アーモンドネックレスの育て方…増やし方は剪定後の挿し木で
目次
アーモンドネックレスの特徴は?剪定・切り戻し・挿し木水やり肥料管理場所植え替え・植え付け病害虫最後に…関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- アーモンドネックレス
- 科名
- キク科
- 属名
- セネシオ属
- 学名
- senecio herreanus
- 別名
- 京童子・大弦月城・エンジェルティアーズ
- 耐寒
- マイナス1度〜マイナス2度
- 水やり
- 乾かし気味に
- 場所
- 日の当たる室内
- 難易度
- 中級者向け
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アーモンドネックレスの特徴は?
アーモンドネックレスはアフリカに自生する
キク科セネシオ属の
多肉植物。
グリーンネックレスの仲間ですが、同じネックレス系の中で茎・葉が大きく頑健です。よく見ると葉に模様が入っています。京童子(きょうどうじ・きょうわらわ)、エンジェルティアーズ、大弦月城(ダイマユツキジョウ)といったいろんな名前で流通しています。斑入りのエンジェルティアーズ錦、大弦月城錦も頑健で人気です。
草丈50cm
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剪定・切り戻し・挿し木
生育時期である春か秋に邪魔なら切ってください。
切ったものの切り口を栽培
用土か
赤玉土小粒単用に差していると発根して株を増やすこともできます。少し水をやって、明るい日陰で管理すればいいです。保険として作っておきましょう。
水やり
乾燥に強く、過湿が苦手なので、土がしっかりと乾いてから水をやります。葉っぱにシワが寄ってから水をやっても問題ないので、
初心者はシワを見てから
水やりするといいです。
夏の水やり
夏も高温で活動が止まっているので、水やりを控え、断水するといいです。あまりに乾燥しているとシワシワになって「やばいなー」と覆ったら、土を濡らす程度に水やりするといいです。
冬の水やり
冬は寒さに水やりを控えないと
根腐れしますので、土がカラカラに乾いてから、土の表面を濡らす程度の水やりに抑えます。土の表面が乾いていても、土中に水が残っていることがあるので、
土壌水分計で計測してから水やりをするといいです。
肥料
気温が20度前後になる3月〜5月と9月〜10月あたりに化成
肥料を1ヶ月に少量一回やるか、2週間に一回液体肥料をやります。冬は寒さで、夏は暑さで生育が止まっていて、この時期に肥料をやると根が痛み、根腐れしたり枯れることもあるので、施肥しないでください。
管理場所
春と秋はできるだけ戸外の日当たりか、室内でも日当たりで管理します。
夏越し
夏は高温で活動が止まっていて弱っているので、蒸れを避けるためにも風通しの良い
半日陰や、寒冷紗で遮光して管理すればいいです。
越冬
冬は必ず室内の日当たりで管理します。耐寒温度はマイナス1度〜マイナス2度で
暖地であれば戸外で越冬できます。
中間地も霜に当たらない場所なら戸外でも越冬できますが、できれば室内の日当たりで管理したほうが無難です。寒冷地では必ず室内の日当たりに取り込みましょう。
植え替え・植え付け
時期・頻度
生育時期である気温が20度前後になる春(3月〜5月)か秋(10月前後)に植え替えをします。2年か3年に一回植え替えをしましょう。
用土
多肉植物の土で植え付けましょう。
鉢植え
現在植えている鉢より少し大きな鉢か、同じ大きさの鉢に植え替えます。植え替える10日前から水やりをストップしておき、植え替える日に古い土から株を取り出し、3分の1ほど落とします。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、水をやらずに1週間は日陰で養生します。いきなり日光に当てると調子を崩すので、養生しましょう。1週間後に水やりを再開し、通常どおり日当たりで管理します。
植え替えの際には株分けして増やします。
挿木でも増えます。
病害虫
アブラムシ、
ワタムシ、
カイガラムシが発生します。前もって
オルトランを散布しておくと予防できます。
水はけが悪いと雑菌が繁殖して、葉っぱに斑点が出てくることがあります。水やりを控え、できれば水はけの良い土に植え替えましょう。
最後に…
アーモンドネックレスと同じ「ネックレス系」の多肉植物はたくさんあります。
オーソドックスな
グリーンネックレス、桃のようにモコっとした葉の形の
ピーチネックレス、寒さに当たって赤く
紅葉する
ルビーネックレス、球が細長く、三日月型の
三日月ネックレス、まるでイルカの形になる
ドルフィンネックレスなどがありますので、参考にしてみてください。
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