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バーベナ・ハスタータ(ブルーバーベイン)の育て方

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バーベナ・ハスタータ
目次
バーベナ・ハスタータの特徴は?
ハスタータの品種
管理場所
水やり
肥料
植え替え・植え付け
種まき
剪定・切り戻し
病害虫
最後に
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学名などの基礎データ
バーベナ・ハスタータの開花時期…種まき時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…剪定時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
バーベナ・ハスタータ
科名
クマツヅラ科
属名
バーベラ属
学名
Verbena hastata
別名
ブルーバーベイン・スワンプバーベナ
耐寒
マイナス15度〜マイナス25度
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
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バーベナ・ハスタータの特徴は?

バーベナ・ハスタータはクマツヅラ科バーベナの仲間。北アメリカ原産の宿根草。ハスタータとはラテン語で「鉾(ホコ)」という意味(花の形状から)。花は直立してロケット状で下から順に開花する。バーベナとは花の咲き方が違い、横姿が綺麗。他の植物と調和して邪魔しない花姿です。

バーベナが這性が多いのに対してハスタータは立性で庭の後ろの背景か、そこに近いところに植えることになります。耐寒温度はマイナス15度〜マイナス25度と非常に寒さに強く、越冬は問題ない。こぼれダネでも増えて困るほど。こぼれダネ管理ができなければほぼ雑草

鉢植えでも庭植えでも育つが、乾燥に強く、暑さ寒さに強いハスタータは手間がかからないので庭植えが便利。
草丈1m〜1.5m
横幅30cm〜50cm
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バーベナの仲間・品種
バーベナの仲間・品種
栽培のコツ
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ハスタータの品種

ブルースパイヤー

バーベナ・ハスタータ:ブルースパイヤー
ハスタータの紫色品種。スパイヤーとは尖塔の意味。花の形状を指しています。

ホワイトスパイヤー

バーベナ・ハスタータ:ホワイトスパイヤー
ハスタータの白花品種。
他にピンクスパイヤーというピンク花種もあります。

管理場所

日向が適しているが、半日陰(1日に3時間〜5時間の日照時間)でも育ち、開花します。一年中戸外の日当たりで管理します。耐寒温度マイナス15度〜25度で、寒さにも強く、防寒も不要です。

水やり

乾燥に強く、庭植えなら一旦根付いて仕舞えば、自然に降る雨で十分です。夏にあまりに乾燥するなら水やりをする程度です。冬も自然に降る雨だけで十分です。

鉢植えの場合は、土が乾いたら水をやります。土が乾いていないうちに水をやっていると根腐れします。受け皿の水は捨てましょう。

肥料

ハスタータは肥料がなくてもよく育ちます。生育が悪いなら、春(5月前後)か、秋(9月前後)に肥料をやる。肥料は緩効性化成肥料を春か秋に一回やるか、春・秋の期間内に二週に一回液体肥料をやる。
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植え替え・植え付け

時期

春(3月〜5月)か秋(9月〜10月)に植え付け・植え替えをする。植え替えの際に株分けも可能。根をナイフなどで適当に分けて別々に植え替えてください。

用土

一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。自作する場合は赤玉土7腐葉土3を混ぜたものを使います。

庭植えの場合は庭土に腐葉土か堆肥を追加して、用土とします。庭土の水はけが悪いなら、川砂・軽石小粒・パーライトなどを入れて水はけをよくして植えましょう。

鉢植えの手順は?

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。

植え替えの場合は、古い土を三分の一ほど落として、黒く変色した根を取り除いて、同じ大きさの鉢に植え替えることもできます。また、株分けもできます。

庭植え(地植え)の手順は?

深さ20cm〜30cmの穴を掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割入れて、よく混ぜて用土とします。 穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。

何年かして密生したら掘り上げて株分して植え直すといいですが、その頃にはこぼれダネで新しい株ができているので、普通はしませんね。

種まき

発芽温度は15度なので、春(4月〜5月)か秋(9月〜10月)に種まきをします。一般的な培養土か、種まき用土にハスタータの種子をまき、土を1cmほど被せて土全体を軽く押さえます。押さえることで種子と土が密着して発芽しやすくなります。ハスタータの種子は光が当たると発芽しないので、土で種子が見えなくなるくらいに被せてください。

あとは乾燥しないように水をやっていると2週間ほどで発根します。

発芽したら間引いて、葉っぱが4枚以上になったら植え付けます。

剪定・切り戻し

梅雨前に

ハスタータは夏の暑さで枯れることはないですが、夏の暑さ・多湿で弱りますので、梅雨前・夏前に株全体を半分に刈り込んで、枯れた葉を取り除き、枝を間引いておくといいです。

花後の切り戻しを

花が終わったら、全体を半分ほどに刈り込むと脇芽が出て、秋にまた開花する。花を放置していると種子ができて、こぼれダネでも増え、群生する。こぼれダネは嬉しいような気がするんですが、砂礫・道端でも生育するので困る。種子ができるまえに花は刈ってしまった方がいいです。
挿木・株分けでも増えます。

病害虫

ウドンコ病
ハスタータは病害虫はほとんど発生しないが、発生するのはウドンコ病くらい。発生したら発症箇所を取り除き、被害が広がるようならば薬剤を散布する。
薬剤などは以下のリンクを参考に。
ウドンコ病
ウドンコ病
病害虫生態・防除・対応の薬剤のまとめ

ハダニ
バーベナ・ハスタータの株が不健康だと発生しやすい。また乾燥すると発生しやすい。葉っぱの裏から汁を吸うため、葉っぱの色が抜ける。ダニの仲間で糸を吐くため、大量発生すると糸が目視できるようになるころにはかなりヤバイ。薬剤を散布して駆除する。
ハダニの性質や散布する薬剤などは
ハダニ
ハダニ
病害虫生態・防除・対応の薬剤のまとめ
を参考に。

最後に

バーベナの一種ではありますが、咲き方も違いますし、こぼれダネでよく増える雑草に近いです。庭植えにして手間のかからないガーデニング材と考えるべきでしょう。鉢植えで管理するのであれば、他のバーベナでもいいと思いますよ。
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クマツヅラ科クマツヅラ属Verbena
バーベナの仲間・品種
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栽培のコツ
を参考にどうぞ。
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