小人の祭

科名 | ベンケイソウ科 |
属名 | アエオニウム属 |
学名 | Aeonium sedifolium |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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小人の祭とは?


小人の祭りは高温多湿の日本の夏が苦手なので夏は休眠しますので、休眠の為に葉を落としたり、少し弱々しい状態になります。秋〜冬にかけて成長期にあたるのですが、日本の亜寒帯に近い寒さには流石に弱くて霜に当たると枯れてしまいます。紅葉期には葉がオレンジに紅葉し、株が縮まります。
また、まばらにシミのような赤い斑点が入ります。群生しやすいのでマット状に盆栽のような株になります。葉っぱがべたべたしており、ゴミがくっついて汚れたようになってしまいます。
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小人の祭の水やり
春と秋には土が乾いたら、底穴から水が流れ出る程度たっぷりと与えましょう。 必ず土がサラサラに乾くまでしっかり待ってから水をあげてください。 水やりのあと、受け皿に水がたまっている場合は必ず捨てましょう。 根腐れの原因となります。梅雨・夏の水やり

夏は休眠期ですので断水を心がけます。葉がしわしわになったら夕方に与えるくらいで十分です。
冬の水やり

小人の祭の肥料
元肥を入れた多肉植物用の土で育て、1000倍位に薄めた緩効性肥料液肥で春と秋に一回ずつ追肥などしましょう。肥料は多すぎてもよくありません。 肥料が多いと徒長したり、根腐れの原因となりますので、控えめがコツ。小人の祭の植え替え
時期・頻度
しっかりと根を張らせるには涼しくなる9月中旬頃から10月中旬頃までに暖かいうちに植え替え、挿し芽を済ませましょう。 本格的に寒い時期や、高温多湿の梅雨や夏は株に負担がかかりますので植え替え、挿し芽はやめましょう。最大幅10cmまで育つので株がおおきくなる時期がきたら、ひとまわり大きな鉢に植え替えしましょう。株が大きく小さい鉢に入っている場合はそのままでは幹が細くなります。
用土
市販の多肉植物用の土か鹿沼土小粒、赤玉土小粒、ピートモス、川砂、くん炭などを均等にいれた配合土がよいでしょう。性質上日本の土は向いてませんので地植えは避けましょう。植え替えの手順

古い鉢から株を取り出し、土を半分以上落とし、きれいなカッターナイフでなるべく根を半分くらいに切りそろえ、1日~2日切り口を乾かした後に植え替えをします。根をカットしてあげると成長しようとするので、より元気な株になります。
新しい鉢は同じ大きさでもいいですし、ひとまわり大きな鉢でもいいです。この鉢の底の水が出る穴を鉢底網で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を3cm〜4cmほど入れ、用土と入れて、株を入れ、隙間に用土を入れて、水をやらずに1週間〜2週間ほど日陰で管理します。その後、通常の水やり・日当たりで管理します。
挿し芽・挿木

小人の祭の管理場所
春、秋、冬は直射日光があたり、風通しの良い場所を好みます。日当たりが悪いと徒長してひょろひょろと茎だけのびます。
夏の管理場所

夏は直射日光を避け半日陰で風通しのよいところで育ててください。
冬の管理場所

冬の間ずっと屋内に取り込んでおくと日光不足の状態になりがちです。そのまま春をむかえ日光浴させると葉焼けの原因となりますので、冬でもできるだけ日中は屋外で日光浴させましょう。
冷暖房の風の直撃を避けましょう

小人の祭の害虫
アブラムシやカイガラムシがつくことがあります。見つけたらすぐ殺虫剤を使ったり、数が少ない場合は手でつまんだり、セロハンテープでひっつけて駆除しましょう。 浸透移行性の殺虫剤を撒いておくと予防できます。由来
Aeonium sedifolium-英語名はセダムの葉のようなアエオニウムという意味の英語名です。スポンサードリンク