ピメレア・フォーシーズンズの育て方
目次
フォーシーズンズとは?水やり肥料植え付け・植えかえ管理場所・日当たり剪定特徴・由来・伝承関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ピメレア・リニフォリア・フォーシーズンズ
- 科名
- ジンチョウゲ科
- 属名
- ピメレア属
- 学名
- Pimelea linifolia 'Four Seasons'
- 別名
- ピメレア
- 水やり
- 乾かし気味に
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 中級者向け
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フォーシーズンズとは?
フォーシーズンズは
ジンチョウゲ科ピメレア属のピメレア・リニフォニアの
園芸品種。オーストラリア・ニュージーランド原産の半耐寒性常緑
低木。フォーシーズンズと呼ばれるのは
四季咲きのため。生育しても草丈は1mほど。鉢植えにして
剪定をすれば50cm程度に簡単に抑えられる。常緑なので葉っぱがポロポロと落ちたら、枯れ始めていると思ってください。過湿に弱く、水のやりすぎに注意する。
冬から春まで楽しむと割り切ればかなり優秀。毎年と考えるとつらい。
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水やり
土が乾いたら水をやるようにします。乾燥に強い代わりに過湿に弱く、水をやりすぎると根が腐る(もしくは根が窒息する)ために枯れます。土を指で触ってみて湿り気を感じるようなら水はやらないでください。
受け皿に水がたまっていたら水を捨ててください。受け皿の水が残っていると水が腐って
病気になったり、その水気で
根腐れを起こします。
真夏は水を控え、また梅雨のころに一旦半分ほど
切り戻しをする。これは単に
摘芯して芽を増やす目的もあるが、夏の蒸れ対策。切り戻して葉っぱをむしって風通しを良くする。
肥料
春(4月)に一回、秋(10月)に一回、緩効性化成
肥料を1回づつやります。もしくは春と秋に薄い液体肥料を2週間に一回やります。
植え付け・植えかえ
時期
植え替え・植え付けは活動の鈍くなっている秋から初春に行います。
用土
ピメレアの性質上、
水はけの悪いものを嫌います。一般的な
培養土で秋から春までは十分でしょうが、夏は過湿になるのではないかと思います。市販の培養土に川砂か
パーライトを1割か2割混ぜて、水はけをよくしてから植え付けます。
植え付け
夏越しさせるなら鉢植えのまま。庭植えしたい場合は軒下など霜の下りないところに植えます。
暖地で霜が全く下りない地域ならばどこに植えてもかまいません。
管理場所・日当たり
春と秋は日当たりで管理
耐寒温度は0度。半耐寒性で霜にあたれば枯れるか、一発で枯れないまでも傷んでいずれ枯れてしまいます。冬は室内で管理が無難。暖地なら確実に戸外で越冬可能。
中間地では環境による。関東以南で戸外越冬可能といわれるが、強い寒波が来ると怪しいので、やっぱり鉢植えで室内が無難です。
夏の「蒸れ」に弱い。暑さにも強いでしょうが、それでも屁でもないというわけではなく、体力が落ちます。真夏は半日蔭や風通しの良い場所で管理します。また、
●梅雨の時期に雨ざらしにしないようにします。軒下に移動させてください。
剪定
過湿に弱いので、梅雨前(5月〜6月)に剪定して半分ほど刈り込み、傷んだ葉っぱを取り除きます。風通しをよくすることで夏越ししやすくします。もしくは夏前に剪定します。
特徴・由来・伝承
オーストラリア原産のジンチョウゲ科の植物ピメレアの一品種。最近は苗が出回る。真夏と真冬以外は花が咲く四季咲きなので「フォーシーズンズ(=四季)」なんでしょう。
ほんとに強いか?
ネットでは強い強い、育てやすいとありますが、オーストラリアの植物って、日本の気候にあってない。夏の湿度と暑さで代替ダメになる。例としては
ボロニア。
しかし霜にあたらない場所で管理して秋から冬の
一年草と考えるならガーデニング材としては悪くないです。
パンジービオラは背が低いし、飽きたし、って人には野趣ある容姿は魅力的でしょう。
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