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セルリアの育て方…用土の配合は大事です

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セルリア
目次
セルリアの特徴は?
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
水やり
肥料
剪定
ドラフラワー
特徴・由来・伝承
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学名などの基礎データ
セルリアの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…剪定時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
セルリア
科名
ヤマモガシ科
属名
セルリア属
学名
Serruria florida
別名
ブラッシングブライド、セルリア・フロリダ
耐寒
0度
水やり
乾かし気味に
場所
冬は室内 夏は外
難易度
チャレンジャー
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セルリアの特徴は?

セルリアは南アフリカに自生するヤマモガシ科セルリア属の多年草。夏の高温多湿を避けることが出来れば…といっても風通しのよい日陰で管理すれば、元気はなくなりますが夏越しは可能…また冬を越して花が咲きます。

花つきもよく、成長も早いとされますが、初心者が手を出す植物ではないです。いろいろと植物栽培をやってみて失敗を繰り返してコツを掴んだ人が挑む植物です。
樹高1m〜2m
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植え付け・植えかえ

時期・頻度

2年に一回か3年に一回、秋の涼しい頃に植え替えをします。花が咲いている時は植え替えを避けましょう。開花していないなら春の植え替えでも可能です。植え替えて一ヶ月ほどで新芽が出てきます。

用土

プロテアと同様に酸性の土を好みます。用土は市販のもので植えないで、鹿沼土5川砂2ピートモス2赤玉土1という配合の土を利用します。セルリアはリン酸の多い肥料をやったり、リン酸の多い土に植えつけるとたちまち枯れてしまいます。用土に肥料は混ぜないで下さい。

鉢植え

土を落とさないで、ひと回り大きな鉢に植え替えます。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。

管理場所・日当たり

セルリアは日光を好み、日光が少ないと徐々に株が弱くなってしまいます。また冬は室内や軒下で管理しますが、このときに日光が当たっているかいないかが、次シーズンの花つきの分かれ目です。ツボミができてから葉っぱやツボミの色合いが悪くなりますが病気ではありません。いままでどおりに管理してください。

梅雨越し・夏越し

セルリアは夏の高温、というよりは多湿に弱く、日本のジメジメした梅雨と夏にはからきしダメです。この時期に枯れることが多いです。梅雨〜夏は必ず風通しのよい、雨の当たらない半日陰か明るい日陰に移動してください。

越冬

セルリアは南アフリカ原産で日光を好みます。アフリカと言うと熱帯のイメージですが、南アフリカまで行くと日本と気温は大差ありません。寒さには一定の耐性があり、霜が降りない地域では戸外での越冬が可能ですし、少々霜が降りる地域も軒下ならば、戸外での越冬が可能です。

ですが、霜が降りる地域は何年かに一度やってくる大寒波に当たれば枯れてしまいますので、冬は室内に取り込むのが無難です。

水やり

セルリアは乾燥に強く多湿に弱いです。土が濡れているうちは水をやらないようにし、年間を通して乾燥気味に管理します。春〜秋は土が乾いてから水をやり、冬は土が乾いてから数日経って水をやるようにします。

極端な乾燥に弱い

乾燥を好むといっても極端な乾燥には当然ながら水切れ症状を起こします。ところが、変化が少なくて兆候がよく分からない。葉色が悪いから水切れとも限らず、困ります。そこで毎日鉢を持ち上げて、その重さから鉢内の水分量を確認するようにすると水切れを防ぐことが出来ます。

もしくは土壌水分計で計測して判断するようにします。

花に水をかけないで

水をやるときは花に水が掛からないようにしてください。花に水が掛かると花が早くしぼんで終わってしまい、腐って病気の元になります。

肥料

セルリアはリン酸の多い肥料をやったり、リン酸の多い土に植えつけるとたちまち枯れてしまいます。プロテアやバンクシャーもリン酸に敏感なのですが、セルリアは特に敏感です。もともと肥料をあまり必要としていません。

肥料をやるならば生育する時期(3月〜10月)に緩効性肥料(化成肥料)でリン酸の割合の少ないものを極少量あげるか、様子を見つつ、2週間に一回か3週間に一回、通常の2倍に薄めた液体肥料をやってください。肥料が無くても枯れたりはしません。
リンの入っていない肥料としては、硫安、硫酸カリウムなどがあります。無難なのは硫安です。他にオージープランツを栽培している場合はあって損はないです。あとはリキダスもいいです。
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剪定

開花が終わった5月〜6月に株全体を半分の高さまで切り戻し、枯れた枝を除き、傷んだ葉を取り除いて風通しをよくします。この剪定は、摘芯して脇芽を出すのと、夏の蒸れを避ける目的がありますので、必ずしておきましょう。

ドラフラワー

傷む前に、切って、束ねて風通しの良い日陰で逆さに吊るしていると綺麗なドライフラワーになります。

特徴・由来・伝承

切花でよく流通する南アフリカ原産の植物。プロテアに近い植物でよく見れば、花の構造がプロテアに似ている――ような気がする。英名はブラッシングブライド…頬を染めた花嫁、というなんとも粋な名前が付いています。

白か緑か淡いピンクの花で、独特な繊細な雰囲気があります。花だけでなく、葉が海草のように枝分かれし、遠くから見るとベールように霞掛(かすみが)かって見えるのもイイ感じ。切花として流通していますが、花の大きさ、持ちなどを考えるとまだ割高。ブライダルのアレンジやブーケによく利用されます。時間と共に水下がりしやすくなり、グッタリしているのをよく見かけます。

日本に切花として出荷されているセルリアはオーストラリアで栽培されています。オーストラリアでは冬に咲きます。1メートルか2メートルの低木になります。
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