日々草・サンビーナスの育て方
目次
サンビーナスとは?水やり肥料植え付け管理場所・日当たり病気・害虫特徴・由来・伝承関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- 日々草・サンビーナス
- 科名
- キョウチクトウ科
- 属名
- ニチニチソウ属
- 学名
- Catharanthus roseus
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
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サンビーナスとは?
サンビーナスはサントリーが開発した枝垂れるタイプの
キョウチクトウ科カタランサス属の
低木の
日々草(
ニチニチソウ)の
園芸品種。こういった
ブランド苗は通常の苗よりも茂りやすく花が多く、
病気に強くて、何より花色が鮮やかに育ちます。安い100円前後の苗を何個も買うより、満足感はずっと大きく、結局お得。特に
初心者はサンビーナスに限らず「ブランド苗」と呼ばれる高い苗をおすすめします。
別にこびているんじゃないんですよ。大抵の人が同じようなことを言います。
春に植えて、冬までには枯れる
一年草扱いのガーデニング材です。夏の間に
挿木をして冬を室内(13度以上)で越させることも出来なくもないですが、相当に大変。普通は
一年草として扱います。
詳細な育て方は
も参考に
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水やり
流通するのは4月から5月。この時期は地域によってはまだ涼しく、毎日水をやると根ぐされすることもあります。庭植えも鉢植えも、土が乾いていたら水をやる程度にします。サンビーナスは比較的乾燥に強い植物です。
気温が高くなってきて、茂ってくると今度は水切れが起きやすくなります。鉢植えであれば毎日朝夕の2回、しっかりと水をやってください。それでも水切れが起きる場合は、
半日陰に移動させるか、寒冷紗・ヨシズなどで遮光してあげましょう。
肥料
真夏以外の生育期間は固形
肥料を1ヶ月に1回やるか、液体肥料を週に一回やります。肥料が切れると花が止まるので必ず追肥しましょう。
植え付け
時期
霜が降りなくなってから植え付けをします。気温の上昇とともによく生育します。
用土
キョウチクトウ科の他の植物と
連作障害を起こします。そうでなくても古い土には細菌やウィルスや虫が繁殖していて生育障害を起こす原因となります。必ず新しい
培養土(
ホームセンターなどで売られている花と野菜の土など)で植え付けをしてください。
自作する場合は
赤玉土6
腐葉土4に化成肥料を入れたものを混ぜて使用します。
鉢植えの手順
非常によく繁茂して、しだれて咲きます。直径18センチの鉢なら一つの苗、直径30センチの鉢なら苗三つで十分茂って、鉢からあふれて鉢の側面を覆い隠すほどです。このメリットを生かすには庭植えはNG。それなら普通の日々草で十分です。
鉢底の穴を網で塞いで、その上に
水捌けをよくするための
軽石を2cmほど入れ、
用土をいれて、株を入れ、隙間に用土を入れて、最後に水をやれば完成です。
管理場所・日当たり
日々草ですから、直射日光に強いです。なのでしっかりと日に当ててください。少々日当たりが悪くても枯れることはありませんが、やっぱり花つきが悪くなり生育が衰えます。出来るだけ日当たりで管理してください。
真夏にあまりの暑さで生育が鈍くなることがあります。鉢植えであれば戸外の半日陰に移動させます。地面がコンクリの場合は地面と鉢の間に何かをかませて風通しをよくしてやるだけでも違います。
病気・害虫
害虫にやられることはほとんどありません。というのも日々草には毒が含まれていて、虫もなかなか食べないのです。
ですが、サンビーナスがたまに、水をやってもやってもしおれてしまうことがあります。立ち枯れ病というやつです。これは土中の細菌が植物の導管を塞いでしまうことで起きるもので、土をそっくりやり変えないと防ぐことはできません。予防方法は必ず新しい土で植えることです。
特徴・由来・伝承
サントリーフラワーズさんが開発した、しだれて咲く日々草の園芸品種。「シダレ咲きビンカ」のビンカ(Vinca)とは日々草の昔の
学名のこと(つまり現在はビンカではない)。最近では園芸店でも「ビンカ」と記述する店が増えていますが分かりづらいです。
こんもりと咲く通常の日々草に対して、しだれる強みをいかすには鉢植えが適しています。鉢からはみ出て鉢の側面までしだれて溢れるように咲きます。
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