ニチニチソウ(ビンカ)の冬越しまとめ

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ニチニチソウ(ビンカ)の冬越しまとめ


まとめ
●室内の日当たりで管理する。
●暖房の風には当てないこと。
●10度以下になると枯れるとされるが、水を控えることでもう少し寒さに強くなる。それでも越冬は厳しい。
●15度以上だと開花もある。
●冬は水やりは控える。控えることで寒さに強くなる。
●春になったら…霜が降りなくなったら…一回り大きな鉢に植え替える。その際、古い土は落とさず、根もほぐさない。
●ニチニチソウの冬越しはあまりメリットがない。

ニチニチソウの冬越しのための基礎知識


ニチニチソウは多年草
日本ではニチニチソウ(日々草)は一年草扱いとされます。一年草というのは例えば春に植えて夏に開花して種子をつけて秋には寒さで枯れる植物のこと。で、「一年草扱い」というのは、自生地では一年草ではなく、何年も生育する植物なのですが、夏と冬の寒暖差の大きい日本の気候では夏か冬に枯れてしまうというものです。
ニチニチソウの自生地はマダガスカルは寒い時期でも10度以下にはならない地域で、ニチニチソウはそんな環境ならば、通年で育つのですね。
しかも、何年も育つと茎が「木質化」して、低木になります。ってことは冬越しすると徐々に木になっていくわけです。
●木質化したニチニチソウが少ないですが流通しています。

問題は気温だ!
ニチニチソウは10度以下になる枯れるとされます。冬に暖房をかけますよね。寝る前に暖房を切ると室温が下がって、明け方に一番寒くなりますが、この時大体5度です。観葉植物なら枯れないんですが、ニチニチソウは枯れてしまう。
こぼれダネでも増える?
ニチニチソウって実はこぼれダネでも増えます。秋に採種して春に撒いてもいいし、種子がなるままに放置しておいても春には芽が出ます。ただし、種子は親株の性質を受け継がず、劣化するものなので、新しく苗を植えたほうがいいです。また、そもそも苗がさほど高価でもないので、新しい苗を買って更新するのが結局便利で綺麗です。
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冬越しのコツ

できるだけ暖かい場所で管理する
ニチニチソウは10度以下は苦手。枯れてしまいます。霜に当たれば一発で枯れます。とにかく暖かい日当たりのいいところで管理するようにします。ちなみに、水やりを控えることで耐寒性が高くなります。それでも5度に耐えらえるとは思えない。必ず、ベランダ・戸外ではなく室内で管理してください。
●最近は床暖房で高気密高断熱の家も増えています。こういう家では冬の間も15度以上を維持できます。15度以上になると開花もします。
●温室があれば温室で管理します。
●温度を維持するために、夜中も暖房をかけたり、ヒーターをかける人もいますが、そこまでしてニチニチソウを越冬させる必要があるのか疑問。基本的に「適当に管理して、冬越しできたらめっけもん!」というスタンスで管理するのが精神的にも金銭的にも健康的です。
●暖房の風には当てないようにしてください。暖房の風はとても乾燥していて、直撃すると葉っぱがカラカラになって枯れます。直撃していなければいいです。

切り戻す
地上部の枝を三分の一ほど切り戻してしまいます。切り戻すことで株の負担を減らし、越冬しやすくします。また土に落ちている古い葉っぱは取り除いておきます。

水やりを控える
気温が下がるとニチニチソウは活動をやめ、水を吸い上げる力が落ちます。水をジャバジャバやっていると、根腐れします。土が乾いてから数日経って水をやる程度にします。ただし、完全に水を切ってはいけません。活動していないとはいえ、水を一切やらないとカラカラに干からびて枯れてしまいます。
●気温が15度以上を維持できて日光に当たって開花するのであれば、様子を見て薄い液体肥料をやります。


春には植え替えること
春になったら一回り大きな鉢に植え替えをします(霜が降りなくなる5月以降が良い)。その時、土を一切落とさず、根も解さないでください。ニチニチソウは根が傷つくと生育不良を起こします。用土などの詳細は日々草のページを見てください。
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冬越しさせるメリットについて


冬越しさせて木質化すると、来年は木になって大きく素晴らしく開花する!とは限りません。というのは、まず、冬の管理…温度・水・日光など…によってダメージを受けた状態で春になり、そこで植え替えをすることで、もう一段ダメージがあります。植え替えって植物にとってストレスなんですよね。
だから、春以降の生育は「新しい苗」に負けるかもしれません。これは冬の管理によります。それに植物の株は老化するものです。徐々に株が老化して生育が鈍くなるものです。となると余計に新しい苗に勝てない。

上にも書きましたが、こぼれダネでも増えるし、新しい苗は安いし、越冬させるメリットってあまりないです。それでもガーデナーは越冬にチャレンジします。だって捨てるのが可哀想だから。でも、どこかで見切りをつけるというのも大事です。廃棄という選択肢も頭に入れておいてください。
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