葉っぱの色が薄い品種…デュランタ・ライムの育て方
目次
デュランタライムの特徴は?水やり肥料植え付け・植えかえ管理場所・日当たり特徴・由来・伝承関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- デュランタ・ライム
- 科名
- クマツヅラ科
- 属名
- デュランタ属
- 学名
- Duranta repens Lime
- 耐寒
- 3度
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 冬は室内 夏は外
- 難易度
- 中級者向け
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デュランタライムの特徴は?
デュランタライムは
クマツヅラ科デュランタ属の常緑
低木のデュランタの品種で、葉の色が薄くライム色。
デュランタ・宝塚のように「花」を楽しむのではなく、明るい緑の葉っぱを楽しむ
観葉植物です。もちろん開花して花も綺麗です。
通常のデュランタよりも葉の色が薄くて、葉っぱが直射日光には
葉焼けしてしまいやすく、強い光に当てないようにしないといけません。年間を通して室内で、管理するか、戸外で管理するなら
半日陰で管理しましょう。
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水やり
春から秋は土が乾いてから水をやるようにします。土が濡れているのに水をやっていると根が腐ってしまいます。土を指で触って確認してから水をやるようにしましょう。水をやるときは鉢底から水が染み出すくらいにしっかりとやってください。
受け皿に水が溜まっている場合は捨ててください。
夏は気温が高くてすぐに水が蒸発してしまいます。夏は朝と夕方の二回水をやります。
冬の水やり
冬は生育が鈍くなり、気温が低いために水が蒸発しにくいです。春から秋の感覚で水をやっていると、すぐに
根腐れを起こします。冬は土が乾いてから数日たってから水をやるようにします。
寒さに当たると地上部の葉っぱが落ちますが、葉っぱが落ちても根まで枯れていなければ春には芽吹きます。なので、ほとんど枯れ木になっていても諦めずに春まで
水やりをしてください。
●秋に気温が20度を切ったあたりから、水やりの頻度を減らします
●冬の水やりも春~秋同様に、鉢底から水が出るくらいにしっかりとやります。
肥料
春から秋にかけての生育期に週に一回、液体
肥料をやると、生育が旺盛になります。肥料が多すぎると葉っぱばかり茂って花が咲かなくなりますので、気をつけましょう。
植え付け・植えかえ
時期・頻度
春か秋に植え替えをします。鉢植えは2年に一回植え替えをします。
用土
用土は戸外で管理するなら市販の
培養土を使用します。室内でも管理するなら観葉植物の土を利用します。培養土は
腐葉土が入っていて、匂いがするので室内管理の場合は避けましょう。
自作する場合は
赤玉土6腐葉土4を混ぜて使います。
鉢植え
現在より、一回り大きな鉢か、同じ大きさの鉢を用意します。植え替えの場合は古い土を三分の一ほど落としておきます。根の負担を減らすため、地上部の枝も半分ほどに切り詰めます。
鉢底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(
軽石)を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。
挿木
挿し木でも増えます。
剪定してできた枝を生育時期の4月〜9月に、10cmほど切って、赤玉土小粒単用に挿し、乾燥しないように水をやって、明るい日陰で管理していると2ヶ月で発根します。発根したら鉢植えに植え替えてください。
管理場所・日当たり
春から秋は戸外の半日陰か日向、もしくは室内の明るいところが適しています。
夏の直射に注意
デュランタ・ライムは光を好むのですが、葉っぱに真夏の直射日光が当たると葉っぱが焼けます(葉焼け)。夏は戸外で育てる場合は半日陰で管理するか、ヨシズや寒冷紗などで遮光します。真夏は室内で管理する場合でもカーテン越しにするなど遮光する必要があります。
越冬
耐寒温度は3度と観葉植物としては強い方。霜の降りない
暖地ならば、戸外で越冬することも可能です。
その他の地域では、冬は室内に取り込むようにします。秋まで戸外に置いている場合、余裕を持って最低気温が10度以下になったら室内に取り込みましょう。霜にあたると枯れます。水を控えることで、植物の細胞内の水分が減り、より寒さに強くなるので、水やりを控えましょう。
●寒さにあたると、葉っぱが傷み、紫がかって、先から黒く変色します。落葉しても枯死するわけではないので、諦めずに春まで管理しましょう。
特徴・由来・伝承
ライムのほかに、葉っぱに斑が入る
デュランタ・バリエガータもあります。どちらも強い直射日光には葉っぱが傷みます。
バリエガータの方がより葉焼けしやすいです。
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