カラタチバナ(唐橘・百両)

科名 | サクラソウ科 |
属名 | ヤブコウジ属 |
学名 | Ardisia crispa |
別名 | 唐橘・百両 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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カラタチバナの育て方
育て方の概要常緑低木。7月に開花、11月に赤い身が結実。鳥が食べなければ3月まである。センリョウ(千両)・マンリョウ(万両)などとともにお正月の縁起物。斑入りのカラタチバナもあるが若干弱いので管理に注意。
大きさ・草丈・樹高
20センチから50センチ
まとめ
●マンリョウによく似ているがマンリョウより寒さに弱い。
●育てるのは若干難しい。
●水やりは普通。庭植えなら水やりはほぼ不要。
●肥料はなくてもいい。やっても控えめに。
●植え替えは秋か2月3月。
●夏の直射日光と冬の寒風が当たらない場所で育てる。
●マンリョウによく似ているがマンリョウより寒さに弱い。
●育てるのは若干難しい。
●水やりは普通。庭植えなら水やりはほぼ不要。
●肥料はなくてもいい。やっても控えめに。
●植え替えは秋か2月3月。
●夏の直射日光と冬の寒風が当たらない場所で育てる。
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水やりと肥料
水やりのコツ庭植えの場合は一旦根付けば、自然に降る雨だけで十分です。ただし乾燥する時期は水やりをしてください。
鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。夏は毎日水をやり、春と土の様子を見ながら水をやってください。冬は土がしっかりと乾いたら水をやります。過湿にすれば根腐れしますし、乾燥しすぎればカリカリになって枯れます。まぁ、普通の水やりです。受け皿の水は捨ててください。
肥料
肥料がなくても育ちます。庭植えは不要。ただ、早めに大きくなって欲しい場合は開花前の5月と実がなる前の秋に肥料をやってください。肥料はあくまで控えめ。
植え付け・植えかえ・種蒔き
植え替え・植え付け時期生育が止まった10月11月と動き始める前の2月3月に植え替え・植え付けをする。
用土
赤玉土4鹿沼土3腐葉土3を混ぜたものを使います。
植え付け方法
庭植えの植え付け庭植えの場合は、根鉢の倍の深さと直径の穴を掘って、掘り出した土に腐葉土を3割ほど混ぜ、半分戻して、株を入れて隙間に土を詰めていって、水をやって完成です。支柱をするといいです。
●深植えせず、飛び出さないように植えてください。
●植え付けて二週間はしっかりと水やりをしてください。
●連作障害が起きやすいので、過去2年か3年にマンリョウ・ヤブコウジなど近い種類を育てた場所には植えない。
●植え付けて二週間はしっかりと水やりをしてください。
●連作障害が起きやすいので、過去2年か3年にマンリョウ・ヤブコウジなど近い種類を育てた場所には植えない。
鉢植えの植え替え
古い土を三分の一ほど落として、痛んだ根を切り取り整理してから、ひとまわり大きな鉢か同じ大きさの鉢に植え替えます。このとき、邪魔な枝・枯れた枝を多少剪定しましょう。
種子から増やす?
種子から増やすことができます。果肉を取り除き(果肉は発芽を抑制する物質がついている)、乾かさないように赤玉土単用の苗床に蒔くと発芽します。
管理場所・日当たり
北関東・東北・北海道以外で庭植えが可能。林の中の直射日光がガンガンと当たらない場所が自生地なので、夏の直射日光と冬の寒風が当たらない場所に植えるか管理する。寒冷地で育てる場合は鉢植えにして冬は室内に取り込む。室内といっても暖房のかかっていない部屋に取り込む。その他
病害虫アザミウマ・アブラムシ・カイガラムシ・ハダニなど。
剪定
剪定はしない。カラタチバナは生育が遅く、樹高も低いので、剪定しても意味がない。取り戻すのに時間がかかるだけ。
特徴・由来・伝承
江戸時代に栽培が大流行し、そのとき高値で取引されたのが「百両」と呼ばれる由縁。以前はヤブコウジ科だった。タチバナとあるが柑橘系ではないです。スポンサードリンク