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アブチロン(チロリアンランプ)の育て方…水やりのポイントは?

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アブチロン
目次
アブチロンとは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
管理場所
剪定
病気・害虫
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学名などの基礎データ
アブチロンの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
アブチロン
科名
アオイ科
属名
イチビ属
学名
Abutilon
別名
ウキツリボク・ショウジョウカ・チロリアンランプ
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
中級者向け
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アブチロンとは?

アブチロンは熱帯出身のアオイ科イチビ属のつる性のよく伸びる植物で、気温が10度以上あれば冬でも花が咲きます。花が大量に咲くわけじゃないのですが、特徴的で小さいけど目立つボンボリみたいな花がぶら下がって、ほどよいと思う人もいます(地味だなと思う人もいる)。

熱帯の植物ですが、生育温度が5度とそこそこ耐寒性がありますので、霜に当たらない場所に植えれば越冬可能です。広島では軒下に生えています。

アブチロンは新しく伸びたツルの先に花をつけますので、たびたび摘芯すると花が減ります。春の早い時期に摘芯して、その後は適宜に抑えましょう。

剪定をするときは、葉っぱを残して切ってください。葉っぱの節目から芽が出ます。
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特徴・由来・伝承

花の形状が下向きでかわいらしい植物です。インド原産の繊維植物として栽培されていたものが、地域によっては帰化植物となっています。

アプチロンと思っている人が多いですが「アブチロン」です。にごります。
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水やり

鉢植えの水やり

春~秋まで、途切れること無く花が咲きますので、土が乾いたらしっかりと水をやってください。水切れに注意してください。花が落ちてしまいます。

秋以降は生育が鈍くなるので水やりを減らします。冬は土が乾いてから数日たって水をやります。また春になったら水やりの頻度を増やしてください。

生育は鈍くなるんですが、完全に水をやらないのはダメ。そのまま枯れてしまうので、頻度は減らしても水やりはしてください。

庭植えの水やり

アブチロンは冬越しのために霜除けして軒下などに植えることが多く、庭植えにしていても、株元に雨が当たっていないことが多いです。庭植えでも状況によっては水をやってください。

肥料

咲いている間(5月〜10月)は、根元に置く、ゆっくりと効くタイプの固形肥料(化成肥料)を一月に一回か、10日に1回液体肥料を与えてください。肥料があればそれだけ大きくなるので、邪魔なら控えましょう。

植え付け・植えかえ

時期

5月から7月が一番適しています。

鉢植えにしている場合は、鉢底から根がはみ出しているようであれば根詰まりのサインです。5月〜7月に植え替えましょう。

用土

用土水はけがよければこれといって土質を選びません。市販されている花と野菜の土で植え付けるか、赤玉土6腐葉土4を混ぜたもので植え付けをします。

庭植え

庭土を20cm掘り返し、土に腐葉土か堆肥を2割〜3割足し、化成肥料を規定量入れて混ぜて用土とします。穴に半分の土を戻し、苗を配置します。ツルが伸びたらフェンスに誘因しましょう。

鉢植え

最初に植え付ける場合は、鉢底の水が抜ける穴を鉢底ネットで塞いで、その上に鉢底石(軽石)を3cm入れ、その上に用土をすこし敷き、その上に株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をやって完了です。

植え替えの場合は鉢から出して、土を三分の一ほど落とし、今までと同じ大きさの鉢か、現在より1号か2号だけ大きな鉢に植え替えます。地上部の枝も半分ほど落とします。植え替えは株にストレスになります。地上部をさばくことで、根の負担を減らし回復を早めることができます。

支柱を

フェンスに絡ませたり、他の植物に絡ませることが多いですが、出来れば支柱や行灯仕立ての柱(アサガオがよく絡ませてあるやつ)を利用してください。
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管理場所

春から秋

春から秋までは直射日光の当たる日当たりのいい場所で管理してください。できれば日当たりですが半日陰でも育ちます。

冬は霜が当たらない場所に植えれば、越冬して春にはまた花を咲かせてくれます。

冬に霜が当たるのであれば、室内に取り込みます。室内の日当たりで管理し5度以下にならないようにしてください。春になったら、戸外に出すのですが、冬の間、弱い光にしか当たっていなかったアブチロンをいきなり直射日光に当てると、葉っぱが焼けることがあります(葉焼け)。室内で管理していて日光に当たっていない株は、霜が降りなくなったら、戸外の日陰→半日陰→日当たりへと一週間ずつ慣らしていきましょう。

関東でも南部の暖かい場所ならば戸外で霜に当たらなければ越冬可能です。それより西・南では問題なく越冬します。

剪定

つる性でどんどんと伸びてしまい、鉢植えだとバランスが悪くなって倒れたり、風で折れたりしてしまうので、真夏で花が弱る時期以外の成長期(5月~7月と9月~10月)に適宜、切り戻してまとめてしまいましょう。

病気・害虫

ほとんど見られない。たまにハダニアブラムシなどが発生します。
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