ポリゴノイデスの育て方
目次
ポリゴノイデス(赤葉細葉千日草)の特徴は?水やり肥料植え付け・植えかえ管理場所・日当たり剪定駆除について特徴・由来・伝承関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ポリゴノイデス
- 科名
- ヒユ科
- 属名
- アルテルナンテラ属
- 学名
- Alternanthera polygonoides
- 別名
- 赤葉細葉千日紅
- 耐寒
- 5度
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 初心者向け
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ポリゴノイデス(赤葉細葉千日草)の特徴は?
ポリゴノイデス(赤葉細葉
千日草)はメキシコ・アルゼンチンで自生する
ヒユ科アルテルナンテラ属の
多年草。
学名は「アルテルナンテラ・ポリゴノイデス」。本来は多年草ですが、耐寒性がなく、11月ごろには寒気・霜に当たって枯れてしまう
一年草扱いです。ただし、
こぼれダネでほぼ毎年、芽を出します。また
挿し木でも容易に根を出しますので、保険として挿し木にして室内で越冬させることもできます(そこまではしない)。育てやすく
初心者向け。環境が合っていると毎年、あちこちに出てきて増えます。
濃い色合いの葉っぱの脇に小さな花を咲かせます。花は小さいのですが、葉っぱの色合いが濃いために、コントラストで結構愛らしいです(個人的な感想)。庭植えでも鉢植えでも栽培は可能です。
草丈10cm〜20cm
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水やり
庭植えにした場合は、自然に降る雨だけでほぼ大丈夫です。夏などの乾燥時期にあまりに乾燥していたら
水やりをする程度です。
鉢植えの場合、土が乾いたら水をやってください。感想気味の管理を好み、水をやりすぎると根が傷んでしまいます。土が濡れているうちは水やりはしないようにします。受け皿に溜めた水は捨てて下さい。
肥料
春~秋にかけて薄い液肥をあげます。
肥料が無くても枯れたりはしませんが、成長が非常によくなります。
植え付け・植えかえ
時期
春〜初夏に苗を植え付けます。一年草扱いなので植え替えはありません。
用土
市販されている花と野菜の土で植え付けをします。土質は選びませんが、あまりに
水はけが悪いのはNGです。庭植えの場合は庭土に
腐葉土か
堆肥を追加して、
用土とします。
鉢植え
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に鉢底から水が出るまで水をやってください。
一年草扱いなので植え替えはありません。
庭植え
深さ15cm〜20cmの穴を掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜて、化成肥料を説明書きの規定量入れて、よく混ぜて用土とします。 穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
ポリゴノイデスはランナーでよこに広がるので、複数株を植える場合は株同士を50cm以上離して植えるといいです。
庭土が粘土質で水はけが悪いなら、川砂・軽石小粒・
パーライトなどを入れて水はけをよくして植えましょう。
こぼれダネで来年も出てくるので、それが嫌なら鉢植えで管理し、種が落ちても大丈夫なところで管理しましょう。
管理場所・日当たり
日当たりのいいところか、
半日陰で管理します。
アキランサス同様に真夏の直射日光に当たっても
葉焼けせず、枯れることはありません。ただし真夏は日当たりが良すぎて乾燥して水切れということはあります。もちろん、水やりをすれば十分回避できる程度です。
剪定
春に植えると夏までによく成長し、樹形が乱れます。梅雨前に、少し刈り込んでやると、脇芽も出やすくなり、夏に花がよく咲きます。
駆除について
ポリゴノイデスは結構しぶとく生えてきます。とはいえ、夏の開花後に
種子を残させなければ来年は生えてきません。そこで、春以降に定期的に刈り込んでやり、花を咲かせないようにし、夏に花が咲いたらすぐに刈り込むことで種を残させないようにすれば、来年は見かけなくなります。
もちろん、春のうちに…ランナーを伸ばす前に引っこ抜いたり、グリホサート系
除草剤を塗って駆除すればいいです。
特徴・由来・伝承
茎が匍匐してランナーで広がる
カラーリーフプラント。花が咲きますが、メインは葉っぱです。寒さに弱いものの基本的に強健で、こぼれダネであちこちに広がっていきます。鉢植えにしていたのに、鉢からこぼれた種が道端のコンクリの隙間から芽を出して、広がっていく・・・ということもあるくらいです。
将来的には「特定外来種」に指定されて流通しなくなる?かもしれない。
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