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カワミドリの育て方
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最終更新
2022-12-05
画像投稿
カワミドリの基礎データ
科名
シソ科
属名
カワミドリ属
学名
Agastache rugosa
別名
霍香、排香草、コリアンミント
耐寒
マイナス5度
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
初心者向け
カワミドリの特徴は?
カワミドリは日本(北海道〜本州〜四国〜九州)に自生する
シソ科
カワミドリ属(
アガスターシェ
属)の
多年草
(
宿根草
)。春に芽吹いて開花して冬に寒さで地上部が枯れますが、根まで枯れなければまた春に芽吹きます。全体にハッカの香りがある
ハーブ
・薬草で、紫の穂状の花を咲かせます。
アニスヒソップ
の近縁です。
日本に自生する和物植物で栽培は容易。地下茎で広がり、広がりすぎるので
初心者
は鉢植えで栽培しましょう。
草丈
40cm〜1m
花言葉
最後の救い
水やり
庭植えの場合、通常は自然な雨水だけで十分です。ただし、夏などの乾燥時期には、土壌があまりに乾燥している場合には
水やり
が必要になります。冬も、基本的には自然な雨水だけで大丈夫です。
一方、鉢植えの場合は、鉢の土が乾いたら、鉢底から水が十分に排水されるまで水を与え、受け皿にたまった水は捨てます。その後、土が乾くまで次の水やりを控えます。やや乾燥気味に管理することが重要です。
肥料
肥料
がなくても枯れることはないですが、肥料があった方がよく生育します。生育が悪いと思ったら、薄い液体肥料を2週に一回くらいの頻度でやるといいです。
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植え付け・植え替え
時期
春に種まきをするか、苗を植えます。鉢植えならば、毎年、春か秋に植え替えをします。
用土
一般的な花と野菜の
培養土
で植え付けます。自作する場合は
赤玉土
6
腐葉土
4に化成肥料を混ぜたものを使います。庭植えの場合は庭土に腐葉土か
堆肥
を追加して、
用土
とします。庭土の
水はけ
が悪いなら、川砂・
軽石
小粒・
パーライト
などを入れて水はけをよくして植えましょう。
種まき
発芽温度は20度〜25度。ビニールポットに栽培用土か種まき用土を入れ、種をまき、土を軽くかぶせます。土を掌で軽く圧をかけて、土と種を密着させると発芽しやすくなります。乾燥しないように水をやり、明るい日陰で管理していると発芽します。発芽して本葉が3枚〜4枚になったら、庭や鉢に植え付けてください。
鉢植え
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に鉢底から水が出るまで水をやってください。
植え替えをするときは古い土を3分の1ほど落として、同じ大きさの鉢かひと回り大きな鉢に植え替えます。株分けも可能で、適当にサックリと分けて、それぞれを植え直しましょう。
庭植え
深さ20cm〜30cmの穴を掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜて、化成肥料を少量入れて、よく混ぜて用土とします。 穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。複数株を植える場合は株同士は50cm空けて植えてください。
地下茎で広がります。他の植物を駆逐することがあるので、根の仕切りを入れて、広がりすぎないようにしておいた方がいいです。
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挿木で増やす
挿木
で増やすこともできます。5月〜10月の生育時期に枝を8cm〜10cmに切り、下葉を取って
水揚げ
します。水揚げはコップなどに水を入れて、切り口を30分〜1時間ほど水につけて葉っぱの先まで水を行き渡らせる作業です。
あとは赤玉土小粒を入れた挿し床を用意して、ここに挿木を刺して、乾燥しないように水やりをして、明るい日陰で管理していると発根します。
管理場所
日光を好むのですが、夏の乾燥と暑さに弱いので、年間を通して
半日陰
になるところに植えるといいです。鉢植えであれば、春と秋は戸外の日当たりで管理し、夏は風通しの良い半日陰で管理します。
越冬
冬は地上部がなくなっていますので、日光にあてなくてもいいです。土が凍結すると根を傷めるので、鉢植えであれば凍結しない場所に移動させます。庭植えで土が凍結したり霜柱が立つ地域ならば、地上部を刈り込んで、腐葉土やワラを厚さ10cmほどかぶせて
マルチング
をして凍結を防ぎます。
摘芯・剪定
春から秋に適宜、
摘芯
してやると葉っぱがよく増える。摘芯とは成長点…ツルの先を切ることで、その下の葉っぱの根本から脇芽を出させるテクニックです。脇芽が出てきたら、それも摘芯して、さらに枝分かれさせて、葉っぱを増やし、株を大きくしていきます。
カワミドリは薬効が強いので、専門家でもない限りは口にしない方がいいです。
病気・害虫
ウドンコ病
、
ハダニ
、
バッタ
が発生することがあります。
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