オキザリス・カルノーサの育て方
目次
オキザリス・カルノーサ(ツヤカタバミ)の特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け環境・日当たり病気・害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- オキザリス・カルノーサ
- 科名
- カタバミ科
- 属名
- オキザリス属
- 学名
- Oxalis carnosa/Oxalis megalorrhiza
- 別名
- ツヤカタバミ
- 耐寒
- 5度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 中級者向け
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オキザリス・カルノーサ(ツヤカタバミ)の特徴は?
オキザリス・カルノーサ(=ツヤカタバミ)はチリ・ペルー・ボリビアなどで自生する
カタバミ科オキザリス属の
多肉植物、もしくは亜
低木。コーデックス(塊根植物)としても流通しています。夏は葉っぱがなくなり休眠し、秋以降、気温が下がって10度〜15度くらいになると活動し、花を咲かせ、開花後に
種子ができて、その種子がはじけてアチコチに飛んでいく。そして夏になると葉っぱが落ちる。
現地でも
雑草だが、種子を飛ばすので、温室栽培でも邪魔な雑草となるため、嫌われがち。
画像ではわかりにくいが、カルノーサの根本から太い幹というか茎が伸びて、その先に
カタバミらしい葉っぱと花をつけるので、この茎が見えるように鉢植えに植え付けて仕立てるとかっこいい。というか、葉っぱの形状は、肉厚ではあるとはいえ、通常のカタバミと同じで、花もカタバミなので茎を見せないとツヤカタバミ(カルノーサ)の特性が見えず、ただのカタバミにしか見えない?かも。
カルノーサの栽培自体は多肉植物と同じ。冬…というか自生地でいうところの「雨季」に活動するようになっているので、冬に生育&活動するといっても寒さには弱いです。5度くらいで茎がフニャっとなるので、寒さには当てないようにしつつ、活動する温度(10度くらい)まで下げないといけない。
結構気難しいくせに、環境が合うと種子を飛ばしてあちこちで繁殖するので困るかもしれない。ネットオークションでは株が販売されている。
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水やり
気温が20度〜15度を切ったあたりから
水やりを増やし、カルノーサの鉢の土がカラカラになってから水をやるようにします。気温が上昇し、夏になって落葉して休眠したら水を控えます。
肥料
肥料は、カルノーサのあまりに生育が悪いといった状態で必要であればやるが、基本的には植え付けの元肥だけでいいです。肥料よりは水やりや、気温のほうがずっと大事。
植え替え・植え付け
カルノーサが休眠している時期(夏〜秋)に多肉植物の土で植え替えましょう。
植え替えの手順は通常の多肉植物と同じで、土を少し落として、新しい土を足して同じ大きさの鉢かちょっとだけ大きな鉢に植え替えます。
参考:
多肉植物環境・日当たり
秋から春は日当たり〜
半日陰で管理します。
夏は休眠するので日当たりでも半日陰でもいいですが、風通しの良い蒸れないところで管理するといいです。
冬は5度以下にならないような、室内の日当たりで管理しましょう。
病気・害虫
病気害虫はカルノーサではほとんど見られない…といっても、株が弱れば
アブラムシ・
カイガラムシといった通常見られるものが発生する。それより、水のやり過ぎによる
根腐れと、寒さで枯れる方が危険ですね。
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