パープルラブの育て方

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デュランタ・パープルラブの基礎データ
デュランタ・パープルラブ
科名クマツヅラ科
属名ハリマツリ属
学名Duranta repens
耐寒0度
水やり水を好む
場所冬は室内 夏は外
難易度初心者向け
画像投稿
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花
植え
肥料
剪定
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デュランタ・パープルラブの特徴は?

デュランタ・パープルラブはクマツヅラ科デュランタ園芸品種の「デュランタ・宝塚(タカラヅカ)」の香りが強いものを選抜したもの…だと思う。香りはホンノリ。事実上、宝塚とほぼ同じもの。育て方は同じ。デュランタライムやその他の葉色が良いタイプとは違い、開花しやすく(13度以上で周年開花)、また開花時期も長くて、初心者向け。

寒さにもまぁまぁ強く、暖地では常緑で越冬。関東南部以西であれば庭植えで地上部は枯れても春には芽吹きます。冬は鉢植えで室内に取り込むのが無難。
樹高2m
デュランタパープルラブ
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庭植えの水やり

庭植え(地植え)にした場合は一旦根付いてしまえば自然に降る雨だけでほぼ十分。管理人は広島ですが、広島では庭木として常緑で手間がかからず開花します。夏など乾燥したり日照りの時には様子を見て水をやりましょう。

鉢植えの水やり

鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやります。水をやったら、次には土が乾くまで水をやらない…メリハリのある水やりをしましょう。受け皿の水は捨ててください。
店頭で販売している花鉢などは地上部に対して、小さな鉢に植えられていることが多く、非常に水切れしやすい。水やりの頻度を増やすか、夏は半日陰に移動させるか、一回り大きな鉢に植え替えをして水切れを予防する。

参考:水やり三年…水やりは難しい。(初心者向き)店で売ってる草花が小さな鉢に植えられている理由

冬の水やり

冬は生育が鈍くなっていて、水を吸い上げる力が落ちているので、土が乾いてから数日経って水をやります。水をあまり必要としていませんが、断水はしないでください。

肥料

開花する時期は1週間に1回液体肥料をやる。もしくは1ヶ月に1回緩効性固形肥料をやる。肥料が切れると花がまばらになる。肥料が切れないようにする。ただし、真夏は暑さのあまりに開花が鈍くなることがあるので、その時は肥料を止める。

植え付け・植えかえ

時期・頻度

春(4月5月)に植え替え・植え付けをする。根をいじらないのであれば、真夏と真冬以外は植え替えも可能。根詰まりするので鉢植えは二年に一回植え替えをする。

用土

弱酸性から中性の水はけの良い土を好みます。一般的な花と野菜の培養土で植えるか自作する場合は赤玉土小粒6腐葉土4を混ぜたものを使う。庭土に3割ほど腐葉土か堆肥を追加して混ぜて用土として使う。

鉢植え

現在より、一回り大きな鉢を用意します。植え替えの場合は古い土を三分の一ほど落としておきます。根の負担を減らすため、地上部の枝も半分ほどに切り詰めます。

鉢底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(軽石)を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。

古い土を落とさないで植え替える方が、ダメージを小さくできるので、できれば土を落とさないでひと回り大きな鉢に植え替えるといいです。ただ、あんまり大きいと移動が大変なので10号になったら、土を落として同じ10号鉢に植え直すようにします。

庭植え

庭に深さ30cmから40cmくらいの穴を掘って、必要であれば苦土石灰をまいて中和させておく。中和には1週間かかるので、待って、もう一回掘り返して、土に腐葉土か堆肥を3割か4割入れて、化成肥料を説明書きの規定量入れて混ぜて用土とします。穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
霜が降りない暖地では戸外で越冬可能なので、庭植えも手です。

株の増やし方

元気の良い、葉っぱの綺麗な枝を3節ほど…10cmほど取り、切り口側の葉っぱを取り除き、水揚げをする。水揚げは水を貼ったコップにつけること。30分から1時間ほどで葉っぱの先まで水が行き渡り、シャキっとする。赤玉土単用の苗床を作り、そこに切り口を土に埋めておき、日陰で乾燥しないように管理していると発根する。発根までは二ヶ月。発根材を塗ると成功率が上がる(デュランタは8割にあがる)。発根したら鉢か庭に植え替える。

栽培可能地域

九州南部・九州北部・中国・四国・関西・中部・関東南部なら戸外で越冬も可能。

管理場所・日当たり

デュランタ・パープルラブは日光を好み、日光が少ないと花が少ない。半日陰くらいなら花も咲くし、枯れないのですが、花が咲くのがパープルラブのメリットなのでとにかく日当たりで管理する。室内で管理する場合でも日当たりで管理する。

越冬

10度以下になるあたりから生育が止まり、5度以下から0度あたりで落葉する。耐寒温度が0度くらいとされるが、実際に根まで枯れるのはマイナス3度とかマイナス5度とか。土が凍ると完全に枯れるので、土が凍るような寒冷地では室内に取り込む。

冬は室内の日当たりで管理し、暖房の風に当たらないようにします。暖房の風は乾燥してい直撃するとすぐにカリカリになります。直撃さえしなければいいです。室内の窓の近くは夜中に氷点下になるので寒い時は夜だけは室内の中央へ移動させます。
●暖地(霜が降りない地域)は戸外で越冬も可能。
中間地(霜は降りる)では落葉して地上部が枯れるが春には芽吹くが、強い寒波がくると枯れるかもしれないので、怖いなら室内に取り込んだ方が無難。

参考:デュランタの冬越しのコツ

病害虫

スス病コナジラミカイガラムシハダニアブラムシウドンコ病などといった一般的な病害虫は発生しますが、環境さえあっていれば、枯れるほどじゃないです。

剪定・切り戻し

春から秋の生育時期に剪定する。

定期的にするというよりは、花が最盛期を超えたら、全体を切り戻してついでに枝を間引くようにする。デュランタ・パープルラブは生育がよいので多少剪定しても回復します。樹形を乱す枝・枯れた枝を落として整え、花が終わった枝先を切り戻します。
枝先を切り戻すと、脇枝が出る。枝先に花が咲くので脇枝を出した方がいい。

花ガラ摘み

花がしぼんだら摘む。放置していると種子を作り、種子をつくると次の花が咲きにくくなり株や弱りやすくなる。枝先を切り戻すと次の花が咲きやすくなる。
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