥としてやるといいです。無かったからと言って枯れるわけじゃないです。
●庭植えの場合は肥料はなくていい。あまりに生育が悪いようならやるくらいの感じ。
植え付け・植えかえ・株分け
用土鉢植えにする場合は、一般的な花と野菜の培養土か、自作する場合は赤玉土7腐葉土3で配合した用土を使います。庭植えの場合は庭土に3割ほど腐葉土を混ぜて植え付けてください。
鉢植えの植え付け
鉢植えにした場合、二年に一回か、毎年植え替えをします。植え替えは春。3月から4月か5月あたり。動き始める前に植え替えるといいです。このときに株分けも可能です。適当に分けて別々の鉢に植え替えればいいです。
鉢植えの場合は、鉢底の穴をアミで塞いで土が出ないようにしてから軽石を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。
庭植え
庭植えの場合は、深さ20cmほどの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜて、半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
●ハナトラノオの周囲にスリットなどを埋めて地下茎が伸びないようにすることも出来る。鉢植えにしてから、鉢ごと植えてしまえば地下茎が伸びない。
株分けで増やす
春に植え替えをするときに株分けも出来ます。基本的に庭植えにしたら植えっぱなしで掘り返すことはないです。株分けは鉢植えの話ですね。
挿木でいくらでも増える
挿木、挿し芽でいくらでも増やせますが、増えすぎて困る植物なのでわざわざ増やすことは無いと思われます。株分けの方が簡単だし。
管理場所・日当たり
日当たりを好みますが半日陰でも生育します。半日陰だと花が少なくなります。夏の暑さにも強く、冬の寒さにも強く、霜にあたっても枯れることはありません。繁殖力が強く、自生地では雑草。日本でも野生化するほどです。広い庭に植えるのであれば見事に広がりますが、狭い場所ではそのメリットが生かせない。しかし、他の植物の生育場所を犯し駆逐するほどなので、繊細な植物が生えているならば植えるのは控えましょう。冬の越し方
放っておいても冬越しはしますが、まず秋に花を刈り取ります。すると株の下に冬芽が出て来ます。ハナトラノオはこの冬芽で冬を越します。冬の間に地下では根をバンバン伸ばしている(らしい)です。そこであまりにハナトラノオが広がって邪魔になってきたらこの冬芽を引っこ抜きます。全部引っこ抜くと全滅しますのでご注意を。
●秋に花が終わってから肥料をやると、地下茎の生育がよくなり、春以降に勢いが出る。
●地下茎が広がらないように、スリットなどを土の中に埋め込んで広がらないようにすることも考える。裏技としては鉢植えにして、その鉢ごと植えるという手法。
●地下茎が広がらないように、スリットなどを土の中に埋め込んで広がらないようにすることも考える。裏技としては鉢植えにして、その鉢ごと植えるという手法。
特徴・由来・伝承
トラノオと名が付く植物は他にもあります。ベロニカやサンセベリアもです。穂状に伸びて花が咲くものをトラノオと呼ぶみたいですが、その中でこのハナトラノオは格別に花が鮮やかで綺麗。地下茎で横へ横へと増え、背も高くなりますので、鉢植えや狭い庭では、その魅力を発揮できません。非常に頑健、北米が原産地ですが、日本でも一部では自生しています。
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