バコパ・コピアの育て方…コピアは多年草なんですが寿命がある
目次
コピアの特徴は?植え付け・植えかえ管理場所・日当たり水やり肥料花ガラを摘む病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- バコパ・コピア
- 科名
- ゴマノハグサ科
- 属名
- ステラ属
- 学名
- Sutera cordata 'Copia'
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
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コピアの特徴は?
バコパ・コピアは
ゴマノハグサ科ステラ属の常緑
多年草のステラ・コルダータ(通称
バコパ)の
園芸品種のひとつ。大輪種でバコパに比べると比較的寒さに強く、暑さに若干弱いです。草丈は低く15センチほどで
グランドカバーとしても利用されることもあります。花の色や造形にクセが無く、
寄せ植えにしても合いやすいです。
基本的に春先に苗が出るのでこれを植え付け、春〜夏に花を楽しみ、夏に暑さで枯れてしまいます。
剪定して風通しの良いところで管理すると
夏越しができなくもないですが、基本的に
一年草扱いです。夏越しに成功すれば秋以降にも開花します。寒さに強いので越冬は簡単なので、夏越しすれば来年も開花する…のですが、
コピアには寿命があり、徐々に弱って2年か3年で枯れてしまいます。
なので毎年買い直す方がいいですよ。
草丈15cm
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植え付け・植えかえ
時期・頻度
4月〜6月に庭・鉢に植え付けします。また、植え替えも同じ時期にします。鉢植えにした場合、根が鉢底から出るようであれば植え替えをします。大体、毎年か2年に1回やります。鉢から取り出し、古い土を払い、大きく育ている場合は株分けもします。
用土
コピアは
水はけのよい、
弱酸性の土を好みます。市販している花と野菜の
培養土で植え付けをしましょう。自作する場合は
赤玉土6
腐葉土4を混ぜたものを使います。
鉢の植え付け・植え替えの手順
プランターなら3苗、5号〜
6号鉢に1苗を植えます。鉢底に穴をネットで塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を入れて、その上に
用土を入れて、苗を置いて、隙間に用土を入れていきます。最後に水をやって完成です。
植え替えの場合は古い土を3分の1ほど落とし、傷んだ根をハサミで切って、根をほぐして植え替えます。
地植えの手順
地植えの場合は深さ20cmほど掘って、腐葉土か
堆肥を元の土に対して3割ほど追加してよく混ぜて用土とします。ここに苗をほぐしてから株間20cmほど空けて植えていきます。
管理場所・日当たり
コピアは日当たりで育てるとどんどん開花します。しっかりと日に当てて下さい。夏の暑さに弱く、夏は刈り込んで、風通しの良い
半日陰に移動させないと夏越しは難しいです。
コピアは0度まで耐え、0度前後で発生する弱い霜であれば根までは枯死しませんが、葉っぱは汚くなりますし、マイナス5度あたりで発生する強い霜に当たったら枯れてしまいます。軒下で管理するのが無難です。
水やり
庭植えの場合は根付いてしまえば自然に降る雨だけでほぼ大丈夫。あまりに乾燥するなら
水やりをしてください。
鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。コピアは水を好み、どちらかというとジメっとした状態を好み、乾燥すると葉っぱがカリカリになってしまいます。年間を通して乾燥しすぎないように気をつけましょう。
夏の高温多湿に弱く、水をやりすぎると腐って枯れて混んできます。水を控えるよりも、夏前に刈り込んで風通しをよくし、半日陰で管理することで防ぐ方が夏越しの確率は高まります。
肥料
コピアは開花量が多く、
肥料が切れると花が止まります。開花する季節は一週間に一回、液体肥料をやってください。真夏は暑さで生育が止まりますので肥料はやらないようにします。
花ガラを摘む
花が終わったら、摘みます。
花ガラを放置していると
病気の元になりますし、見苦しいですし、
種子を作ろうとして株が若干弱ります。弱ると次の花が咲きづらくなるので、花ガラは摘みましょう。
病害虫
アブラムシ・
コナジラミなどが発生します。
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