五色トウガラシ

科名 | ナス科 |
属名 | トウガラシ属 |
学名 | Capsicum annum |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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五色トウガラシとは?

日当りのいい場所で管理してください。真夏になると、強い直射日光で弱ったり、葉っぱが焼けてしまいます。半日陰に移動させてもいいですが、少々葉っぱが焼けても枯れるほどではありませんので、そのまま放置して置きましょう。ただし、水切れがおきやすいので真夏は水が不足しないように気をつけてください。
トウガラシは通常一年草ですが、五色トウガラシは多年草です。しかし寒さに弱く霜に当たると枯れる一年草と考えて下さい。
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水やり

春と秋は土が乾いていたら水やりをします。夏は朝と夕方の2回、しっかりと水やりをします。真昼に水やりをすると、水が沸騰して根を傷めるので避けましょう。冬は寒さで生育が止まっているので、水やりを控えてください。
肥料
生育期間は液体肥料を10日に1回ほどやってください。植え付け・植えかえ・種蒔き
時期
春に種を撒くか、春に出回る苗を植えつけるか、鉢を購入して鑑賞します。種から育てる場合はトウガラシの種まき・育苗の項目を参考にしてください。鉢を購入した場合、購入した年は植え替えは不要ですが、越冬した春に植え替えをします。植え替えは毎年します。
用土

鉢植え

鉢の底の穴を鉢底ネットで塞いで、その上に鉢底石(軽石)を3cm入れ、その上に用土と株を入れて、隙間に用土をつめていって、最後にしっかりと鉢底から水が出るまで水をやって完成です。
管理場所・日当たり
日当たりで管理します。暑さに強い植物ですので、暑さで枯れることはありません。ただし真夏は直射日光があまりに強いと葉やけすることがあります。葉焼けはしますが、それで枯れるほどではないです。ただ五色トウガラシは根が浅く、日光が強いと乾燥しすぎて水切れが起きることもあります。葉焼けと乾燥を考えると、真夏は半日陰に移動させるのが賢明です。日向で管理する場合はしっかりと水をあげてください。
越冬
日光を必要としながら気温を5度以上に保たないといけませんので大変です。最低気温が10度以下になったら室内に取り込み、室内の日当たりで管理します。地際から10cm〜15cmまで切り戻しをして葉っぱを減らし、根の負担を減らしておきます。冬は水やりを控えます。土が乾燥してから数日経ってから水をやる程度にします。病気・害虫
アブラムシやアザミウマやタバコガが発生することがあります。食用ではないので、土にオルトランを使っておくと予防できます。ウィルス病が発生します。ウィルス病は害虫から感染したり、他の植物で使ったハサミを使い回すと感染します。また、喫煙者はタバコからウィルスをもらって感染しますので、喫煙者は触らないか、作業前に消毒するようにします。
ウィルス病
病害虫植物への感染経路と種類と予防法のまとめ
特徴・由来・伝承
五色トウガラシは観賞用トウガラシで食べることは出来ません。トウガラシは「唐」+「辛子」と書くために唐=中国からの伝来と思われがちですが、唐という漢字は漠然とした「外国」を現しています。実は唐辛子は中国経由で伝わっていません。
唐辛子の伝来は1542年のポルトガル宣教師がキリシタン大名の大友義鎮(大友 宗麟)に献上したため。ですが食用として利用されるのはかなり後で、最初は観賞や足袋の中に入れて霜焼け避けにしていたそうです。
秀吉の朝鮮征伐の際に加藤清正が朝鮮半島に持ち込んで、朝鮮に伝わり、キムチに使われるようになったと言われています。
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