バーベナ・ハスタータ(ブルーバーベイン・スワンプバーベナ)

科名 | クマツヅラ科 |
属名 | バーベラ属 |
学名 | Verbena hastata |
別名 | ブルーバーベイン・スワンプバーベナ |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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バーベナ・ハスタータの育て方
バーベナ・ハスタータはクマツヅラ科のバーベナの仲間。北アメリカ原産の宿根草。ハスタータとはラテン語で「鉾(ホコ)」という意味(花の形状から)。花は直立してロケット状で下から順に開花する。バーベナとは花の咲き方が違い、横姿が綺麗。他の植物と調和して邪魔しない花姿です。バーベナが這性が多いのに対してハスタータは立性で庭の後ろの背景か、そこに近いところに植えることになります。耐寒温度はマイナス15度〜マイナス25度と非常に寒さに強く、越冬は問題ない。こぼれダネでも増えて困るほど。こぼれダネ管理ができなければほぼ雑草。
鉢植えでも庭植えでも育つが、乾燥に強く、暑さ寒さに強いハスタータは手間がかからないので庭植えが便利。
草丈1m〜1.5m横幅30cm〜50cm
まとめ
●日当たりを好む。
●夏の暑さに強く、冬の寒さに強い。
●肥料はなくてもいいが、生育が悪いなら春と秋にやる。
●こぼれダネで増えるし、挿木・株分けでも増える。
●頑健で雑草に近い。
●乾燥に強い。
●開花がひと段落したら全体を刈り込む。
●日当たりを好む。
●夏の暑さに強く、冬の寒さに強い。
●肥料はなくてもいいが、生育が悪いなら春と秋にやる。
●こぼれダネで増えるし、挿木・株分けでも増える。
●頑健で雑草に近い。
●乾燥に強い。
●開花がひと段落したら全体を刈り込む。
バーベナの仲間・品種
バーベナ栽培
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ハスタータの品種
ブルースパイヤー

ホワイトスパイヤー

他にピンクスパイヤーというピンク花種もあります。
管理場所
日向が適しているが、半日陰(1日に3時間〜5時間の日照時間)でも育ち、開花します。一年中戸外の日当たりで管理します。水やり
乾燥に強く、庭植えなら一旦根付いて仕舞えば、自然に降る雨で十分です。鉢植えの場合は、土が乾いたら水をやります。土が乾いていないうちに水をやっていると根腐れします。受け皿の水は捨てましょう。バーベナ・ハスタータの肥料
ハスタータは肥料がなくてもよく育ちます。生育が悪いなら、春(5月前後)か、秋(9月前後)に肥料をやる。肥料は緩効性化成肥料を春か秋に一回やるか、春・秋の期間内に二週に一回液体肥料をやる。バーベナ・ハスタータの植え替え・植え付け
時期
春(3月〜5月)か秋(9月〜10月)に植え付け・植え替えをする。植え替えの際に株分けも可能。根をナイフなどで適当に分けて別々に植え替えてください。用土
一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。自作する場合は赤玉土7腐葉土3を混ぜたものを使います。植え付け・植え替え手順
鉢植えの底の穴を網で塞いで、その上に軽石を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。植え替えの場合は、古い土を三分の一ほど落として、黒く変色した根を取り除いて、同じ大きさの鉢に植え替えることもできます。また、株分けもできます。種まき
発芽温度は15度なので、春(4月〜5月)か秋(9月〜10月)に種まきをします。一般的な培養土か、種まき用土にハスタータの種子をまき、土を1cmほど被せて土全体を軽く押さえます。押さえることで種子と土が密着して発芽しやすくなります。あとは乾燥しないように水をやっていると2週間ほどで発根します。発芽したら間引いて、葉っぱが4枚以上になったら植え付けます。
剪定・切り戻し
梅雨前にハスタータは夏の暑さで枯れることはないですが、夏の暑さ・多湿で弱りますので、梅雨前・夏前に株全体を半分に刈り込んで、枯れた葉を取り除き、枝を間引いておくといいです。
花後の切り戻しを
花が終わったら、全体を半分ほどに刈り込むと脇芽が出て、秋にまた開花する。花を放置していると種子ができて、こぼれダネでも増え、群生する。こぼれダネは嬉しいような気がするんですが、砂礫・道端でも生育するので困る。種子ができるまえに花は刈ってしまった方がいいです。
挿木・株分けでも増えます。
病害虫
ウドンコ病ハスタータは病害虫はほとんど発生しないが、発生するのはウドンコ病くらい。発生したら発症箇所を取り除き、被害が広がるようならば薬剤を散布する。
薬剤などは以下のリンクを参考に。
ウドンコ病
病害虫生態・防除・対応の薬剤のまとめ
ハダニ
バーベナ・ハスタータの株が不健康だと発生しやすい。また乾燥すると発生しやすい。葉っぱの裏から汁を吸うため、葉っぱの色が抜ける。ダニの仲間で糸を吐くため、大量発生すると糸が目視できるようになるころにはかなりヤバイ。薬剤を散布して駆除する。
ハダニの性質や散布する薬剤などは
ハダニ
を参考に。病害虫生態・防除・対応の薬剤のまとめ
最後に
バーベナの一種ではありますが、咲き方も違いますし、こぼれダネでよく増える雑草に近いです。庭植えにして手間のかからないガーデニング材と考えるべきでしょう。鉢植えで管理するのであれば、他のバーベナでもいいと思いますよ。バーベナ
クマツヅラ科クマツヅラ属Verbena
バーベナの仲間・品種
を参考にどうぞ。バーベナ栽培
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