1月の管理…今、店で買ったものは温室育ちで寒さに弱い(クリスマスローズ)
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1月のクリスマスローズの管理と手入れ
1月は品種によっては花が咲きますが
クリスマスローズの開花は2月から4月が中心です(10月から1月も開花する品種もあるけどね)。店頭に出ているクリスマスローズが開花しているのは、温室で管理していたからです。そういうクリスマスローズはいきなり寒風の当たる戸外に出すと寒さで枯れないまでも大ダメージを食らうので、店頭で販売しているのを買った場合は、昼間だけ戸外に出して夜は室内に取り込むようにして、夜中の寒風に当てないようにします。
1月は植え替えもないし、病
害虫も発生しないので、作業は
水やりくらいのものです。
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水やり
庭植えの水やり
庭植えの場合は、晴天が何日も続いて乾燥しない限りは自然雨だけで生育します。無理に水をやらない方がいいです。水をやるときは午前中に水をやります。午後に水をやると、水が土の中に残って朝方に凍結することがありますので、出来るだけ午前中に。
鉢植えの水やり
鉢植えの場合は、土の状態を見て水をやります。土が乾燥しているなら水をやるようにします。土が濡れているのに水をやっていると、
根腐れを起こします。クリスマスローズは冬も生育するので、他の植物に比べると水を吸い上げますので、水切れに注意しましょう。晴れた日は基本的に水をやります。午前中に水をやりましょう。
受け皿に水が溜まっていたら水を捨ててください。放置していると根腐れします。
肥料
庭植えの肥料
庭植えの場合は、追肥は不要です。
鉢植えの肥料
鉢植えは
肥料が切れやすいです。肥料が切れると花が止まりますし、生育が止まります。リンが配合されているものを選んであげてください。液体肥料ならば一週間に一回やります。もしくは一ヶ月に一回、緩効性固形肥料をやります。
植え付け・植えかえ
早咲き品種は12月に開花。他の品種は2月3月に開花します。クリスマスローズはラベル通りに開花するとは限らないので、開花したものを購入して植えるようにします。早咲き品種は1月も多少は咲いているんですが、基本的に1月は冬の中で早咲きも普通のも、あんまり咲いていない間(ハザマ)の時期です。
だからあんまり植え付けをしないんですが、庭植え・鉢植えは何の問題もなく出来ます。ただ寒いので気をつけてください。
寒さに強く、この時期に花が咲いている植物は少ないのでよく
寄せ植えに利用されます。
管理場所・日当たり
日が当たるとよく生育し、開花します。出来るだけ日に当てます。
クリスマスローズは真冬の雪の下でも枯れないくらいに強いです。マイナス15度以下でも大丈夫です。よって寒さより戸外でしっかりと日に当てる方が大切です。
フォエティドゥス(フェチダス)・アーグティフォリウス・リウィドゥスなどの有茎種は寒さに弱いので、寒風が当たらない場所で管理するか、寒風が当たるならば、防風のための不識布を被せます。もしくは昼は戸外で日に当てて、夜は室内に取り込みます。
他の品種は寒さに強いのですが、それは秋から今までずっと寒さにシッカリと当てているならば大丈夫なんですが、店頭に出回っている株は温室で開花させているので、寒さに耐性がないことがあります。そういうのは昼間に日に当てて、夜は室内に取り込みます。
●室内といっても暖房の効いた部屋ではなくて、寒いところです。暖かい場所では株が弱ります。
と言っても、
暖地なら取り込む必要はないし、
中間地なら寒波が来ている時だけ室内の日当たりで管理します。寒冷地は室内へ取り込んだ方がいいです。あくまで「温室で育てていたであろう株」の話です。そうでないものは戸外で管理します。
寒さに当てて育てた場合は、寒さに当てても枯れることはないです。寒さに当たって花が下を向きますが、それも気温が上がれば回復するのでそのままで大丈夫です。
作業
マルチングを
傷んだ葉っぱを取り除いて、根元の土に
堆肥や
腐葉土を敷いて「
マルチング」します。マルチングは土の上に腐葉土などを敷いて、土が凍結するのを防いで、クリスマスローズの根を寒さから守ることです。
支柱
有茎種は支柱を立てて支えてあげないと、倒れます。
古葉取り
去年出た葉っぱを取り除いて新しい芽を出させます。健康的な株作りには必要な作業です。以下のリンクを参考にしてください。
病害虫
あまりの寒さに病害虫は発生しないです。
ただし
アブラムシが花に着くことがありますが、滅多にないです。
来月以降の栽培は??
先月の管理は
を参考にしてください。
来月以降は
を参考にしてください。
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