ソフォラの育て方

科名 | マメ科 |
属名 | ソフォラ属 |
学名 | Sophora prostrata |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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ソフォラとは?

リトルベイビーという品種がよく流通しています。
樹高2m
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水やり

冬の水やり

葉水

ソフォラは空気中の水を吸収しますし、ハダニ予防にもなりますので、霧吹きで水を掛けてやってください。乾燥すると葉っぱがポロポロと落ちていきます。霧吹きは買っておきましょう。乾燥すると葉っぱが黄色くなって落ちます。
冬は暖房で、夏はクーラーで乾燥します。霧吹きで葉っぱや茎に水をかけることで乾燥を防ぎます。
肥料

肥料が不足すると葉っぱが黄色くなります。
植え付け・植えかえ
時期
二年以上植え替えをしていない場合、鉢の中で根づまりをおこしていると思います。根詰まりを放置していると下葉から黄色くなって落葉します。植え替えをしましょう。植え替え時期は生育期前の5月・6月あたりが理想です。用土
植え替えの際の用土は観葉植物の土を利用します。観葉植物の土にパーライトを1割〜2割入れて、水はけをよくしておくといいです。鉢植え

植え替えの場合は土を少し落として、同じ大きさの鉢かひと回り大きな鉢に植え替えます。
庭植え

庭土を深さ30cm〜40cmほど掘り返し、土に腐葉土か堆肥を1割ほど追加して混ぜて用土とします。庭土の水はけが悪いならば、川砂かパーライトを入れて水はけをよくしておくといいです。
穴に土を半分戻して、株を入れて、隙間に用土を入れていき、最後にしっかりと水をやって完成です。
管理場所・日当たり
明るい風通しの良い場所を好み、強い直射日光では葉焼けしてしまいます。春
気温が20度を超えるとソフォラの生育がよくなってきます。戸外の日当たりが良い場所に出してやります。寒の戻りに気を付けてください。5月までは関東でも霜が降りることがたまーにあります。梅雨は雨の当たらない軒下に移動させます。もしくは室内の日当たりで管理します。
夏
強い日差しに当たると葉っぱが焼けてしまうので、戸外の半日陰か日陰で管理します。広葉樹の作る日だまりなどでもOKです。直射日光が当たる場合は寒冷紗やヨシズで遮光してください。室内で管理する場合、クーラーの風はとても乾燥していますので、直接当たらないようにしてください。
秋
室内か戸外の日当たりで管理し、戸外で管理している場合は霜が降りる前に室内に取り込みます。15度を下回ると生育が鈍くなってきます。冬
耐寒温度は3度〜0度と観葉植物としては寒さに強い方です(あくまで観葉としては)。弱い霜であれば枯れませんが、強い霜に当たると枯れてしまいます。関東南部であれば戸外で越冬も可能です。室内(リビングは10度以上)で管理する限りは寒さ対策は必要ありません。日光を好み、日が当たっていないと葉っぱが落ちるので、冬で活動は鈍いですが、窓辺などで、しっかりと日を当ててください。
冬は室内が乾燥しますが、冬のソフォラは活動が鈍くなっていて、土に水を頻繁にやると根腐れを起こします。そこで霧吹きで葉水をかけてやって乾燥を防ぎます。乾燥すると落葉します。
暖房の風は乾燥しているので直接、ソフォラに風が当たらないようにしてください。
落葉する原因について
もちろん生理的な生え変わりというのはありますから、多少の落葉は多めに見ましょう。ソフォラは冬の寒さに当たって落葉したけど春には新芽が出る…というタイプではなく、パラパラと株全体が落葉した場合は、水のやりすぎ、乾燥、極端な寒さに当たったなど、危険な状態だと考えてください。原因を推測して対処して、それでも回復しないようであれば、春になってから植え替えをします。
剪定
邪魔な枝は適宜、ハサミで切ってしまいます。剪定時期はできれば9月〜10月がいいです。9月〜10月に剪定すると枝葉を減らして、根の負担を減らして冬越ししやすくなります。病気・害虫
ハダニ・アブラムシ・カイガラムシが発生します。葉っぱに霧吹きで葉水をやっていると、多少予防できます。特徴・由来・伝承
3ミリか2ミリほどしかない小さな葉っぱを、針金のような茎にチラホラと生やす不思議な植物。初めて見た人は「枯れてる?」と思いがちですが、しっかりと生きています。リトルベイビーという品種がよく流通していて、これが「ソフォラ・マイクロフィラ」とされていることが多いですが、実際はプロストラータの品種です。