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ボニータの特徴と育て方

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パンジー・ボニータ
目次
パンジー・ボニータの特徴は?
水やり
肥料
植え替え・植え付け
管理場所
摘芯・切り戻し・花ガラ摘み
病害虫
関連記事
学名などの基礎データ
パンジー・ボニータの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。x最終更新
植物名
パンジー・ボニータ
科名
スミレ科
属名
スミレ属
学名
Viola
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
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パンジー・ボニータの特徴は?

パンジー・ボニータはスミレ科多年草パンジー園芸品種ビオラ・パンジーはこの何十年か、小輪・多花へと品種改良が進んできていますが、かつては大輪がトレンドだった時期もあります(参考:どこが違うの?生まれた歴史と経緯は?パンジーとビオラ)。その名残か逆行なのか、今、1輪が10cm〜12cmという大輪種が作られました、それがボニータです。大きさが世界最大級とされますが、これって誇張じゃなくてパンジーとしては最大レベルです。

ボニータとはスペイン語で「かわいい」「美しい」って意味。花一輪が大きくて、開花が多いと花びらが覆い隠して葉っぱが見えないくらいになります。

大輪は大きすぎて嫌がる人もいますが、小輪を庭植えすると、小さすぎて何がなんだか分からないってことが多いんですよね。狭い庭か鉢植えなら小輪、少し広い庭なら大輪がいいです。

苗を販売している種苗会社のサイトでも広い敷地に植えている画像が多めなのはそういうこと(だと思う)。
パンジー ボニータの商品画像
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楽天市場
栽培の手順はパンジーと同じなのでそちらを参考にしてもらってもいいです。
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水やり

鉢植えの場合は、土が乾いてから水をやります。生育するときは冬の割には水を吸い上げるので水切れに注意しましょう。

庭植えの場合は、自然に降る雨だけで間に合いますが、日当たりで生育すると水切れするので様子を見て水やりをしましょう。

肥料

肥料が切れると開花が止まります。植え付けして一ヶ月たったら肥料が切れるのでそれ以降は開花している間は、追肥をします。ただしあまりに寒い時期は開花が止まるのでそういうときは肥料をストップしましょう。

肥料は1週間に一回液体肥料をやるか、一ヶ月に一回化成肥料をやります。

植え替え・植え付け

時期

植え付けは9月〜10月以降の涼しくなってから春までの間に植え付けます。その頃から流通しますが、9月はまだ気温が高いので、その頃は買わず、気温が20度を切ってからにしましょう。気温が上昇すると徒長して、あんまりに暑いと枯れることもあります。

用土

一般的な花と野菜の培養土か、パンジービオラの土で植え付けます。
自作する場合は赤玉土6腐葉土4に化成肥料を加えたものを使います。

鉢植えの植え付けの手順は?

6号〜8号の鉢に1つの苗を植える際の手順は以下の通りです。

鉢の底には鉢底ネットを敷き、その上に軽石(鉢底石)を約2cmほど敷きます。これにより、水はけが良くなり、根腐れを予防できます。鉢底ネットと軽石の上に、適切な量の用土を追加します。

苗を植え付ける際には、苗の地面が鉢の縁から約2cm下になるように調整します。これにより、水やり時に水がたまるスペース(ウォータースペース)が確保され、根に十分な水分が供給されます。

苗の株元が土に埋まらないように気をつけ、隙間に必要な分の用土を追加します。この際、苗の根を優しくほぐすと、根が広がりやすくなります。最後に、植え付けた苗に十分な水を与えます。

庭植えの植え付け手順は?

庭土を15cmから20cmほど深さ掘り返します。この際、元の土に対して2割の腐葉土か堆肥を混ぜ込み、化成肥料を説明書きに書かれた適切な量だけ加え、土とよく混ぜ込みます。

よく混ざった用土のうち半分を穴に戻します。

苗同士の間隔を20cmから25cmほど空け、それぞれの位置に苗を配置します。苗の根元は優しく土をほぐし、根が広がりやすいようにします。苗を配置した後、根元の茎が土に埋まらないように気をつけつつ、隙間に不足している分の用土を追加します。

最後に、植え付けた苗に十分な水を与えます。これにより、根がしっかりと定着し、苗が健康に成長できます。

管理場所

日当たりで育てます。日光が少ないと開花が鈍くなるので避けます。

寒さに強く、霜や凍結によって枯れることはないんですが、弱って活動が鈍くなり、回復に時間がかかるので鉢植えで移動できるなら、寒風・霜を避けるといいです。通常はそこまでしませんが、ちょっとしたコツです。

摘芯・切り戻し・花ガラ摘み

植えてから2月までは脇枝を出させるために敵芯や切り戻しを適宜、数回行います。3月以降は、蒸れを避けるための適切な切り戻しを行います。

ビオラやパンジーの切り戻しについての詳細は、「ビオラ・パンジーの切り戻し(摘芯)のコツまとめ」を参考にしてください。

花がしぼんだら摘むことで、次の花がより美しく咲きやすくなります。これを花ガラ摘みと呼びます。花ガラ摘みをしっかりとできるようになったら初心者卒業です。

病害虫

冬の間はほとんど見ることができませんが、秋や3月以降、気温が上昇するにつれて、アブラムシナメクジヨトウムシコガネムシなどの害虫や、灰色カビ病などの病気が見られます。

アブラムシは小さな昆虫で、葉や花に被害を与えます。ナメクジは湿った環境を好み、葉や花を食べてしまいます。ヨトウムシも同様に葉を食害する害虫です。また、コガネムシの幼虫は土壌中の根や植物の茎を食べることがあります。

灰色カビ病は、湿度の高い環境下で発生しやすい真菌病です。この病気に感染すると、葉や花に灰色のカビが生えます。
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