シロモジ(白文字、アカヂシャ)の育て方

科名 | クスノキ科 |
属名 | クロモジ属 |
学名 | Lindera triloba |
別名 | 白文字、アカヂシャ |
耐寒 | マイナス15度 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
剪定 |
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シロモジの特徴は?

樹高6m…庭植えにすると2m〜5mになる。
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水やり

植え付けて1ヶ月か2ヶ月は、根が広がり切ってないので、水切れを起こします。庭植えでも水やりをしてください。
肥料

あとは8月から9月に油粕と化成肥料を2握りほど根元に撒きます。
植え付け・植えかえ
時期

用土
水はけのよい肥沃な土を好みます。用土は選びませんが、庭の土を掘り返したときに水が染み出すような水はけの悪い場所なら、植えても根腐れして枯れてしまいます。庭植え

株の麻布はそのままで植えていいです。分解されてなくなります。ビニールや針金が巻いてある場合は、分解されないので取り除いてください。

管理場所・日当たり
栽培地域
自生地は中部より西とされますが、東北から九州で栽培可能です。北海道は南部なら庭植えが可能。寒さ・暑さに強く、乾燥にも強く、病害虫にも強い。日当たりを好む
日当たりがいい方が花・実・葉と紅葉が楽しめますが、半日陰や一日3時間程度の日照でも生育します。剪定
落葉時期の2月か、開花後で花芽ができる前の6月〜7月に剪定をします。毎年20cmくらいしか生育せず、毎年する必要はないです。シロモジは自然樹形で綺麗なので、樹形が乱れたり、密生したら、枝を落とす程度にします。病気・害虫
ハダニ乾燥する高温時期に発生する小さな虫で、汁を吸って木を弱らせます。ハダニで枯れることはないですが、排泄物にカビが生えるスス病を併発させ、美観を損ねます。葉っぱの裏に潜んでいるので、葉っぱの裏に水をかけると発生を予防できます。

ハダニ
病害虫生態・防除・対応の薬剤のまとめ
カイガラムシ
蝋に覆われた虫で、内部で汁を吸っています。排泄物にスス病が発生するので、早めに対応したい。少量であれば歯ブラシで落とし、大量なら定期的に薬剤を散布して駆除します。薬剤や性質については以下のページを参考にしてください。

カイガラムシ
病害虫生態・防除・対応の薬剤のまとめ
スス病
植物の汁を吸った虫の排泄物には糖分が残っていて、これに発生する黒いカビがスス病です。スス病は洗っても、こすっても取れず、スス病で枯れることはないんですが、著しく美観を損ねます。予防法は上記の虫を早めに駆除することです。

スス病…原因と対策
病害虫
特徴・由来・伝承

クロモジの葉っぱとちょっと違い、大きなカエルの手にようになっています。形はダンコウバイと似ていますが、葉はシロモジの方が小さく、切れ込みが深いです。
最後に…
成長が遅めで、管理が楽で、季節感もあり、シンボルツリーとしても人気が出ています。シロモジをシンボルツリーとして考えている方は、その他のシンボルツリー候補をまとめたページがあるので、そちらも参考にしてください。
シンボルツリーに人気の庭木の一覧と性質を解説
園芸用語