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フキタンポポ(コルツフット)の育て方

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コルツフット
目次
コルツフット(フキタンポポ)とは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ・種蒔き
管理場所・日当たり
病害虫
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学名などの基礎データ
コルツフットの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
コルツフット
科名
キク科
属名
フキタンポポ属
学名
Tussilago farfara
別名
フキタンポポ・カントウ・款冬
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
上級者向け
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コルツフット(フキタンポポ)とは?

コルツフット:コルツフット(フキタンポポ)とは?
コルツフットはキク科フキタンポポ属の耐寒性多年草宿根草の山野草。寒さには強く、暑さに弱いが風通しを良くすれば夏越しは可能。初春にまず開花してタンポポのような綿毛の種子ができた後にフキのような葉っぱが出る。冬になると葉っぱが消える。花が終わると地下茎をのばして増える。

夏越しさせできれば簡単!というが、他の植物に日光を取られて弱ったり、水やりが微妙だったり、まー、どうなんでしょう。初心者向けじゃない。
大きさ・草丈花の時10cm、葉っぱの時30cm
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由来・伝承

葉っぱがフキに似ていて、花がタンポポに似ているのでフキタンポポ。ちなみにフキもタンポポも「キク科」。ただし、属は違う。漢方薬だが同時に毒草でもある。

開花時期が近く、姿も似ている福寿草の代わりに初春をイメージする植物として最近売られている。福寿草は種子から育てると開花まで7年かかるのでコルツフットが主になったらしい。ただし初春の頃の開花時期のコルツフットに葉っぱはない。明治に日本に渡来。
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水やり

コルツフットは乾燥に弱いです。しかし水をやりすぎても腐ってしまいます。

鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやります。過湿に弱いので土が濡れている間は水やりをしないでください。根腐れを起こします。水をやったら、次には土が乾くまで水をやらない…メリハリのある水やりをしましょう。受け皿の水は捨ててください。

夏の水やり

夏は早朝か夕方に水やりをします。昼間に水をやると水が沸騰して根を傷めます。コルツフットは高温多湿が苦手なので、蒸れないように様子を見て水をやります。夏は風通しの良い半日陰に移動させてください。

冬の水やり

冬は生育が鈍くなっているんですが乾燥に弱いので乾燥しきらないように土が乾いていたら水をやるようにします。冬は必ず、朝に水をやります。昼以降に水をやると水が明け方に凍って枯れてしまうかもしれません。

庭植えの水やり

庭植えの場合でも、土の様子を見て水やりをします。

肥料

花が終わってから4月〜5月と秋に、二週に一回液体肥料をやるか、月に一回緩効性固形化成肥料をやります。窒素過多の肥料をやると葉っぱが大きく育って蒸れて夏に枯れやすくなるので、バランスよく配合されている液体肥料がいいです。

植え付け・植えかえ・種蒔き

時期

植え替えは春(3月〜4月)か秋(9月〜11月)。根の張りが早いので鉢植えの場合は毎年植え替えをする。

用土

一般的な花と野菜の培養土で植えるか自作する場合は赤玉土小粒6腐葉土4を混ぜたものを使う。

参考:必ず新しい土で植えましょう(初心者向け)古い土の処分方法(初心者向け)自宅で出来る古い土の再生方法(中級者向け)

鉢植え

鉢植えの場合は、現在より一回り大きな鉢を用意します。鉢底の穴を鉢底網で塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(軽石)を2センチから3センチほど入れて、鉢底石(軽石)の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に鉢底から水が滲み出るくらいに水をやります。植え付けの際に苗の土は崩さないで植えるようにしてください。

植え替えるときに土は落とさないで植え替えた方がコルツフットにストレスがかからず、その後の生育には良い。スポっとはめて隙間に土を入れる感じ。同じ大きさの鉢に植え替える時は、株を古い鉢から取り出して、三分の一ほど土を落としてから植え替えます。

株分けも可能。開花後の春に地下茎が伸びるのでこれを別の鉢に植え替える。
参考:植え替えの基礎

庭植え

庭植えの場合は、深さ20cm〜30cmを掘り出し、掘り出した土に腐葉土を3割か4割混ぜておきます。できれば1週間寝かせて土を馴染ませてから、株を植えて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。

庭植えも同じ場所に植えっぱなしだと4年か5年で消えて無くなる(連作障害?)ので掘り上げて植え替えをする。その際に株分けをする。

増やし方

種子を採取しておいて秋にまくか、植え替えの際に株分けをします。

管理場所・日当たり

日光を好む。日光が不足するといつのまにか消えて無くなる。春・秋・冬は戸外の日当たりで。夏の暑さに弱いので夏は風通しの良い半日陰で管理する。

冬も基本的に戸外で管理するが、室内管理も可能で、室内で管理していると12月から開花する。

病害虫

ほぼなし。
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キク科

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