バーベナ・ロングランの育て方
目次
バーベナ・ロングランの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- バーベナ・ロングラン
- 科名
- クマツヅラ科
- 属名
- クマツヅラ属
- 学名
- Verbena 'Longrun'
- 耐寒
- 5度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
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バーベナ・ロングランの特徴は?
バーベナ・ロングランは
クマツヅラ科の宿根
バーベナの
園芸品種。春から秋の長期間の間、開花し、暑さと乾燥にも強い。宿根バーベナで本来は
多年草ですが、
一年草扱いとされ、冬に枯れることも多いが、もちろん室内に取り込むなどすれば越冬も可能。通常はそこまでしない。
実生品種で種が流通しているので、これから育苗して栽培します。
樹高20cm
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水やり
鉢植えであれば、土が乾いていたら鉢底から水が出るくらいに水をやります。夏は朝と夕方の2回、しっかりと
水やりをしましょう。
庭植えにした場合は、自然に降る雨だけでもいいですが、夏は乾燥でさすがに水切れを起こすので、様子を見て水やりをしましょう。
肥料
肥料が切れると花が止まります。春から秋の調子よく開花している間は、一ヶ月に一回化成肥料をやるか、週に一回液体肥料をやりましょう。
ロングランは夏の暑さに強いのですが、そうはいっても昨今の夏の暑さにへっちゃら!ってこともないし、環境・地域によっては弱るので、様子を見て肥料はストップしましょう。
植え替え・植え付け
時期・種まきと育苗
4月〜5月に種まきして育苗し、その後、鉢や庭に植え付けます。
セルトレイやポットに
用土を入れ、種をまきます。種の上に薄く土を被せます。この土は種が乾燥しないようにするためで、分厚くかぶせると発芽しにくくなるのであくまでうっすら…種が見えるか見えないか程度にします。
あとは明るい日陰で乾燥しないように水をやっていると1週間〜2週間で発芽します。
葉っぱが数枚になったら、鉢や庭に植え付けます。ここで種まきから一ヶ月半〜二ヶ月くらい。
ミックスを種まきしても、同時に開花せず、どうも薄いピンクから濃いものへと開花していく。なので最初にピンクしか咲かなくても気にしないで。
用土
鉢植えであれば、一般的な花や野菜の
培養土を使用します。もし自作する場合は、
赤玉土6
腐葉土4混ぜ、そこに化成肥料を適量加えて用土とします。庭植えの場合は庭土に腐葉土・
堆肥のどちらかと化成肥料を入れて用土とします。
鉢植えの手順は?
鉢なら6号〜7号で1苗、8号〜10号で3苗を基準に植えます。
プランターなら横に三つを植えます。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
庭植えの手順は?
深さ20cm〜30cmを掘り返します。バーベナは
酸性の土を嫌うので、
苦土石灰を1平方あたり100g〜150gほどまいて中和させます。中和は1週間〜10日かかるので反応が終わるまで待ちます。
土に腐葉土か堆肥を元の土に対して2割〜3割ほど足して、化成肥料を説明書の量だけ入れて混ぜて用土とします。ここで1週間寝かせて、土を馴染ませると尚いいですが、そこまでしなくても生育に違いはないです。
土を穴に半分戻して、苗を配置します。苗同士は20cmほど空けましょう。隙間に土を入れて、たっぷりと水をやって完成です。
管理場所
日当たりを好みます。日光が少ないと開花が少なくなるので、日当たりで育てましょう。
30度を超えるとさすがに花が少なくなってくるので、肥料を止め、乾燥し切らないように水やりをし、そこまでしないでも枯れることもないですけど、可能であれば遮光したり、風通しの良い
半日陰に移動させるといいです。
剪定・切り戻し
葉っぱが5枚くらいになったら、成長点(ツルの先)を切っておくと、脇芽が出て葉っぱが増えて花が増えます。これを
摘芯といいます。その後も定期的に摘芯すると、花が増えます。
病害虫
ほとんど病
害虫は見られないが、
ウドンコ病が発生することがある。ウドンコ病は葉っぱに水をかけるとある程度は予防できます。
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