クロガネモチ(黒鉄黐)

科名 | モチノキ科 |
属名 | モチノキ属 |
学名 | Ilex rotunda |
別名 | 黒鉄黐 |
水やり | たまにやる程度 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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クロガネモチの育て方

関東北部でも自生する常緑樹。10mに育ちます。明るい場所を好む。ソヨゴに似ています。春に花を咲かせ、秋に真っ赤な実をつける。実の鑑賞時期は10月から2月と長期。ただし雌雄異株でオスの木とメスの木があり、オスの木には花は咲いても実はならず、メスの木も近くにオスの木がないと結実しない。
春に落葉?
春に新芽が出て、古い葉が落ちます。なので春にいっせいに古い葉が落ちてビックリしますが生理現象です。
若干ウザイかも
鳥が実を食べて、種子を落とすことで増えるのですが、クロガネモチの枝に止まってその場で落とすので、周囲で発芽してしまいます。邪魔。種子から育てて実がなるまでは10年くらいかかります。
まとめ
●クロガネモチはモチノキ科の常緑高木。
●若干、湿潤な環境を好むので、庭植えにしても乾燥しきらないように水やりをする。
●2月に寒肥をやる。
●直射日光に強いが、多少の日陰でも問題なし。
●関東北部でも越冬する。ただし、強い寒風が通り抜ける場所だと寒さ(と乾燥)で枯れるかもしれない。
●クロガネモチはモチノキ科の常緑高木。
●若干、湿潤な環境を好むので、庭植えにしても乾燥しきらないように水やりをする。
●2月に寒肥をやる。
●直射日光に強いが、多少の日陰でも問題なし。
●関東北部でも越冬する。ただし、強い寒風が通り抜ける場所だと寒さ(と乾燥)で枯れるかもしれない。
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水やりと肥料
庭植えでもたまには水を自然に降る雨だけでほぼ十分。ただしクロガネモチは少し湿潤な環境を好みますので、あまり乾燥するようであれば水をやります。水が不足すると落葉時期(春)ではないのに落葉します。サインとして覚えておきましょう。
二月に寒肥を
二月に寒肥としてリン酸・カリを含んだ化成肥料をあげてください。窒素分を控えることで花つきがよくなり、実つきがよくなります。といっても、花つきなんてどうでもいいなら、無理に窒素分を控える必要はありません。
植え付け・植えかえ・種蒔き
用土植え付け用土は赤玉土6腐葉土4を混ぜた用土を使うか、花と野菜の培養土を利用します。肥沃な土を好むので、痩せ地ならば堆肥を混ぜておきます。それほど気にしなくても育ちます。
植え付け適期は春と秋
暖地であれば春から秋に掛けての時期ならいつでも問題ありません。寒さに弱いので冬を外しているだけです。
植え付け手順
庭に直径30cm、深さ30cmの穴を掘り、腐葉土か堆肥を3割か4割ほど追加して、よく混ぜておきます。半分の土を戻し、株を入れて、隙間に土を入れ、最後にしっかりと水をやります。根が麻布で巻かれている場合はそのままにして植えます。麻布はいずれ腐って消えてしまいます。
管理場所・日当たり
直射日光に強い常緑で直射日光に強いので、日当たりのよいところに植えます。ですが少々の日陰には耐えます(もちろん、日当たりが悪いと実付きが悪くなる)。若干寒さに弱いので、寒風が強い場所は避けます。
その他
剪定はいつでも、いくらでもクロガネモチの花芽形成は6月で、花が終わってスグです。しかし実がなるのが秋で、その実の鑑賞時期が長く、剪定しにくい。
結局いつ剪定しても花芽を落としてしまいます。そこで剪定の時期はこれという適期は無く、いつでもいいので邪魔な枝を落として風通しをよくする程度にとどめます。
ちなみに、芽吹く力が非常に強く、強剪定をしても枯れることはありません。気にせず剪定しましょう。
特徴・由来・伝承

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