コルディリネ(コルジリネ)の仲間と育て方

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コルディリネの基礎データ

コルディリネ
科名
リュウゼツラン科
属名
センネンボク属
学名
Cordyline
耐寒
5度
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け

コルディリネ(コルジリネ)とは?

コルディリネ(コルジリネ)はインド・オーストラリア・熱帯アフリカ・中国に自生するリュウゼツラン科キジカクシ科)の樹木。ドラセナと似ているため、ドラセナとして販売されていることもあります。

品種がよく流通していますが、主に寒さに弱く室内の観葉植物になるフルティコサやストリクターと、庭植えができるアウストラリスがあります。育て方はできれば各ページで確認をしてください。

コルディリネ・フルティコサ

コルディリネ・フルティコサ(Cordyline fruticosa)はコルディリネ属の中でよく流通している種。寒さに弱く、室内観葉植物です。フルティコサにはレッドスターという品種があり、アウストラリスにも同じ名前の品種があります。フルティコサは寒さに弱いので、フルティコサのレッドスターは冬は室内に取り込みましょう。

コルディリネ・ストリクター

コルディリネ・ストリクター(Cordyline stricta)は青ドラセナとも呼ばれます。寒さに弱いので室内の観葉植物として流通しています。

コルディリネ・アウストラリス

コルディリネ・アウストラリス(Cordyline australis)はコルディリネの中では耐寒性があり、乾燥にも強いので、手間のかからないシンボルツリーとして庭木に植えられることもあります。園芸品種が多くあり、中でも以下のレッドスターがよく流通しています。他にレッドセンセーション、ブラックナイト、ペコ、サンダンス、トーベイダズラー、チョコミントなどもあります。

育て方は以下のリンクを参考にしてください。

コルディリネ・レッドスター

おそらくコルディリネの中で最近、市場で流通している種類で、アウストラリスの品種。耐寒温度はマイナス5度で関東南部以西であれば問題なく、戸外で越冬します。
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栽培については
を参考にしてください。

コルディリネ・エレクトリックスター

コルディリネ・エレクトリックスター(Cordyline banksii)は赤葉と緑のストライプの葉の種。オーストラリア原産の半耐寒性多年草で、マイナス5度まで寒さに耐える。栽培のコツはコルディリネ・アウストラリスを参考にしてください。
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コルディリネ・エレクトリックフラッシュ

コルディリネ・エレクトリックフラッシュ(Cordyline indivisa)はニュージーランド原産の耐寒性常緑多年草。エレクトリックスターと同じで、赤と緑のストライプですが、こちらの方が色の差がはっきりとしていて、カラーリーフとしてもかなり美しい。栽培のコツはコルディリネ・アウストラリスを参考にしてください。
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コルディリネ・エレクトリックピンク

コルディリネ・エレクトリックピンク(Cordyline banksii 'Electric Pink')は赤とピンクのストライプのカラーリーフ。エレクトリックスターの園芸品種で、半耐寒性多年草。マイナス5度まで耐える。栽培のコツはコルディリネ・アウストラリスを参考にしてください。
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水やり

鉢植えの水やり

鉢植えであれば土がしっかりと乾いてから水をやります。土を触ってみて、湿り気を感じないなら水やりをする程度です。水やりをするときは鉢底から水が出てくるくらいにしっかりとやります。

冬は温度が下がるに従って水やりの頻度を減らしてください。

庭植えの水やり

庭植えが可能なタイプは、一旦庭植えにしたら、あとは自然の雨で十分です。夏に日当たりだと水切れするので様子を見て水やりをしましょう。

肥料

春から秋の気温が20度以上の時期に、水の代わりに液体肥料を2週に一回やるといいです。

植え付け・植え替え

時期・頻度

5月〜7月の気温が20度以上で梅雨明けまでに植え付け・植え替えをするといいです。鉢植えは二年に一回植え替えをします。

用土

室内で管理するなら観葉植物の土で植えます。庭植えの場合は庭土に堆肥腐葉土を足して用土とします。

鉢植えの植え替え

鉢から株を取り出し、土を少し落として、同じ大きさの鉢か1号か2号だけ大きな鉢に植え替えます。

鉢の底の穴に鉢底ネット(鉢底網)を敷いて、その上に鉢底石(軽石)を2センチほど入れて、その上に用土を入れて鉢のフチから2cm下に土面がくるように調節します。あとは株を入れて、隙間に用土を入れていき、最後に水をやって完成です。

庭植えの手順

直径30cm・深さ30cmの穴を掘って、庭土に腐葉土か堆肥を2割ほど入れて、緩効性化成肥料を説明書の半分だけ入れて混ぜ、株を入れて用土を隙間に入れて、水をたっぷりとやって完成です。

管理場所・日当たり

室内管理のタイプは室内の日当たりで管理します。真夏は葉焼けするので遮光します。

フルティコサやストリクターは寒さに弱いので冬は室内で管理します。アウストラリスは戸外でもいいですし、鉢植えなら室内管理でもいいです。

病気・害虫

カイガラムシハダニアブラムシナメクジが発生します。ハダニは葉っぱに水をかけることで予防できます。
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