モミの木の育て方

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モミの木(モミノキ・樅)

モミの木
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科名マツ科
属名モミ属
学名Abies firma
別名モミノキ・樅
みずやり水を好む
場所季節による
難易度中級者向け
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開花
植え
肥料
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栽培の特徴

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育て方の概要
ここで記述しているのは日本に昔から自生するモミのこと。
モミは常緑・高木の針葉樹。雌雄同株。4月5月に開花して、10月11月あたりに実が成熟して灰色になる(クリスマスのリースにどうぞ)。クリスマスツリーにもできるが、日光を好むので室内で管理するのはクリスマス前後の数日だけ。鉢植えでも育てられる。一年中、戸外で栽培する。自生地は秋田から鹿児島の屋久島まで。

夏の暑さというか乾燥に若干弱い。
樹高40m
まとめ
●モミの木はマツ科の常緑高木で針葉樹。
●鉢植えで管理することが多い。
●寒さに強いが、暑さに弱く、夏の乾燥と蒸れで枯れることがあるので、移動できる鉢植えが便利。
●鉢植えの一年の成長速度は10cm程度?。庭植えだと一年で数十センチほど生育して、管理が追いつかなくなる。
●鉢植えは土が乾いたら水をやる。庭植えは基本的に自然に降る雨だけで十分。ただし、どちらも夏の乾燥に注意。夏の水切れで枯こむのは少し遅れてから。
●日当たりを好むが、夏の高温多湿が苦手。
●春に肥料をやるが、生育が悪い場合だけ。
剪定は冬に行うが、樹形は剪定しなくても整う。風通しを良くするために、多少剪定する程度。鉢植えの場合は生育が遅いのでほぼ不要。
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水やりと肥料

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水やり
庭植えの場合、ほぼ自然に降る雨だけで十分(自生しているくらいなので)。ただしモミの木は鬱蒼と茂る山の中に生える植物で乾燥に弱い。庭植えの場合でも、夏だけは水をやるようにする。これは夏に西日が株元に当たらないようにし、マルチングなどで乾燥が防げれば不要だが、枯れると悲しいので水やりをしたほうが無難。また、庭植えでも植え付けて数年は根が十分に張っていないので、水切れを起こしやすい。特に小さな苗は水切れを起こしやすいので、水やりはしっかりと。大きく育ってくると水切れを起こしても、症状が出るまで時間がかかり、一年後に突然枯れる。

鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやります。夏は乾燥に注意する一方で、夏以外のシーズンは水のやりすぎによる根腐れにも注意。春・秋・冬は土が濡れているなら絶対に水をやらないようにし、夏は乾燥しきらないように水をやる。
夏の終わりから秋にかけて枯れる
樹木は水切れが起きてから、実際に枯れるまでタイムラグがあって、夏の水切れが症状として出るのが冬だったり、翌年ってこともある。葉っぱの色が薄くなって、元気がないなーと思っていると枯れこんでくる。水切れしないようにするしかない。特に1m以下の幼木は水切れしやすい。
肥料は控えめ
3月から5月ごろに緩効性肥料をやる。これは春から夏にかけての新芽のための肥料。ただしモミは肥料をさほど必要としておらず、3月から5月の肥料は生育が鈍い場合や、土が痩せている場合にやる程度です。
●夏に弱っているからといってハイポネックスなどをやらないこと。ハイポネックスをやるのは涼しくなってから。肥料は栄養剤であって、弱った植物を元気にするカンフル剤ではないです。インフルエンザの人にステーキを食べさせても、元気にならないのと一緒。

