ツルハナナス(蔓花茄子)

科名 | ナス科 |
属名 | ナス属 |
学名 | Solanum jasminoides |
別名 | 蔓花茄子 |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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ツルハナナスとは?

暑さにも強く、乾燥にも強いです。ただし頑健すぎて庭に植えた場合、他の植物を駆逐することもあります。
見た目がルリバンマツリに似ていますが全然違う種類です。
草丈50cm〜2m
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水やり

庭植えの水やり

肥料

ツルハナナスは非常に生育力があって、つるをニョキニョキと伸ばします。肥料をあげるとどんどんと伸びるのですが、それがいいことかどうかは、庭の事情によります。ちょっと伸びすぎたら、切ってしまうか、肥料をやらなかったからって枯れるわけじゃないので肥料を控えるかして調節するようにしましょう。
植え付け・植えかえ
時期・頻度
植え付け・植え替えは4月〜5月にします。庭植えにする場合は、春に植え付け、しっかりと生育させないと冬に寒さで枯れることがあるので、霜が降りなくなったら早めに植え付けましょう。鉢植えにして冬に室内に取り込むなら春〜秋に植え替えてもいいです。鉢植えの場合、根がよく広がるので、毎年植え替えるか、最低でも2年に一回植え替えをします。
用土

鉢に植えても庭に植えても、東北・北海道で無い限り戸外管理可能で、少々厳しい環境でも育ちます。
鉢植え

支柱を立てて、誘引しましょう。
庭植え

植え付けの1週間前に深さ20cm〜30cmほど掘り返して、元の土に対して2割〜3割ほどの腐葉土か堆肥を混ぜ、化成肥料を規定量入れて用土とします。水はけが悪いなら、川砂・鹿沼土などを入れて水はけをよくしてから植えましょう。最後にしっかりと水をやって完成です。
管理場所・日当たり

耐寒温度は0度くらい。寒さもそこそこ強く、霜に当たっても枯れないですが、強い霜に当たると枯れます。気温が氷点下になる地域であれば鉢で室内管理した方がいいですが、軒下で霜に当てなければ関東でも越冬します。
寒冷地や寒風があたると落葉することもありますが、落葉しても枯れていなければ春に芽吹きます。
剪定
ツルハナナスは非常に頑健で、ツル性です。ヨコへとよく伸びるグランドカバー向きの植物です。肥料・日光・水の条件が揃うと、広がりすぎて他の植物を駆逐することもあります。極端に広がるようであれば、引っこ抜くようにしましょう。大きくなりすぎたら適当に剪定します。強く切り戻すときは、春か秋の開花時期を避けて行いましょう。
挿木
5月〜7月に10cmほど枝を切って、下葉をむしって、水揚げをします。コップに水をはって切り口をつけて30分〜1時間で水揚げし、葉っぱの先まで水を行き渡らせます。切り口を清潔で切れ味の良いナイフで斜めに切って、赤玉土小粒かバーミキュライトを入れた挿し床に挿して、明るい日陰で乾燥しないように水をやっていると発根します。剪定した枝でやってもいいですが、そこまでしなくてもよく茂るので、わざわざ挿木しなくてもいいです。
病気・害虫
病気や害虫はほとんど見られません。特徴・由来・伝承
学名に「ソラナム」とあるようにナス科の仲間。ナスに良く似た星型の花をつけます。つる性の低木。頑健で、日向を好むのですが、半日陰でも充分に育ちます。他の植物に絡みついたり、圧迫してしまうので、そういう管理が大変なことになるかもしれません。サイトや図鑑によってはヤマホロシをソラナムと言ったりツルハナナスと言っていますが、園芸店ではヤマホロシということが多いようです。名前の響きがいいからです。ところが、どうもナス科で日本に自生するヤマホロシという別の名前の植物があって、見た感じも似ているために混乱気味。
ヤマホロシ
ナス科ナス属Solanum japonense
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