イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)の育て方…植えてはいけない?

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イブキジャコウソウイブキジャコウソウの基礎データ
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イブキジャコウソウ
科名
シソ科
属名
イブキジャコウソウ属
学名
Thymus quinquecostatus
別名
岩麝香草
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け
イブキジャコウソウの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…剪定時期…月別スケジュールです。
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育て方:イブキジャコウソウってこんな植物です

イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)はシソ科イブキジャコウソウ属の常緑低木。北海道から九州まで自生しているハーブの一種で山野草。タイムの仲間で香りもあります。見た目はクリーピングタイムに似ています。初夏になると枝先にピンクの花を咲かせます。花付きが非常によく、ピンクの絨毯のよう。環境が合えば非常に丈夫。頑健で育てやすくグランドカバーにも利用される。

タイムの仲間なんですがハーブティにするとあんまり美味しくない。ハーブティ狙いならコモンタイム・フレンチタイム・レモンタイム(シトラスタイム)の方がおすすめ。

イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)という名前は伊吹山に多く自生していたとされ、麝香(ムスク)の香りがすることから。
樹高10cm
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その他の同属についてと、グランドカバーに適した植物については以下のページを参考にしてください。
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植えてはいけない?

イブキジャコウソウを植えてはいけないってことはないです。

このワードを気にしている人はイブキジャコウソウが広がりすぎて困るんじゃないか?って心配しているんでしょうが、本来は冷涼な土地の植物で、暑さ・蒸れで枯れることもあり、暖地中間地では、むしろ思ったように広がらないってことが多いです。

とはいえ、接地して発根して広がるので、広がりすぎるようなら抜くようにしましょう。逆に言えば、そのくらいで管理できる植物ってことです。

水やり

鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)は過湿が苦手で、土が湿っている状態が長く続くと根腐れしてしまいます。春・秋・冬は水のやりすぎに注意します。逆に夏は高温で水切れが起きやすくなるので、朝と夕方に水をやります。
イブキジャコウソウ:補足情報
庭植えにした場合は自然に降る雨だけでいいです。庭植えの場合でも夏の乾燥時期は様子を見て水をやってください。

肥料

開花時期の5月〜7月と秋の涼しくなって以降の9月下旬から10月に肥料をやります。この時期に液体肥料を二週に一回やるか、緩効性固形肥料(化成肥料)を1ヶ月に一回やります。

肥料は絶対にないといけないわけじゃないので生育がもうちょっとだな、と思った時に少量やる程度にします。肥料が多すぎると生育が悪くなり、香りが鈍くなることがあります。また、肥料が多くても徒長(枝が間延びすること)しますので、あくまで控えめに。
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植え替え・植え付け

時期

春なら活動を開始しかけの3月〜4月。秋なら寒さが本格化する前の9月下旬から10月。根を張るのが早いので鉢植えだと毎年植え替えをすることになります。面倒なので庭植え推奨。

あんまりホームセンターでは見かけない。あるとしたら山野草コーナー。素直にネットで取り寄せた方が早いと思います。

用土

水捌けの良い土を好みます。鉢植えであればハーブ用の土か山野草の土を使います。自作する場合は鹿沼土5赤玉土3川砂2の配合のものでもいいです。酸度は弱酸性でも中性でもいいです。
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鉢植え

イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)は下へと根を伸ばさないので、鉢は深鉢でなくていいです。鉢底の穴を網で塞いで軽石を2cmほど入れ、用土を入れて、苗を入れ、隙間に用土を入れていきます。根は少しほぐすといいです。植え替えならば、古い土を三分の一ほど落とし、傷んで変色した根を取り除きます。最後に水をやって完成です。

植え替えのときに株分けも可能です。

庭植え

深さ20cmほど掘り返して、水捌けが悪い土なら川砂やパーライトや軽石小粒などを入れて水はけをよくしてから植え付けます。株間は30cmほどは空けましょう。いずれは横へと広がって株間は埋まってしまいますが。伸びた枝の土に接しているところから発根してそこからまた枝を伸ばします。なので1苗あれば、挿木せずとも広範囲に広がっていきます。
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挿木と株分けで増やす

気温がある4月から9月の真夏以外であれば挿木でいくらでも増やせます。葉っぱが何枚かついた5cm〜6cmほどの枝を切って挿し穂とし、赤玉土単用のポットに挿し、乾燥しないように管理していると2週間から1ヶ月で発根します。発根したら庭や鉢に植え付けます。

植え替えの際の株分けでも増えます。

管理場所

地植え(庭植え)

イブキジャコウソウは日光を好みます。日光がしっかりとあたると葉・茎が詰まって綺麗になります。日光が不足すると徒長(ひょろながくなること)します。夏に蒸れやすく、高温で傷んでしまうので、最初から半日陰くらいで管理する方が現実的(本来は涼しい地域の植物ですから)。また、できれば風通しの良いところがいいです。また、寒風に当たると傷んでしまいます。

と、いろいろと書いていますが…

暑さに弱るといっても枯死にはなかなか至らない。暖地でも夏越しは十分可能で放任で広がります。それに寒さにも強い。寒風で傷むっていっても、枯れるほどじゃないです。手間をかけて育てるような植物じゃなくて、植えたら広がっていくーみたいな感じです。

鉢植え

鉢植えならば、春と秋は戸外の日当たり、夏は半日陰。冬は寒風の当たらないところで管理します。

病害虫

ハーブだから病害虫はつきにくい、と思われがちですがしっかりと害虫は発生します。それも株が健康であれば、そんなに発生しません。病害虫がよく発生するのであれば、環境がそもそもあってないんだと考えた方がいいです。高山の植物を平野で育てると、そうなりますよね。ある程度は我慢して薬剤で対処しましょう。

ハダニアブラムシヨトウムシ・ベニフキノメイガなど

剪定・切り戻し

イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)は蒸れに弱く、梅雨前か夏前に一回刈り込んでおくと、蒸れを防げます。ギリギリまで刈るのではなくて、上から見てちょっと土が見えるくらいに刈るといいです。
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