西洋ヒイラギ・サニーフォスターの育て方
目次
サニーフォスターの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- 西洋ヒイラギ・サニーフォスター
- 科名
- モチノキ科
- 属名
- モチノキ属
- 学名
- Ilex 'Sunny Foster'
- 耐寒
- マイナス20度
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 中級者向け
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サニーフォスターの特徴は?
サニーフォスターは
モチノキ科モチノキ属の常緑
低木・
紅葉樹の
西洋ヒイラギの品種。Ilex cassineとIlex opacaの交配種とされています。刈り込んでもよく芽吹きます。
ヒイラギなので葉っぱにトゲがあり、防犯目的の生垣に利用されることが多いです。
新芽が黄色(黄金色)になり、夏はメタリックな緑になり、冬も色が落ちにくい。刈り込みに強く、芽吹くので、生垣にも使えます。春に開花し、結実して赤い実を冬に見られることもありますが、実はつきにくいですので、主に葉っぱを楽しむものです。
樹高3m〜5m
幅2.5m〜3m
上の画像は2月の葉っぱの状態です。
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水やり
水を好み、庭に植えた場合でも様子を見て
水やりをしてください。特に真夏は注意します。
肥料
2月に寒肥として化成
肥料を説明書きの規定量をやってください。根に当たらないように深さ30cmの穴を掘って、化成肥料を埋めてください。肥料が切れると生育不良を起こしたり、葉色が悪くなります。
植え替え・植え付け
時期・頻度
新芽が出る前の3月に植え付けをします。鉢植えの場合は二年に一回、植え替えをします。
用土
庭植えの場合は、庭土に
腐葉土か
堆肥を混ぜて
用土とします。鉢植えなら一般的な花と野菜の
培養土で植え付けます。
鉢植えの植え付け・植え替えの手順は?
最初は8号〜10号か、できれば12号とか大きめの鉢に植え付けます。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
植え替えの場合は土を落とさないで、1号か2号だけ大きな鉢に植え替えをします。
庭植えの手順は?
直径50cm・深さ50cmの穴を掘り、大きな石があったら取り除いておきます。掘り出した土に腐葉土か堆肥を、庭土に対して2割か3割混ぜて、化成肥料を説明書きの規定量入れて、よく混ぜて用土とします。
穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。株が麻布に巻かれている場合は、そのまま植えます。根鉢にビニールや針金が巻かれている場合は取り除いてから植えてください。
管理場所
日当たりか
半日陰に植え付けます。
日当たりが悪いと実が赤くならないことがあるんですが、サニーフォスターは実ではなく葉っぱを鑑賞するものですし、サニーフォスターは少し乾燥が苦手なので、午前中だけ日光が当たるような場所に植えるのがこのましいです。
寒さには強く、東北南部より南であれば戸外で問題なく栽培できます。
剪定・切り戻し
刈り込みに強いので、
剪定は気楽にしてもらっても大丈夫です。寒さで活動が止まっている冬に剪定をしますが、多少ずれても問題ないです。
セイヨウヒイラギは本来、10月〜3月に
花芽をつけるので、花・実を見たいならば、冬に剪定を避けるべきですが、サニーフォスターは花・実はメインではないし、実はそもそもつきにくいので、時期は気にせず剪定しましょう。
枯れた枝、変な方向に伸びた枝や、やたらと勢いのある枝を落とし、あとは好きな樹形を目指して剪定します。生垣にもできます。ちなみに剪定しなくても自然と円錐型の樹形になります。
病害虫
ほどんと病
害虫は見かけない。
たまに
ハダニ、
カイガラムシ、
アブラムシなどが発生するが、カイガラムシは削ぎ落とし、他の害虫は対応の薬剤で駆除すればいいです。
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