エダマメ(枝豆・大豆)の育て方

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エダマメの基礎データ

エダマメ
科名
マメ科
別名
枝豆・大豆
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
中級者向け
エダマメの開花時期…植え付け・植え替え時期…月別スケジュールです。

エダマメ(枝豆)とは?

エダマメはマメ科一年草。春に植え付け、初夏から夏に開花し、夏から秋に収穫する。早めに収穫したものが枝豆で、熟して乾燥すると大豆になる。

ちなみにエダマメはエダマメとして食べるように品種改良されたもので、エダマメと大豆はイコールではないが、大豆としても食べられます。

割と栽培しやすく、収穫しやすい野菜です。エダマメには収穫時期で早生・中生・晩生の三種があり、初心者は早生を5月に植えて8月収穫を目指すといいです。ちなみに味でいえば晩生が優れていると言われています。

ただ、エダマメと言えばビール。ビールが美味しいのは夏。夏に収穫できるのは早生なんで、早生にしておきましょう。

管理場所・日当たり

とにかく日当たりがよいが、半日陰でもいい。

植え付け

時期…HCで苗を売ってます

エダマメはマメから苗を作ることもできますが、時期(4月〜5月)になるとホームセンターで苗を売っているので、これを植えるのが便利です。

エダマメは直根で移植が苦手です。ポット内に根が行き渡ると植えても根が広がらないことがあるので、できるだけ新しい苗を買い、購入後はすぐに植え、植えるときは土を崩さずに植えましょう。

用土

鉢植えならば一般的な培養土で植えます。

地植えする場合は、苦土石灰で中和してから土を作っていきます。夏に水切れすると収穫が減るので、水もちの良い土…なんなら粘土質の土のところに植えるといいです。
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鉢・プランターの植え付け

10号鉢に1苗、65cmプランターに2苗を入れて植え付けます。

鉢底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、鉢底石を2cm入れ、苗を植え付け、隙間に用土を入れてください。最後にしっかりと水をやって完成です。

畑栽培の場合

連作障害を起こすので過去二年ほどマメ科植物を植えた場所は避けます。

深さ25cm〜30cmを掘り、掘り出した土に苦土石灰を1平方あたり100gを入れて中和させます。中和は1週間かかるので待ってから、腐葉土堆肥を元の土に対して2割入れ、化成肥料を規定量入れて混ぜて用土とします。

この土で幅40cm高さ10cmの畝を作り、苗を30cm間隔で植え付けていきます。最後にしっかりと水をやってください。

水やり

地植え(畑)であれば、開花までは自然に降る雨だけで十分ですが、開花後は水切れすると花が落ちたり、サヤが太らないので、畑栽培でも、開花後は様子を見て水やりをします。

鉢・プランターの場合は、土が乾いたら水をやるという通常の水やりをします。畑栽培と同様に開花後は水切れすると収穫がゼロになることもあるので、注意して水やりをします。

肥料

もしも培養土で植えている場合は、最初から肥料が入っているのでそれで十分。エダマメは空気中の窒素を取り込んでいるので、肥料が多いと調子を崩してしまいます。

土寄せ

苗を植えて、生育してくると地上部が大きくなって、グラグラしてきます。そこで、周囲の土を株元に集めて、倒れないようにします。

これを土寄せといいます。

中生・晩生は土寄せとともに追肥をしておきます。早生の場合は土寄せだけしておきます。

開花

初夏から夏にかけて開花します。このとき、水切れすると花が落ちたり、結実後もサヤが太らず、収穫が減ります。

真夏に水切れしやすいので、水をしっかりとやり、株元にワラをしいてマルチングします。そもそも植え付け時にしっかりと有機物(腐葉土・堆肥)を入れて水もちをよくしたり、粘土質の土の場所に植えるといいです。

収穫

サヤが膨らんだら、株全体を刈り込んで、すぐに茹でて食べます。放置していると味が劣化していくので、収穫後はすぐに食べる。

病害虫

カメムシハダニネキリムシバッタ・マメシンクイガ・イズサヤタマバエが発生する。

より詳細な栽培は?

このページは主に早生についての記述になっています。種まきから育苗やその他の詳細な栽培については
を参考にしてください。
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