5月のチューリップの栽培…日光に当てて球根を太らせる
目次
5月のチューリップの栽培・作業水やり 庭植えの水やり 鉢植えの水やり肥料植え付け・植えかえ管理場所・日当たり花の子房を取る病気・害虫来月以降の栽培は…関連記事スポンサーリンク
5月のチューリップの栽培・作業
5月になると遅咲きの
チューリップ以外は開花が終わっています。来年、今植えている球根を植える予定がなければ、球根と
用土を廃棄してしまいます。来年、球根を植える予定ならば、花が終わっても、葉っぱを落とさずにしっかりと日光に当てて光合成させる。
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水やり
5月になると遅咲きのチューリップは多少は咲いているんですが、大体の品種は開花が終わり、緑の葉っぱだけが残っている状態。品種によっては5月に入ると葉っぱが傷んでしまって、庭は閑散としていますが、5月〜6月はチューリップは日光を浴びて、光合成して球根を太らせる大事な時期です。よって、まだまだ水を欲します。来年のためにも水切れしないようにしてください。
ただし、当然ながら過湿になると球根は腐ってしまいますので、ずっとジメジメした状態が続くのは避けましょう。4月に比べれば乾かし気味に管理します。これは庭植えでも鉢植えでも同じです。
庭植えの水やり
土が乾いていたら水をやります。庭植えでも継続して水をやってください。ただし4月に比べると乾燥気味に管理します。水をやるときは、泥が跳ねて葉っぱにつかないようにします。葉っぱに着くと
病気になりやすくなります。株元にバークやワラなどを敷いて泥はねを防ぐといいです。
鉢植えの水やり
土が乾いていたら、鉢底から水が出てくるくらいに
水やりします。4月に比べると乾燥気味に管理してください。庭植え同様に泥はねしないように株元に優しく水をやってください。鉢底から水が出るくらいにしっかりと水をやってください。
肥料
まだ開花している場合は、薄い液体
肥料を二週に一回やる。開花していない場合は、肥料はやりません。5月の高温時期に肥料をやると、これから地上部が枯れた後に掘り出してから、球根が腐りやすいので、肥料はやらないようにしてください。
植え付け・植えかえ
植え替え・植え付けはありません。
チューリップは開花後、気温の上昇とともに地上部が黄色く変色して枯れ込んできます。あらかた枯れてしまったようなら、掘り上げてしまいます。球根を来年、植える予定がないのであれば、開花が終わったら、掘り出して廃棄してしまって構いません。古い土も捨て、
プランターや鉢は洗って保管しておきましょう。
掘り上げと管理については以下のページを参考にしてください。
管理場所・日当たり
開花しているのであれば、できるならば雨が当たらない方がいいです。雨に当たると褐色斑点病が出てしまうかもしれません。八重のチューリップの場合は、花に水が溜まって重さで折れてしまうので、水は早めに捨ててください。
また、開花後も葉っぱで光合成して、栄養を球根に送り込み、太らせることで来年の開花がしやすくなります。花が終わってもしっかりと日光に当ててください。できれば一日中日光が当たる場所。もしくは
半日陰の場所で管理します。
花の子房を取る
チューリップの花を放置していると、
種子ができます。子房の中に種子ができますので、この子房は早めに取り除きます。植物は種子を作って子孫を残したいのですが、種子を作ると球根が弱ってしまいますので、普通は子房を取り除いてしまいます。
病気・害虫
アブラムシ
アブラムシはチューリップの汁を吸い、別のチューリップの汁を吸うことで健康な株に
ウィルス病を感染させてしまいます。ウィルス病は自然と感染するものなので、アブラムシはとにかく発生させないようにしたいです。一匹でも発見したら、農薬(MEP剤)を月二回散布して薬殺します。
軟腐病
球根が腐る軟腐病が発生します。株元から甘い妙な匂いがしたら、軟腐病です。他の球根に感染するので、見つけ次第、掘り出して廃棄します。これは植える前に消毒することで予防できます。
褐色斑点病
ボトリチス属菌が原因。葉っぱに斑点ができて、徐々に弱ってしまいます。マンネブダイセンを月に二回散布して予防します。
来月以降の栽培は…
先月の栽培は
を参考にしてください。
来月以降は
を参考に。
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