コルディリネ・フルティコサの育て方

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コルディリネ・フルティコサの基礎データ
コルディリネ・フルティコサ
科名リュウゼツラン科
属名センネンボク属
学名Cordyline fruticosa(Cordyline terminalis)
別名アカドラセナ
水やり水控え目
場所冬は室内 夏は外
難易度上級者向け
画像投稿
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開花
植え
肥料
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コルディリネ・フルティコサとは?

コルディリネ・フルティコサはリュウゼツラン科(もしくはキジカクシ科コルディリネ属センネンボク属)の観葉植物コルディリネ・テルミナリスとも同種です。寒さに弱く、冬は室内に取り入れて越冬させます。他の観葉が育てられるのであれば育てられる。

葉っぱの形状がドラセナに似ていることから、赤ドラセナとも呼ばれます。

フルティコサにも、アウストラリスにも「レッドスター」という品種があり、どちらも形状がよく似ていて、名前が同じなのですが、フルティコサは寒さに弱く、アウストラリスは寒さに強いので、注意してください。
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水やり

土が乾いているようであれば、水をたっぷりとあげます。土が湿っているうちに水をやると、根腐れを起こしますので、よく土の湿りを確認してから水をやってください。受け皿に溜まった水は捨てる。

冬は成長が鈍くなり、水を吸い上げる力も鈍くなりますし、蒸発も少ないので、水を他の季節と同じ感覚で水をあげると根腐れを起こします。土が乾いてから数日経って水をやる程度に控えてください。
●年間を通して乾燥気味がコツ。冬はさらに水やりを減らす。夏も多湿に弱いので水やりは他の植物に比べると控えめにすること。
●地下に根塊があり、そこに水分が溜まるので乾燥には強い。ドラセナとは違う。

葉水

葉っぱに埃がたまりますので、濡らしたタオルなどで葉っぱを拭いてあげるか、夏であれば戸外に出して上から水をジャバーっと掛けてあげてもいいです。水を葉っぱの裏にも掛けてあげると、ハダニの予防になります。ただ水シャワーなどで水を掛けると「水垢」が葉っぱに残るので見た目が悪くなるかもしれませんので、たまにはタオルや布で拭きましょう。

肥料

生育する春から秋に液体肥料を二週に一回あげます。

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植えかえ

時期・頻度

根詰まりを起こすと新しい葉っぱが出てこなくなって、下葉から徐々に色が悪くなり葉が落ちて来ますので、そうなる前に二年に一回は新しい鉢植えに植え替えをします。環境が良いと毎年植え替えなくちゃいけません。植え替え適期は5月~7月ですが、鉢底から根が出ていて冬でないなら、植え替えてください。

用土

土は赤玉土6に腐葉土4を混ぜた土か、市販されている観葉植物の土で植えます。冬は室内で管理するので、できれば匂いの抑えられた配合の観葉植物の土がいいです。
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鉢植え

古い鉢から取り出して土を三分の一か四分の一ほど落として、古い根を整理してからひとまわり大きな鉢か、同じ大きさの鉢に植え替えをします。

鉢底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(軽石)を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。

管理場所・日当たり

日当たりを好みます。日光が不足すると葉っぱの色が褪せて来ます。春・秋は戸外の日当たりで管理します。年間を通して室内で管理すると日光不足になるので、春〜秋は戸外で管理しましょう。

夏越し

真夏は直射日光が強すぎて葉っぱが焼けて傷んでしまいますので、真夏は木漏れ日が当たる場所か、明るい日陰に移動させるか、寒冷紗で遮光します。もしくは室内でレース越しの日光に当ててください。

暑さには強い方なので、暑さには気を付けなくていいです。

越冬

5度以上で越冬しますので、霜が降りない地域では戸外で越冬も可能ですが、普通は冬は室内の日の当たる場所で管理。室内の昼間は暖房がかかっている部屋であれば夜中でも5度以下にはならないですので、そこで管理してください。ただし窓のそばは夜中に氷点下になるので気をつけて。
コルジリネ属には色々と種類があって、コルディリネ・オーストラリスは寒さに強く関東以西であれば戸外で越冬可能です(多少の霜にも大丈夫)。

病気・害虫

カイガラムシアブラムシ・ハダニが発生します。見つけ次第捕殺し、薬剤を巻きます。

高温多湿時期に病気になりやすいです。夏は風通しの良いところで管理しましょう。

特徴・由来・伝承

生花市場に「赤ドラ(赤ドラセナ)」という名前で切り花で流通していますが、ドラセナではないです。名前はギリシア語のコルディレ(こん棒)が由来。太い根茎を持つところに由来しています。

コルディリネの一種の「ティー」がハワイでは神聖な木とされていて、フラダンスの衣装やレイや髪飾りで利用される。日本の幸福の木は、ティーと勘違いされてのネーミングです。
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