オシロイバナ(夕化粧)

科名 | オシロイバナ科 |
学名 | Mirabilis jalapa |
別名 | 夕化粧 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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オシロイバナの育て方

最近は品種改良が進んで花がかなり派手に、色は鮮やかになっていて、手間のかからない園芸植物としても流通しています。
庭に生える雑草
草丈が1メートルほどになります。種が非常に大きいです。この種でも発芽して茂りますので、広がり過ぎないようにすることも必要です。
雑草の処理・基礎知識
花は夕方から開花し、朝にはしぼむ。ただし秋以降は昼でも花が咲いているようになります。香りがあり、この香りで夜に虫を誘き寄せています。この香りがオシロイバナの魅力の一つ。
良い香りがする花一覧
雑学
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水やり
土が乾いていたら水をやります。オシロイバナは比較的乾燥に強く、水はけのよい土を好みますので、絶えず湿っているような土の状態だと、根が腐って枯れてしまったり、成長が著しく遅くなります。
土が乾かないうちに水をやらないようにしましょう。
肥料
肥料はあまり必要ありません。市販されている土で植えつけた場合は、土に最初から肥料が入っていますので、それで十分です。もしくは生育期に液肥を一ヶ月に二回程度やります。
植え付け・植えかえ
直根性です
オシロイバナは直根性という、太い根が一本伸びる植物です。この根を傷つけてしまうと、生育不良を起こします。ポットで苗を購入した場合は、早めに植えてください。また植えつけるときに根を傷つけないように土を崩さず、根をいじらないように、そっと植えてください。時期
春に苗を植えるか、種まきして苗を作って植え付けます。用土
土は赤玉土7腐葉土3の水はけのよいものか、市販の土で植え付けをします。市販の土には最初から肥料が含まれているので便利です。鉢植えの植え付け・植え替え
鉢底の穴を鉢底網で塞ぎます。その上に土が流れ出ないようにし、水はけをよくするための軽石を2cmほど入れます。その上に用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後にしっかりと水やりをします。苗の土は崩さないで植えてください。植え替えをする場合は土を崩せないため、植え替えるたびにひとまわり大きなものに植え替えることになります。となると、どこかで限界がきてしまいます。種子をとって発芽させて新株として更新し、古い株は廃棄してもいいです。
鉢の大きさ(号)と土の量
雑学
種まき
種子がネットなどで購入できます。直まきでも、ポットなどで育ててから植えてもいいです。乾燥しないように管理していると発芽します。葉っぱが4枚になったら、鉢植え・庭植えにします。直根性なので、早めに植え付けましょう。植え付けの際は土を崩さないで植え付けましょう。管理場所・日当たり
日当たりを好みますが、半日陰でも育ちます。日光が少ないと花が減り、香りも少なくなります。病害虫
ナメクジ春から秋にかけて湿度が高い環境だと新芽を食べられる。新芽を食べられると生育が悪くなるし、花も開花しにくい。前もって誘引駆除剤をまいておくと劇的に被害が減ります。
ナメクジ
病害虫生態・防除・対応の薬剤のまとめ
アブラムシ
植物の茎や新芽にくっついて汁を吸う。新芽にたかられると新芽が奇形になってしまう。前もってオルトランをまいておくか、発生したら薬剤で駆除します。ちかくにジャーマンカモミールを植えて、アブラムシの天敵を誘き寄せるという方法もあります。
アブラムシ
病害虫生態・防除・対応の薬剤のまとめ
ジャーマンカモミール
キク科シカギク属Matricaria chamomilla
その他
根はイモのように膨らみます。根には毒がありますので、食べないように気をつけてください。特徴・由来・伝承

種類によっては、一株から複数の色の花が咲くらしいですが、見たことがないです。一株から複数の色の花が咲くことから「ペルーの驚異」と呼ばれることも。一株から複数の花が咲くのは、成長途中で突然変異を起こすため。
ブーゲンビリアと同じオシロイバナ科。黄色や濃いピンクなど多種の花がありますが、花に見える部分は花びらではなくガク。花には長い花筒があり、そこに蜜が入っています。その蜜を吸うには、口の長い蝶や蛾でないと吸えません。日本ではスズメガが受粉を行っていますが、自家受粉もします。
花が終わると果実が出来ます。果実には種子が一つ入っていて、その種子が白い粉状の胚乳がついていて、これが白粉(オシロイ)のようであることから、オシロイバナという名前が付いています。
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