オオムラサキツツジの育て方

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オオムラサキツツジの基礎データ

オオムラサキツツジ
科名
ツツジ科
属名
ツツジ属
学名
Rhododendron pulchrum Oomurasaki
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
中級者向け
オオムラサキツツジの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…剪定時期…月別スケジュールです。

オオムラサキツツジとは?

オオムラサキツツジはツツジ科ツツジ属の低木ヒラドツツジの品種の一つで、非常にポピュラー。一般的に「ツツジ」と書いた場合、このオオムラサキツツジを指します。花が大きく、派手に咲く。大気汚染に強く、公園などによく植えられている。

栽培についてはツツジの方がより詳細に書いてありますので参考にしてください。
樹高1mから2m…ツツジとしては大きな方。
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その他のツツジについてはツツジの種類・品種などについてのページを参考にしてください。

水やり

庭植えにした場合、自然に降る雨だけでもほぼ大丈夫ですが、オオムラサキツツジは根が浅く、乾燥に弱いので、庭植えの場合でも様子を見て水やりをします。特に、花芽をつける7月〜8月に水切れすると、花芽がおちてしまい、翌年の開花が鈍くなったり、なくなることもあるので注意します。

鉢植えの場合は、土が乾いたら水を、鉢底から水が出るくらいにしっかりとやります。乾燥に弱いので、水切れしないように気をつけましょう。

肥料

肥料が不足すると開花が鈍くなるので、活動前の2月、開花後の5月と9月に化成肥料か油粕+骨粉を混ぜたものを株から離したところに、まくか埋めてください。

植え替え・植え付け

時期・頻度

2月〜3月の活動直前の時期に植え付け・植え替えをします。できなかった場合に9月〜10月にします。開花しているときは植え付け・植え替えはしないでください。

鉢植えの場合は、2年に一回植え替えをします。

用土

酸性の土でないと枯れてしまうので、ツツジ用の土で植え付けます。庭植えの場合は、鹿沼土ピートモスを入れて酸性にして植え付けてください。

庭植え

庭土を30cm〜40cmを掘り返し、土に未調整ピートモスを2割〜3割ほど足し、化成肥料を規定量入れて混ぜて用土とします。穴に半分の土を戻し、苗を配置します。最後にしっかりと水をやって完成です。

苗は深植えしないように、苗と地面が同じ高さになるように植えてください。

鉢植え

鉢植えの場合は、植え替えの場合は古い土を3分の1ほど落としておきます。根の負担を減らすため、地上部の枝も半分ほどに切り詰めます。

鉢底の穴を鉢底ネットで塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(軽石)を2センチから3センチほど入れて、鉢底石(軽石)の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。

管理場所・日当たり

日当たりで栽培します。
鉢植えの場合は春・秋・冬は戸外の日当たりで管理し、夏だけは戸外の半日陰で管理します。

冬の寒さには強いので防寒は不要ですが、霜柱で根を傷めるので、株元にワラ・腐葉土などでマルチングして防ぎましょう。

剪定

花が終わったらすぐに、5月〜6月に剪定します。

株全体をうっすら刈り込んで、花ガラとともに取り除いて剪定していきます。これは剪定になって、枝が増えて密生して、来年、花がたくさん開花します。あとは、枝がこみあっているなら、枝をさばいて風通しをよくします。

病気・害虫

ベニモンアオリンガ・イラガ・カイガラムシ・グンバイムシ・ロウムシ・ウドンコ病炭そ病などが発生します。

なかでもベニモンアオリンガが発生すると花が咲かなくなるので、早めに対応しましょう。一度発生すると毎年発生します。詳細はベニモンアオリンガツツジ・サツキが咲かない理由と対処のページを参考にしてください。
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