ペペロミア・オブツシフォリアの育て方
目次
ペペロミア・オブツシフォリアの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所挿木で増やす病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ペペロミア・オブツシフォリア
- 科名
- コショウ科
- 属名
- ペペロミア属
- 学名
- Peperomia obtusifolia
- 別名
- アオペペ
- 耐寒
- 5度
- 水やり
- 乾かし気味に
- 場所
- 室内
- 難易度
- 中級者向け
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ペペロミア・オブツシフォリアの特徴は?
ペペロミア・オブツシフォリアは
コショウ科ペペロミア属(サダソウ属)の
多年草。丸く分厚い葉っぱの
観葉植物で、強い日光が苦手なので室内インテリアに適しています。
ペペロミア・オブツシフォリアは葉っぱは模様もなく、凹凸もなく、普通で特徴がないです。通称はアオペペ。現在は一般家庭ではあまり栽培はされていないかなと思います。ペペロミアにはいろんな種がありますので、
を参考にしてください。
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水やり
春〜秋は土が乾いたら、鉢底から水が出るくらいにしっかりとやります。受け皿に水がたまっていたら水を捨ててください。ペペロミア・オブツシフォリアは乾燥に強い方で、
水やりの頻度が多いと
根腐れしますので、様子を見て判断しましょう。基本的には水やりの頻度は控えめにしておきます。
冬は寒さで活動が止まっているので、水やりはさらに控えます。土が乾いて、二日か三日たってから水やりをするくらいにしておきます。そうでないと冬の間は変化が見られなくても、春になって根腐れしていて枯れてしまいます。
できれば
土壌水分計で計測して判断すると冬の水やりは失敗が減ります。
肥料
気温が20度〜25度を超える5月〜9月が生育時期で、この時期に
肥料をやると葉っぱの艶がよくなり、よく生育します。2週間に一回液体肥料をやるか、一ヶ月に一回規定量の半分程度の化成肥料をやります。
冬は生育が止まっていて、この時期に肥料をやると根を傷めてしまうので避けましょう。
植え替え・植え付け
時期・頻度
生育時期の5月〜9月に植え替えをします。できるなら5月〜7月のうちにやっておきましょう。その後の生育時期に成長を楽しめます。
成長が良いと根がよくはり、
根詰まりを起こします。根詰まりするといろんな症状(水切れ・落葉・成長が止まる・逆に根腐れ)が出ます。植え替えの頻度は大体2年に一回ですが、鉢の下から根がはみ出ているようなら根詰まりしているので、植え替えをしましょう。
用土
水はけの良い土の方が根腐れを防げます。冬に室内で管理するのであれば匂いの少ない観葉植物の土を使います。室内管理することがないなら、一般的な
培養土でもいいです。これらの観葉植物の土や培養土にできれば
軽石小粒や川砂などを1割〜2割ほど入れて水はけをよくするといいです。
自作する場合は
赤玉土6軽石小粒2調整済み
ピートモス2を混ぜたものをつか言うといいです。
水やりを控えれば対応できるので、面倒ならば観葉植物の土をそのまま使えば十分です。どうしても失敗する場合は、ちょっと混ぜると根腐れを防げますよーくらいに思ってください。
鉢植えの植え替えの手順は?
古い鉢から株を取り出します。カチカチに根詰まりすることはないと思いますが、もしも叩いても揺らしても抜けない場合は、トンカチで鉢を割って取り出します。
古い土を三分の一ほど落とし、変色した根を切って取り除きます。これで植え替えの準備ができました。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
以上で植え替えは完了です。
管理場所
ペペロミア・オブツシフォリアは直射日光には
葉焼けします。春〜秋は室内でレースのカーテン越しの日光に当てるようにします。戸外で管理する場合は木陰で管理するようにします。
ペペロミア・オブツシフォリアは冬の寒さには弱く、霜に当たると枯れます。必ず冬は室内に取り込んで、5度以下にならない場所で管理します。窓辺で日光に当てるといいのですが、窓辺は夜中に氷点下まで下がることがあるので、夜は窓から離し、また朝にあったら窓に置きます。
冬に水やりを控えることで寒さに強くなります。水やりを控えて5度くらいまで耐えるようになります。
挿木で増やす
生育時期の5月〜8月であれば、
挿木で増やすこともできます。葉っぱが3枚〜4枚ついた枝先を取り、切り口に発根剤(ルートン)を入れた水につけておくと発根しますし、切り口にメネデールを塗って土にさしても発根します。
発根したら鉢に植え直せばいいです。
病害虫
ハダニ・
カイガラムシなどが発生します。前もって
オルトランを使っておくといいですし、定期的に
葉水(葉っぱに霧吹きをかけること)をすると予防できます。葉水をする場合は葉っぱの裏にもかけましょう。
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