カワミドリの育て方

TOP > シソ科 > アガスターシェ > 管理
カワミドリ
目次
カワミドリの特徴は?
水やり
肥料
植え付け・植え替え
挿木で増やす
管理場所
摘芯・剪定
病気・害虫
関連記事
学名や栽培スケジュール
x最終更新
植物名
カワミドリ
科名
シソ科
属名
カワミドリ属
学名
Agastache rugosa
別名
霍香、排香草、コリアンミント
耐寒
マイナス5度
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
初心者向け
カワミドリの開花時期…種まき時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…剪定時期…月別スケジュールです。
スポンサーリンク

カワミドリの特徴は?

カワミドリ:カワミドリの特徴は?
カワミドリは日本(北海道〜本州〜四国〜九州)に自生するシソ科カワミドリ属(アガスターシェ属)の多年草宿根草)。春に芽吹いて開花して冬に寒さで地上部が枯れますが、根まで枯れなければまた春に芽吹きます。全体にハッカの香りがあるハーブ・薬草で、紫の穂状の花を咲かせます。アニスヒソップの近縁です。

日本に自生する和物植物で栽培は容易。地下茎で広がり、広がりすぎるので初心者は鉢植えで栽培しましょう。
草丈40cm〜1m
花言葉最後の救い
カワミドリ苗の商品画像
カワミドリ苗の購入はこちら
Amazon
楽天市場
スポンサーリンク

水やり

庭植えの場合、通常は自然な雨水だけで十分です。ただし、夏などの乾燥時期には、土壌があまりに乾燥している場合には水やりが必要になります。冬も、基本的には自然な雨水だけで大丈夫です。

一方、鉢植えの場合は、鉢の土が乾いたら、鉢底から水が十分に排水されるまで水を与え、受け皿にたまった水は捨てます。その後、土が乾くまで次の水やりを控えます。やや乾燥気味に管理することが重要です。

肥料

肥料がなくても枯れることはないですが、肥料があった方がよく生育します。生育が悪いと思ったら、薄い液体肥料を2週に一回くらいの頻度でやるといいです。
液体肥料の商品画像
液体肥料の購入はこちら
Amazon
楽天市場

植え付け・植え替え

時期

春に種まきをするか、苗を植えます。鉢植えならば、毎年、春か秋に植え替えをします。

用土

一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。自作する場合は赤玉土6腐葉土4に化成肥料を混ぜたものを使います。庭植えの場合は庭土に腐葉土か堆肥を追加して、用土とします。庭土の水はけが悪いなら、川砂・軽石小粒・パーライトなどを入れて水はけをよくして植えましょう。

種まき

発芽温度は20度〜25度。ビニールポットに栽培用土か種まき用土を入れ、種をまき、土を軽くかぶせます。土を掌で軽く圧をかけて、土と種を密着させると発芽しやすくなります。乾燥しないように水をやり、明るい日陰で管理していると発芽します。発芽して本葉が3枚〜4枚になったら、庭や鉢に植え付けてください。

鉢植え

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に鉢底から水が出るまで水をやってください。

植え替えをするときは古い土を3分の1ほど落として、同じ大きさの鉢かひと回り大きな鉢に植え替えます。株分けも可能で、適当にサックリと分けて、それぞれを植え直しましょう。

庭植え

深さ20cm〜30cmの穴を掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜて、化成肥料を少量入れて、よく混ぜて用土とします。 穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。複数株を植える場合は株同士は50cm空けて植えてください。

地下茎で広がります。他の植物を駆逐することがあるので、根の仕切りを入れて、広がりすぎないようにしておいた方がいいです。
根の仕切りの商品画像
根の仕切りの購入はこちら
Amazon
楽天市場

挿木で増やす

挿木で増やすこともできます。5月〜10月の生育時期に枝を8cm〜10cmに切り、下葉を取って水揚げします。水揚げはコップなどに水を入れて、切り口を30分〜1時間ほど水につけて葉っぱの先まで水を行き渡らせる作業です。

あとは赤玉土小粒を入れた挿し床を用意して、ここに挿木を刺して、乾燥しないように水やりをして、明るい日陰で管理していると発根します。

管理場所

日光を好むのですが、夏の乾燥と暑さに弱いので、年間を通して半日陰になるところに植えるといいです。鉢植えであれば、春と秋は戸外の日当たりで管理し、夏は風通しの良い半日陰で管理します。

越冬

冬は地上部がなくなっていますので、日光にあてなくてもいいです。土が凍結すると根を傷めるので、鉢植えであれば凍結しない場所に移動させます。庭植えで土が凍結したり霜柱が立つ地域ならば、地上部を刈り込んで、腐葉土やワラを厚さ10cmほどかぶせてマルチングをして凍結を防ぎます。

摘芯・剪定

春から秋に適宜、摘芯してやると葉っぱがよく増える。摘芯とは成長点…ツルの先を切ることで、その下の葉っぱの根本から脇芽を出させるテクニックです。脇芽が出てきたら、それも摘芯して、さらに枝分かれさせて、葉っぱを増やし、株を大きくしていきます。

カワミドリは薬効が強いので、専門家でもない限りは口にしない方がいいです。

病気・害虫

ウドンコ病ハダニバッタが発生することがあります。
スポンサーリンク
アガスターシェ
アガスターシェ
シソ科
アガスターシェ・ボレロ
アガスターシェ・ボレロ
シソ科