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ダンコウバイの育て方

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ダンコウバイ
目次
ダンコウバイ(檀香梅)とは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
剪定
病害虫
特徴・由来・伝承
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学名などの基礎データ
ダンコウバイの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
ダンコウバイ
科名
クスノキ科
属名
クロモジ属
学名
Lindera obtusiloba Blume
別名
檀香梅・鬱金花
水やり
水を好む
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け
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ダンコウバイ(檀香梅)とは?

ダンコウバイ(檀香梅)はクスノキ科クロモジ属の落葉低木紅葉樹。クロモジと同じように枝を折ると香りがあり、爪楊枝の材料にすることもある。関東〜九州なら戸外で栽培が可能。樹高は5、6mまで生育する。春(3月)になると黄色の花が咲き、その後に葉芽が伸びてくる。葉っぱは新芽は少し赤みをおびていて雌雄異株でメスなら実がなります。魅力は早春の花と秋の紅葉。

モミジと並ぶ秋の紅葉の代表で、透明感がある黄色は人気があるが、環境があっていないと紅葉しないことがあります。

店では売ってないのでネットショップでどうぞ。もしくは造園業者に植え付けを依頼しましょう。
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水やり

普通は一旦植えたら、放置で、真夏の乾燥時期に水をやる程度にします。

ダンコウバイ(檀香梅)は水辺の近くに生える植物で、多少湿った場所を好みます。水はけがあまりによかったり(つまり水持ちが悪い)、日差しが株もとによく当たる場所では乾燥で枯れこんできます。そういうところでは、水やりを増やすか、根元に腐葉土やバークを敷きこんでマルチングしたり、グランドカバーを生やすなどして蒸散を防ぎます。

肥料

冬に寒肥として周囲に穴を掘って、堆肥を腐葉土を混ぜ込んでやります。肥沃な土を好みます。

植え付け・植えかえ

時期

冬の落葉時期に植えるのが適しているが、真夏の乾燥期以外なら大丈夫。

種子から育てることもできるが、種子は雌雄の区別がつかないので、メス株が判明している挿木株を購入して植えましょう。

用土

土は水はけがよく、肥えた土…まぁ、常識的な範囲の水はけで普通に肥えていれば大丈夫です。

土を掘った時に水が染み出すような場所では根腐れをおこします。そういった場所は避けます(ダンコウバイが多少ジメジメした場所を好むといっても、そんな土では腐ります)。

庭植えの植え付け

深さ50cm〜80cmの穴を掘り、掘り出した土に堆肥を腐葉土を2割〜3割すきこんでおきます。土に石がある場合は、出来るだけ取り除いておきましょう。用土を半分戻して、株を入れて、隙間に土を入れ、余った土で株の周囲に土手をつくります。その土手の中に水をためます。この水がなくなるまで待ち、なくなったら土手を崩してならして完成です。

植える時に麻布がついているなら、外すとよいが外さなくてもいい。ナイロンや針金が巻いてあるならこれは外す。

植え付け後、しばらくは根が馴染んでおらず、生育の調子が悪いのが普通です。長い目で見ましょう。特に1年〜2年は水切れに注意します。

秋に赤い実が出来ます。これを収穫して3月に蒔くと発芽して株を増やすことが出来ますが、雌雄がわからないので、普通は種子からは増やしません。

管理場所・日当たり

関東以南、関東以西で自生しています。ユーザーさんの話によると北海道南部の庭でも生育するらしいです。半日蔭を好みます。寒暖に強く、芽吹きやすく、育てるのは難しくありません。

ダンコウバイは乾燥に若干弱いです。多少ジメジメしている場所を好みます。日向だと場合によっては乾燥で枯れこむかもしれません。半日蔭が無難です。

剪定

ダンコウバイは株元から数本が立ちあがる形になります。邪魔になった枝や古い枝をさばく程度にしておいて、自然に生えるようします。その方が綺麗になります。剪定は落葉時期にしてください。

芽吹くのが早いので、多少強く剪定しても戻ります。

病害虫

アブラムシカイガラムシがたまに発生する。オルトランを蒔いておくとよいが、ほとんど病害虫は発生しない。

特徴・由来・伝承

檀香はビャクダン(白檀)の香りのこと。実に強い香りがある。実は10月ごろに赤く熟す。葉っぱにも多少、香りがあり、もむと匂う。幹や枝を折るとやはり匂いがする。雌雄異株でその強い香りを放つ実をつけるのは当然メス株のみ。花が似た時期に黄色い花を咲かせるアブラチャンよりは大きめで、枯れ枝に突然黄色い花を咲かせるので目立つ。秋には黄色く紅葉する。

学名のLinderaはスェーデンの植物学者「Linder」から。別名の鬱金花は花色から来ています。
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