三日月ネックレス(ゲンゲツ)

科名 | キク科 |
属名 | セネキオ属 |
学名 | Senecio radicans |
別名 | ゲンゲツ |
水やり | 乾かし気味に |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 上級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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三日月ネックレスとは?

水やりの微妙さ、梅雨と夏の過湿と、冬の寒さ…と栽培難易度は高め。初心者は手をつけない方がいいでしょう。
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水やり
三日月ネックレスは多肉植物で乾燥に強いです。その反面非常に蒸れと過湿に弱い。水をやりすぎると枯れます。土がカラカラに乾いてから水をやります。葉っぱにシワが寄ってから水をやっても問題なく回復しますから、そのくらい水は控えるものと思ってください。春〜秋に水をやるときは鉢底から水が染み出すくらいにしっかりとやってください。
冬の水やり

冬の水やりは土の表面を少し濡らす程度にしておきます。
肥料
生育時期の春と秋に二か月に一回程度、化成肥料を少量やるか、2週間か3週間に一回、液体肥料をやります。三日月ネックレスは肥料が切れると葉っぱが黄色く変色し、葉っぱが少なくなりますので、必ず肥料は追肥しましょう。植え付け・植えかえ
時期・頻度
5月〜10月の生育時期に植え替えをします。梅雨時期は回復する前に根腐れすることがあるので、植え替えは避けましょう。根詰まりすると根元の方から葉っぱが落ちてきますので、二年に一回程度は植え替えをします。用土

鉢植えの植え替え
植え替えのときはまずは、長いツルが邪魔なので、紐でしばっておきます。その上で、古い鉢から株を取り出し、土を落とさないでひとまわり大きな鉢に植え替えます。
三日月ネックレスは垂れ下がるので、ハンギングにするか、深い鉢に植え付けます。深い鉢に植えると土の量が増えて冬に水が残りやすくなって根腐れしやすいので、鉢底石(軽石)の量を増やしましょう。鉢の高さにもよるが、鉢の底から3分の1〜半分まで鉢底石を入れるようにします。
挿し芽で増やす

5月〜10月の多湿になる梅雨と真夏は避けて、挿木用土や上記の用土をビニールポットに入れ、伸びたツルを5cmほど切って、挿していると発根します。水はやらず、明るい日陰で管理していると、1か月前後で発根します。発根したら、徐々に大きな鉢に植え替えましょう。
管理場所・日当たり

梅雨

雨の当たらない戸外のよほど風通しのよいところにおいていても、梅雨のジメジメした環境では、水やりをしたわけでもないのに腐って枯れることがあります。育てるのは難しいです。
越冬
耐寒温度は0度と観葉植物としては寒さに強い方ですが、霜に当たると枯れてしまいます。暖地では戸外で越冬できるでしょう。それ以外の地域では冬は室内に取り入れます。昼は出窓が良いですが、強い寒波が来た夜(マイナス5度以下とか)の出窓は氷点下になります。寒い夜は室内の窓から離れた部屋の中央や、暖かい場所においてください。そして昼はまた窓の近くで日光に当てましょう。
病気・害虫
害虫よりもとにかく、多湿・水のやりすぎによる「根腐れ・腐敗」がおきるので、とにかく水を控えて風通しの良いところで管理します。特徴・由来・伝承
キク科セネキオ属の多肉植物。乾燥に強く、蒸れと過湿に非常に弱い。すぐに枯れます。梅雨時期は特に注意。フラワーアレンジの材料として人気があります。
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