植え付け・植えかえ・種蒔き

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植え替え時期
春か秋に植え付け・植え替えをする。鉢植えの場合は1年か2年に一回植え替えをする。ひとまわり大きな鉢を用意して植え替える。
用土
モミは用土はあまり選ばないが、あまり水はけの良い土だと水切れを起こす。常識的な配合であれば問題なし。一般的な花と野菜の培養土で植えるか自作する場合は赤玉土小粒6腐葉土4を混ぜたものを使う。庭植えにする場合は、庭土に3割ほど腐葉土を追加してよく混ぜておきます。
植え付け・植え替え
鉢植えの場合は、根鉢(ポット)より一回り大きな鉢を用意します。モミの木の土は落とさず、根は崩さないようにします。麻布で根を巻いてある場合は、そのままで植えます(布は分解されてなくなる)。根をいじると生育不良を起こします。土も崩さないで植えてください。鉢底の穴をアミで塞いで土が出ないようにしてから軽石を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株をスポッと入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。
●1年か2年後に植え替えをする。そのたびにひとまわり大きな鉢に植え替えるので、どんどん大きくなる。簡単に10号鉢になり、それ以上の鉢を用意できなくなる。となると、同じ大きさの鉢に植え替えたい。その場合は、根を崩して、黒い腐った根を切り、根を三分の一ほど切ってしまいます。あとは、普通に植え替えをします。根をいじるとモミの木にはストレスになり、生育不良を起こします。回復まで時間がかかると考えてください。また、根を切る植え替えをすると乾燥にさらに弱くなるので、乾燥しないように土が乾燥したら出来るだけ早く水やりをします(回復するまで続ける)。
●モミの木は庭植えすると、成長が早いが、根の張りを制限できる鉢植えで育てると、大きさを制限できます。よって鉢植えが一般的。
●モミの木の根は大きさが個々に違っているために、苗を取り寄せてから鉢を買わないと、株が鉢に入らないことがある。
●植え付けしてしばらくは落葉しやすい。環境に合わせるための健康的な反応です。諦めずに焦らずに普通の管理をしましょう。

庭植えの場合は、根鉢の二倍か三倍の深さと大きさの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割ほど混ぜて、半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
モミの木の苗木の根にまきつけている麻布はそのままにして植えます。麻布は土の中で分解されて消えるからってのもありますが、モミの木は根をいじると生育不良を起こすので、土をいじらず、根を崩さないようにして植えるためでもあります。ただ、ビニールや針金が巻きつけてある場合は取り除いてから植えてください。
●植え付けしてしばらくは落葉しやすい。環境に合わせるための健康的な反応です。諦めずに焦らずに普通の管理をしましょう。

種まき
10月11月に成熟した種子を蒔いていると発芽します。乾燥すると発芽しなくなるで、速攻で蒔くか、乾燥しないように保存しておいて(濡らしたオガクズの中で管理とか)、春に撒きます。種子を蒔かなくても、自然に落下して発芽しているから、普通はやらない。

管理場所・日当たり

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日当たりを好むが乾燥に弱い
日当たりで育てると葉色がよくなるが、夏に乾燥で弱る。庭植えにするのではなくて、鉢植えにして管理するのが一般的。庭植えにして大きくなりすぎても困るしね。
庭植えの場合は、春・秋・冬は日当たりになって、夏は半日陰になるようなところが理想。ってそんなところがあるわけない。なので風通しの良い場所に植えて夏の高温を防ぐようにする。
鉢植えの場合は春・秋・冬は戸外の日当たりで管理して、夏は半日陰に移動して管理する。半日陰がないならば、寒冷紗やヨシズで遮光する。夏は風通しの良いところで管理して「蒸れ」を防ぐ。さらに冬に剪定して風通しをよくしておくこと。
●クリスマスで買ったモミの木もクリスマスが終わったら戸外に出すこと。

壁に注意
モミの木の葉っぱはトゲトゲしていて、硬いのですが意外と壁に擦れて痛んでしまいます。また、蒸れやすくもなるので、壁からは少し離して管理するようにします。
室内は苦手
クリスマスシーズンに出回るのですが、冬の室内は暖房が効いていて非常に乾燥しているために、モミの木には厳しい場所です。シーズンが終わったらすぐに戸外に出してください。
寒さには強いが暑さに弱い
モミの木は寒さには強いが、暑さに弱い。あと乾燥に弱い。冬は雪が積もる地域でも戸外で管理する。円錐状に樹形が整うので積雪にも枝が折れない。

剪定

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病害虫
ほぼない。
剪定
放置していると自然な樹形にまとまるので、無理に樹形を整えようと剪定しない。鉢植えの場合は生育が早いわけじゃないので、強い剪定をすると回復まで時間がかかる。ただ、風通しが悪いと幹の近くが蒸れて枯れてしまうことがあるので、枝をさばいて風通しよくすると良い。剪定は生育が止まり、実が成熟する10月から新芽が活動し始める前の3月までに行う。

特徴・由来・伝承

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モミ属のAbiesは「永遠の命」という意味があるらしい。日本でクリスマスツリーはモミの木のことですが、外国ではトウヒなどの別の針葉樹であることが多い。ただし、モミの木をクリスマスツリーの地域もあるので、あんまり意味ないかもしれない。
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