クリーピングタイムの育て方

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クリーピングタイムクリーピングタイムの基礎データ
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クリーピングタイム
科名
シソ科
属名
イブキジャコウソウ属
学名
Thymus serpyllum
別名
ヨウシュイブキジャコウソウ・ワイルドタイム
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け
クリーピングタイムの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…剪定時期…月別スケジュールです。
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育て方:クリーピングタイムってこんな植物です

クリーピングタイムはシソ科低木の常緑のハーブ。食用には向いておらず、ハーブティーなどに利用するのであればコモンタイムを植えましょう。

クリーピングタイムは横へと広がる力がすごくてグランドカバーに利用されます。冬は寒さで地上部が枯死しますが耐寒温度はマイナス10度とかなり強く根までは死んでません。春にはまた新芽を吹きます。こぼれダネで増えるという噂もありますが、そんなこととは無関係に広がっていきます。

真夏の過湿に弱いので、梅雨前にバッサリと刈りこむと夏越しが楽になります。梅雨前に刈り込まないでいると葉っぱが枯れこんできます。
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その他のクリーピングタイム

クリーピングとは「這性」のことで、同じく「這う性質」のロンギカウリスタイムなども同じ「クリーピングタイム」で一括りにされることが多くて、混同されがち。

ところで、クリーピングタイムは食用に向かないのですが、ロンギカリウスタイムは食用にも使え、開花が非常に多いので、グランドカバーとしてもよく利用されます。

グランドカバー用にさらに草丈が低く改良されたレイタータイムもあり、グランドカバーにするなら、これらも候補にしてください。

マット・シートもある

カーペットのタイル・シートのようにクリーピングタイムが茂った製品があり、底のフェルトを引き剥がし、これを土を作って植え付けていくと、簡単に最初からワサワサに生えたグランドカバーにすることもできます。

そのまま植えてもいいですが、縦横に切って、9個くらいの苗にしてから植え付けることもできます。15cm〜30cmの間を空けて植えましょう。間は匍匐して広がり、埋まっていきます。
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水やり

クリーピングタイム:水やり
多湿に弱いので、水をやりすぎると根が腐ってしまいます。水のやりすぎにはとにかく注意しましょう。

乾燥気味を好み、植え付け直後はしっかりと水をやりますが、その後は土が乾いてから水をやります。庭植えの場合は、根付いたあとは自然の降雨だけでほぼ十分。

肥料

肥料が多いと香りが弱くなります。一切やらないで構いません。あまりに生育が悪くて、どうしても肥料をやるなら春に緩効性肥料(化成肥料)を一回だけやるか、生育時期に二週間に一回液体肥料をやります。

植え付け・植えかえ

時期・頻度

植え付け・植え替えは春(4月〜6月)に行います。できなかった場合は秋に行います。鉢植えは2年に一回は植え替えをする。

用土

クリーピングタイム:用土
酸性土壌が苦手で、植える時は土に苦土石灰を混ぜて中和させます。用土は市販されているハーブの土か、花と野菜の土(培養土)に川砂かパーライトを1割ほど混ぜて水はけをよくします。
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鉢植え

鉢植えの場合は、根鉢(ポット)より一回りか二回りほど大きな鉢を用意します。

鉢底の穴を鉢底ネットで塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(軽石)を2センチから3センチほど入れて、鉢底石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。

植え替えの場合はできれば土を落とさないで植え替えをします。ただ、どうしても同じ大きさの鉢に植え替える場合は、古い土を三分の一ほど落としておきます。根の負担を減らすため、地上部の枝も半分ほどに切り詰めます。土を落とすんですが、できれば根を傷つけないように丁寧に作業しましょう。

地植え(庭植え)

庭を深さ20cmほど掘り返し、1平方あたり100g〜150gの苦土石灰をよく混ぜて中和させます。中和は1週間〜10日かかるので、中和しておきます。クリーピングタイムは痩せ地でも良く育ち、広がりますので、有機物(堆肥腐葉土)は入れなくてもいいですが、化成肥料は少量入れるといいです。

土の水はけが悪いと、徐々に弱って枯れ込んでしまうので、水捌けが悪い土ならば川砂を混ぜるなどして水はけをよくしてから植えてください。

株間を15cm〜30cm空けて、苗を配置し、隙間に土を入れ、最後にしっかりと水をやって完成です。
繁殖力旺盛でほかの植物を駆逐するかもしれないので、植える前に考えましょう。

管理場所・日当たり

春と秋は日光を好み、日当たりがよいのですが、真夏は半日陰か日陰がいいです。特に真夏に高温多湿にあうと枯れてしまいますので、庭植えするのであれば半日陰の真夏でもある程度風通しがあって涼しいところが適しています。一旦、場所がクリーピングタイムに合えば、ほぼ放置で構いません。手間と言えば、梅雨前と冬に刈り込むくらいです。

クリーピングタイム:冬
冬には地上部が枯れますが、マイナス10度まで耐え、根は生きていて春には新芽が出ます。関東以西であれば、防寒は不要です。東北以北では、寒風が当たらないようにしましょう。

剪定・切り戻し

梅雨前に全体を半分か三分の一に刈り込んでやると夏の蒸れを予防できます。多少刈り込んでもすぐに戻ります。刈り込まないと夏の高温多湿で全滅というのはよくあることです。

タイムは調子を崩すと一気に悪化し、一度調子を崩すと元に戻るまで時間がかかります。なので梅雨前に「健康そうに見えても」ちゃんと切り戻しをしましょう。

病害虫

タイムは虫除けになるとか言うんですが、実際は意外と虫に食べられる。ベニフキノメイガの幼虫、ハダニバッタヨトウムシアザミウマスリップス)、コガネムシの幼虫などが発生します。

特徴・由来・伝承

タイムの一種。単にタイムというと立って生育する立性のコモンタイムを指し、料理によく利用されます。それに対して匍匐するクリーピングタイムは横へと広がるのでグランドカバーに利用されます。

クリーピングタイムに限らずハーブと呼ばれる植物はアレルギーの原因になることがあります。植える前にアレルギーになるかどうか調べておいた方がいいです。

その他のタイムについてはタイムの種類品種と性質の一覧まとめを参考にしてください。
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