アズキナシの育て方
目次
アズキナシとは?水やりと肥料植え付け・植えかえ・種蒔き管理場所・日当たりその他特徴・由来・伝承関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- アズキナシ
- 科名
- バラ科
- 属名
- アズキナシ属
- 学名
- Sorbus alnifolia
- 別名
- 小豆梨・ハカリノメ
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 中級者向け
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アズキナシとは?
自生では樹高15mになる。落葉高木。栽培は容易。庭に植えた場合は、
剪定することで高さを抑えられる。そのため街路樹によく利用される。非常に頑健。暑さにも寒さにも強い。これといった手間が掛からない。
シンボルツリーにもおすすめ。
バラ科ナナカマド属。白い花。秋には実がなります。実が小豆くらいの大きさ。秋には
紅葉する。紅葉するといっても赤くなるのではなくて黄色。冬に赤い実が残る。ただし若い木には実がならない。実は隔年(一年おき)になる傾向。育てやすい。
まとめ
●育てやすい。庭植えにすれば、自然な雨で十分。
水やり不要。
●落葉時期に剪定。
●2月に
肥料。
●落葉時期に剪定して風通しをよくする。
●
西日が当たらないところに植える。
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水やりと肥料
庭植えにするものです。一旦根付いてしまえば後は自然の雨だけで十分です。あまりに夏に乾燥するようであれば、水をやってください。
肥料
肥沃な土を好みます。二月に寒肥として緩効性肥料をあげます。
植え付け・植えかえ・種蒔き
肥沃な土を好みます。植えつけるときは
堆肥か
腐葉土を混ぜ込んでから植えます。土質は常識的なものであればOK。できれば若干湿り気のある土壌が好ましい。
管理場所・日当たり
北海道から九州で自生するので、日本中何処でも育つ。寒冷地でも育つ。庭植えにするとあまり大きくならない。日当たりは良いほうが好ましいが、
半日陰でも可能。乾燥に弱いので西日に若干弱い。西日があたるところは避ける。
その他
太い幹を切ると
幹を切ると、幹の途中から枝が出てくる「胴拭き」がおきます。よって、ある程度生育してから――丁度いい高さになったら、剪定することで大きさを抑制することは十分可能です。
剪定は邪魔な枝を落とす程度
落葉時期(1月から3月)に剪定をします。アズキナシは放置していても、ホウキをひっくり返したような綺麗な樹形になりますから、基本的に剪定は「邪魔な枝」を落とす程度の抑えます。
●枝が重なっているなら落とします。外から内側へ伸びる枝などは落とします。幹に風が通るように剪定します。枝が混み合っていると風が通らず、虫を取る鳥が入れず、
害虫が発生しやすくなります。
●剪定するときは枝の途中で切らず、枝分かれしているところで切る。じゃないと不自然な枝ぶりになる。
スス病
アズキナシは強い植物で育てやすいです。
アブラムシや
カイガラムシが発生しますが、それで枯れるということはないです。ただし、アブラムシやカイガラムシの排泄物にカビが生える「スス病」が発生します。スス病でアズキナシが枯れることはないんですが、葉っぱが黒くなり、見た目がよくありません。
●スス病の予防のためには、アブラムシ・カイガラムシの駆除が必要です。一年に二回、発生時期に薬剤を散布すれば防除できます。
●剪定して風通しを良くすることで害虫の発生を抑えられます。
特徴・由来・伝承
北海道から九州に自生する樹木。赤い実が「アズキ」のようで、その実の中が梨のようなのでアズキナシという名前。葉っぱの葉脈や樹木の皮が規則正しく並んでいることから「秤の目(ハカリノメ)」という別名もある。
花が葉っぱの上に開花するので、下から見ると花が見えない。
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