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ピーチネックレスの育て方…寒さに当たると紅葉してピンクに!

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ピーチネックレス
目次
ピーチネックレスとは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
病気・害虫
最後に…
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学名などの基礎データ
ピーチネックレスの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
ピーチネックレス
科名
キク科
属名
セネキオ属
学名
Senecio rowleyanus
水やり
乾かし気味に
場所
外の半日蔭
難易度
上級者向け
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ピーチネックレスとは?

ピーチネックレスはアフリカ原産のキク科セネキオ属の多肉植物グリーンネックレスの中から選抜されたものと言われています。グリーンネックレスがまん丸なら、ピーチネックレスは桃の形の葉っぱが鈴なりになります。寒さに当たると紅葉してピンクになります。ただし、霜にあたると枯れるので注意しましょう。

涼しい時期に素朴な花を咲かせます。普段は垂れ下がるのですが、花茎は少し立ち上がるので、ちょっと違う茎が出てきたら花です。開花するためにとくやるべきことはないので、そのまま管理を継続しましょう。

水を溜め込むことが出来て、乾燥に強いのですが、反面、多湿に弱いです。コロコロした葉っぱがかわいいイメージで多肉植物だと思っていない人が多いので、水をやりすぎて枯れることが多いです。
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水やり

ピーチネックレスは乾燥に強く、水をやりすぎると腐ってしまいます。ですが春や秋は水をやるとグイグイと生育するので、この時期はしっかりと水をやってください。そのままの勢いで梅雨や秋の長雨の時期に水をやってしまうので、枯れてしまいます。葉っぱにシワがよってから水をやっても回復しますので、とにかく乾燥気味に管理します。

夏の水やり

夏はあまりの暑さから元気がなく、水の吸い上げが弱いので、水をやりすぎると根腐れすることが多い。葉っぱがちょっと萎れてから水やりをするくらいに水やりを控えるか、ほぼ断水します。

冬の水やり

冬は水を控えます。土が乾いてから数日経って水をやるようにします。水やりは土の表面を濡らす程度にしておきます。鉢底から水が出るくらいにやると、根腐れします。

肥料

生育期間で真夏を除いた時期…つまり春と秋に液体肥料を二週間に一回程度やります。肥料がないからといって枯れることはありません。フラワーアレンジメントでよく切って利用するというわけではないなら、やらなくてもいいでしょう。
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植え付け・植えかえ

時期・頻度

5月か秋に涼しくなってから植え替えをします。理想は5月。5月にできなかったら秋にします。根詰まりと土の劣化を予防するために、二年に一回は植え替えをします。

根詰まりを起こすと根元の葉っぱから落ちてきます。そうなったら植え替えをします。根詰まりの症状が出ていたら、冬以外なら植え替えをした方がいいです。

用土

用土サボテンの土か多肉植物の土、自作する場合は、赤玉土腐葉土2川砂2を混ぜたものを使います。一般的な培養土では水もちが良すぎて腐って枯れてしまいます。
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鉢植え

ピーチネックレスのツルが植え替えのときに邪魔になりますので、紐でくくっておくと良いです。

鉢の底の穴に鉢底ネット(鉢底網)を敷いて、その上に2cmから3cmほど鉢底石(軽石)を敷き、その上に用土を入れ、古い鉢から取り出した株は古い土を3分の1ほど落としてから入れて、隙間に土を入れていきます。植え付け直後には水をやらず、一週間後に水をやります。

根を傷つけないようにすること。古い土は完全に落とさない方がいいです。

挿木

4月〜6月ごろに、葉っぱが四つか五つほどついた茎を土の上に置いて、軽く土を被せる(土は上の用土のどれか)。そのままで一週間後に水をやって、そのあとは、土が乾いてから水をやるようにする。一ヶ月くらいで発根します。

管理場所・日当たり

春と秋は戸外の日当たりか半日陰、もしくは室内の明るい場所で管理します。日光を浴びるとニョキニョキと増えます。非常に嬉しいです。

ピーチネックレスは過湿・水のやりすぎに弱い。梅雨や秋の長雨で雨に当たってなくても、腐るくらいです。蒸れないように風通しの良いところで管理するようにしてください。逆に乾燥には強いです。

真夏の直射日光によわく、葉っぱが焼けて傷んでしまいます。高温で元気がなくなるし、多湿で腐りやすいので、真夏は半日陰か日陰へと移動させます。もしくは寒冷紗やカーテンで遮光します。

ピーチネックレスはこの手の植物にしては寒さにはある程度は強いですが、霜に当たれば枯れます。耐寒温度は3度。室内の日当たりか、中間地であれば霜が降りない場所で管理します。中間地・寒冷地では室内に取り込むのが無難です。

冬も出来るだけ日当たりで管理する。冬に室内の日陰で管理していて、春に戸外に出すと葉焼けを起こすことがあるので、冬も日光に当てておきます。
霜に当たっても枯れない!って情報もあるが、冬は室内がやっぱり無難。

病気・害虫

カイガラムシアブラムシヨトウムシバッタ(オンブバッタ)・ナメクジなど。
害虫病気より、水のやりすぎや蒸れによる腐敗の方が問題です。グリーンネックレスの方が病になりにくいと言われています。

最後に…

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などがありますので、参考にしてみてください。
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