ニンジンガジュマルの育て方…ガジュマルとの違いは?
目次
ニンジンガジュマルとは?ガジュマルとの違いは?水やり肥料植えかえ管理場所・日当たり病気・害虫特徴・由来・伝承関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ニンジンガジュマル
- 科名
- クワ科
- 属名
- イチジク属
- 学名
- F.microcarpa
- 別名
- 人参ガジュマル
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 中級者向け
スポンサーリンク
ニンジンガジュマルとは?ガジュマルとの違いは?
ニンジンガジュマロという品種の植物はなく、通称というか商品名です。根元が人参のようになっているので、そう呼ばれるだけで、
普通のガジュマロと育て方は同じです。
どうやって仕立ててる?
ニンジンガジュマルは
ガジュマルの
種子を発芽させて数年間育てた後、根が太くなったものを抜いて、根が見えるように植え替えたものです。
挿し木で育てたものは気根が出づらい傾向があるのですが、実生(種子から育てたもの)ですので気根も出るし、数年間育てた根ですから、抵抗力もあり、育てやすいので人気があります。
参考:
仕立て直しの実際の様子(ガジュマル・ニンジンガジュマル)最初にまとめ
●種類はガジュマルと一緒。
●育て方はガジュマルを参考に。
●土が乾いたら水をやる。
●土への
水やりとは別に
葉水を。
●生育期に
肥料をやればよく茂り育つ。
●夏の直射日光は避ける。夏以外は日当たりへ。
●寒さに弱いので冬は室内へ。
●落葉しても枯れてなければ春には芽吹く。
スポンサーリンク
水やり
ニンジンガジュマルの鉢の土が乾いていたら水をやります。土が濡れているようなら水はやらないでください。土がずっと濡れているようだと
根腐れします。ガジュマロは多湿の環境を好むので、土への水やりとは別に霧吹きで葉っぱに水をやります。葉水はニンジンガジュマル栽培の大事なポイントです。葉水は年間を通してやるといいです。
水やり・葉水については
季節別のガジュマルの水やりと管理場所のまとめを参考に。
肥料
生育期(気温が20度以上になる4月〜9月)に液体肥料を二週に一回か、緩効性固形肥料を月に一回やるとよく茂り葉の色も良くなります。
●落葉したり、弱っている時は肥料をやらない。肥料は弱っているものを元気にするのではなく、成長を促進させるだけで、弱っている時に肥料をやるとトドメを刺すことになる。
植えかえ
市販の
培養土か、
観葉植物の土か、自作する場合は
赤玉土7
腐葉土3を混ぜたものを使います。室内で管理することが多いので匂いのしない観葉植物の土で植えるといいです。
2年に一回程度は
根詰まりをしていなくても植え替えをします。土が劣化して、ニンジンガジュマロにとって質の悪い土になってしまうからです。もちろん、根詰まりをしているようならば植え替えをします。
植え替えの詳細は
ガジュマルの植え替えのリンクを参考に。
管理場所・日当たり
日光を好むが真夏の直射日光には弱い
ニンジンガジュマルは日光を好むので、春と秋は戸外の日当たりか室内の日当たり。冬は寒さに弱いので室内の日当たり。夏は直射日光に弱いので室内でカーテン越しの柔らかな日差しに当てるか、戸外の日陰や
半日陰で管理します。
●日光を好みますが、耐陰性があり、多少の日陰でも枯れません。ですが、長期間、日当たりが悪いと徐々に弱って枯れますから、日当たり管理が基本です。
冬は室内で
熱帯の植物で5度以下になる枯れます。霜に当たれば一発で枯れます。冬は室内の日当たりで管理しましょう。冬の寒さに当たっても、完全に枯れていなければ春にはまた芽吹きます。
管理場所の詳細は
季節別のガジュマルの水やりと管理場所のまとめを参考に。
病気・害虫
カイガラムシが発生します。
オルトランをあらかじめ撒いておくと良いです。
特徴・由来・伝承
ニンジンガジュマルはガジュマルを仕立て直したもので、人気のあるグリーンインテリアです。
その他のガジュマルの仲間は
ガジュマルを参考にしてください。
スポンサーリンク
関連記事