マーガレット・シンプリーコーラルの育て方
目次
シンプリーコーラルとは?水やり肥料植え付け・植えかえ管理場所・日当たり剪定病気・害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- マーガレット・シンプリーコーラル
- 科名
- キク科
- 属名
- モクシュンギク族
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 中級者向け
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シンプリーコーラルとは?
シンプリーコーラルは
キク科モクシュンギク属の常緑
多年草の
マーガレットの
園芸品種の一つ。開花の咲き初めは花びらが丸まっていますが、徐々に平たくなっていきます。また、花いろが縁がピンクで中心がクリーム色野状態から、徐々に薄いピンク単色になり、そこから濃いピンクに変化していくのも特徴。この花いろが微妙に違う花が1株の中に混在するのはなかなか素敵。
育て方はマーガレットと同じ。
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水やり
シンプリーコーラルは比較的乾燥を好み、過湿にすると
根腐れを起こしたり、葉っぱがとろけてしまいます。水は控えめがコツ。土が乾いていたら水をたっぷりとやります。土に触ってみて濡れているようならば、
水やりはしません。水をやるときは鉢の底の穴から水が出てくるまでやってください。春も夏も秋も水をやるときは鉢底から水が出るまでやります。
庭植えにした場合は、自然に降る雨だけで十分です。
夏の水やり
夏は暑さで生育が止まり、水をやりすぎると根腐れを起こします。水は控えてください。控えると言うのは「頻度」です。土が乾いてから、2日か3日経ってから水をやります。夏も鉢底から水が染み出すくらいにしっかりと水をやってください。
冬の水やり
冬は生育が鈍くなっているので、少し水やりを控えます。土が乾いてから、2日か3日経ってから水をやります。
肥料
開花する時期は薄い液体
肥料を二週に一回やります。真夏は肥料は控えます。それとは別に置き肥として春4月と秋9月に緩効性固形肥料をやります。肥料は少なくても枯れるわけではありません。むしろ肥料が多いと葉っぱが黄色く変色するのですが、肥料が少なすぎると、花が減り、花いろが鈍くなるので、様子を見て調節しましょう。
植え付け・植えかえ
時期・頻度
冬越ししたら、春に芽吹く前に植え替えをします。鉢植えの場合は毎年植え替えないと
根詰まりを起こします。それどころか、春のうちに2回植え替える必要があることもあります。
用土
用土は一般的な花と野菜の
培養土。自作する場合は
赤玉土6
腐葉土4を混ぜて利用します。
鉢植えの植え替えの手順
鉢底の穴を鉢底網で塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(
軽石)を2センチから3センチほど入れて、鉢底石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。
現在より大きな鉢に植え替える場合は、土は落とさず、少し根をほぐしてから植えます。同じ大きさの鉢に植え替える場合は、古い土を三分の一ほど落として古い根を整理してから植え替えをしましょう。
庭植えの植え付けの手順
植え付ける1週間前に、直径40cm深さ40cmの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か
堆肥を2割か3割混ぜておきます。1週間、土を寝かせて馴染ませてから、半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。 土は崩さないで植えた方がいいです。
管理場所・日当たり
春と秋は日当たりで管理します。しっかりと陽に当てることで生育し、開花しやすくなります。日光が不足すると色が鈍くなります。
越冬
霜に当たると枯れます。霜に当たらなければマイナス5度まで耐えますので、軒下の霜の当たらない場所で管理するか、室内の日当たりで管理します。ただし
冬に店頭に並んでいる株は温室で育てられたもので寒さに弱いです。戸外の寒風に当てると萎れてしまいますし、ツボミは茶色く変色して開花しなくなります。できれば室内の日当たりで管理して、暖かくなり最低気温が10度以上になってから戸外に出すといいです。
夏越し
マーガレットの生育温度は15度から20度。30度を超える気温が連日続く夏は生育が止まり、株が弱ります。この時期は風通しの良い日陰・
半日陰(木漏れ日)の場所に移動して高温にならないようにします。
剪定
開花している3月〜6月に適宜、花が一段落したら
花ガラ摘みと
摘芯をかねて株全体を軽く刈り込みます。2週間〜3週間ほどで回復します。この時の
剪定で切った枝で
挿し芽をして株を増やせます。
6月の梅雨前に株全体を半分まで刈り込みます。これは梅雨と夏の高温多湿を風通しをよくすることで
夏越しさせるための剪定です。
剪定と挿し芽については以下のページを参考にしてください。
を参考にしてください。
病気・害虫
アブラムシ、
ヨトウムシ、
ハダニ、立枯病が発生します。
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