三尺バーベナ(柳花笠・サンジャクバーベナ・バーベナボナリエンシス)

科名 | クマツヅラ科 |
属名 | クマツヅラ属 |
学名 | Verbena bonariensis |
別名 | 柳花笠・サンジャクバーベナ・バーベナボナリエンシス |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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三尺バーベナの育て方

三尺バーベナはクマツヅラ科の南アメリカに自生する多年草(宿根草)。日本には帰化している(実質、雑草)。ホームセンターで流通している一般的な「バーベナ」とは同属(クマツヅラ属=バーベナ属)ではあるが、見た目も性質も違う。雑草なので、一度植えると夏を越し、冬を越し、こぼれダネで増え、他の植物を駆逐する可能性がある(自分の庭だけでなく、隣家の庭に侵入する可能性があるので注意)。この三尺バーベナを単に宿根バーベナと呼ぶことがあるが、園芸品種の宿根性のバーベナも同じように宿根バーベナと呼ぶことがあって混同しがち。両者は見た目も性質も違うので必ず「サンジャク」かどうかをチェックした方がいい。
冬は地上部が枯れて、小さな冬芽になるので、枯れた部分を刈り取っておく。ただし土が凍る地域では冬に寒さで枯れる。
大きさ・草丈1m前後
まとめ
●三尺バーベナはクマツヅラ科の宿根草。寒冷地では冬に枯れる一年草扱い。
●繁殖力が強いので植える前に考える。
●夏の暑さに強く、冬の寒さにも強い。ただし土が凍ると枯れる。
●水やりは普通。庭植えならば自然に降る雨だけでほぼ大丈夫。鉢植えの場合は土が乾いていたら水をやるようにする。
●肥料はほぼ不要。
●日当たりで育てる。
●秋に地上部を刈り込む。
●バーベナと同様に水挿しするとすぐに発根する。
●三尺バーベナはクマツヅラ科の宿根草。寒冷地では冬に枯れる一年草扱い。
●繁殖力が強いので植える前に考える。
●夏の暑さに強く、冬の寒さにも強い。ただし土が凍ると枯れる。
●水やりは普通。庭植えならば自然に降る雨だけでほぼ大丈夫。鉢植えの場合は土が乾いていたら水をやるようにする。
●肥料はほぼ不要。
●日当たりで育てる。
●秋に地上部を刈り込む。
●バーベナと同様に水挿しするとすぐに発根する。
その他のバーベナについては
バーベナの仲間・品種
を参考に。バーベナ栽培
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水やり
庭植えの場合は一旦根付いてしまえば自然に降る雨だけでほぼ十分。日照りの時に水をやる程度です。鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやります。水をやったら、次には土が乾くまで水をやらない…メリハリのある水やりをしましょう。受け皿の水は捨ててください。
冬の水やり
冬は生育が鈍くなっているので土が乾いてから数日経って水をやります。朝に水をやります。昼以降に水をやると水が明け方に凍って枯れてしまうかもしれません。
肥料
三尺バーベナは肥料をさほど必要としていないので、なくても枯れはしません。やせ地でも育つので、基本的には肥料はやらない。元気がないようなら2月ごろに寒肥として化成肥料、あとは秋にお礼肥として化成肥料をやる。植え付け・植えかえ
植え替え時期
植え付けは春。種まきも春。ホームセンターや花やにはない(ほとんど見たことがない)。苗をネットで売っているので、ネットショップで買った方が早い。もしくは近所の人に譲ってもらうといい。一年で根詰まりする。用土
土質は水はけがよければ問題ない。一般的な花と野菜の培養土で植えるか自作する場合は赤玉土小粒6腐葉土4を混ぜたものに化成肥料を入れて使う。植え付け・植え替え
鉢植えの場合は、鉢底の穴をアミで塞いで土が出ないようにしてから軽石を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。庭植えの場合は、深さ20cmの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜて、半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
●庭植えも鉢植えも植え付け時に緩効性肥料を混ぜる。一般的な培養土には最初から肥料が入っているので不要。
●庭土の水はけが悪いならば、軽石や川砂を入れて水はけをよくする。
●庭土の水はけが悪いならば、軽石や川砂を入れて水はけをよくする。
管理場所・日当たり
関東南部以西で問題なく越冬。日当たり
日当たりで育てる。
日光不足だと開花が鈍くなるので日当たり。半日陰でも育つが、開花が少なくなるのでできるだけ日当たりで。
冬の管理
寒くなると地上部が枯れて、株元に小さな「冬芽」が出て、それで冬を越す。ただし、土が凍ってしまうと枯れてしまうので、土が凍るほどの寒冷地で庭植えした場合は一年草を割り切ってしまう。鉢植えの場合は土が凍らないような室内に取り込んでしまう。
剪定
冬になると地上部が枯れるので、これを秋に刈り取る。残すと邪魔になって汚い。スポンサードリンク