ネメシア・アロマンスの育て方

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ネメシア・アロマンスの基礎データ

ネメシア・アロマンス
科名
ゴマノハグサ科
属名
ネメシア属
学名
Nemesia hybrid
耐寒
マイナス7度
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
ネメシア・アロマンスの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

ネメシア・アロマンスの特徴は?

アロマンスはゴマノハグサ科宿根ネメシアの改良品種で甘い香りがするのが特徴。名前のアロマンスはアロマとロマンスからの造語。一般的には秋・冬・初春のどこかで植え付け、秋〜春の間に開花する冬春のガーデニング材。

高温多湿が苦手で夏までに枯れる一年草扱い。本来は宿根草なので夏越しもできなくもないですが、夏越ししても長く株が残るのではなく、2年ほどで寿命が切れて消えるので「夏までに枯れる一年草」と割り切るのが精神的に気が楽です。春(5月〜6月)になったらアロマンスが咲いていても抜いて、春から夏に開花する植物に植え替えるといいです。

ライチグレープ、ハニーピーチ、バニラチェリー、バニラシトロンなどの色違い品種があります。ライチグレープ、ハニーピーチは甘い香り、バニラチェリー、バニラシトロンはバニラの香りがします。
草丈20cm〜30cm
20cm〜40cm
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水やり

鉢植えの土が乾いたら、鉢底から、水が出てくるくらいにしっかりと水をやってください。受け皿の水は捨ててください。水が腐って根腐れの原因になります。

庭植えにした場合は、乾燥時期でない限りは水やりは不要です。

肥料

鉢植えも庭植えも、開花時期には通常の2倍に薄めた液体肥料を月に二回か三回与えてください。もしくは一ヶ月に一回化成肥料を説明書きの半分程度やってください。ただし濃い肥料をやると根を傷めるので、肥料は説明書きの2倍に薄めたものを水の代わりにやってください。

植え替え・植え付け

時期

一般的には苗が秋か初春に出回るので、この頃に植え付け、一年草扱いなので植え替えはしません。もしも夏越しした場合は、根詰まりを防ぐために秋に古い土を少し落として植え替えをします。

用土

植える際には、市販の花や野菜の培養土を使用します。培養土そのままでも問題ありませんが、水はけを良くするために、軽石小粒や川砂を1割混ぜると良いでしょう。

庭に植える場合は、植える場所の土をよく掘り返し、腐葉土を2割か3割ほど追加してよく混ぜてください。これにより、土壌の質が改善され、植物の根がより健康に育つことが期待できます。

鉢植えの植え付けの手順

7号〜8号に1苗を植えます。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。

庭植えの植え付けの手順

20cm〜30cmの深さの穴を掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜ、化成肥料を説明書に記載された規定量を加えて、よく混ぜて用土を作ります。 穴に半分ほど土を戻し、株を植え、隙間に土を充填し、最後に水をやります。複数の株を植える場合は、株同士を20cm〜25cm空けて植えてください。

管理場所

日当たりで育てましょう。

耐寒温度はマイナス7度と宿根ネメシアとしては寒さに強い方。霜にあたっても枯れませんが、できれば当たらない方がダメージが少なくてすみます。また、土が凍結するとさすがに枯れるので凍結しないところで管理します。

剪定・切り戻し

花が一段落したり、株が乱れていたら、株全体を高さ半分ほどに切り戻します。摘芯となって、脇芽が出て、次の花が咲きやすくなります。切り戻しをすると、よく茂り、開花するので切り戻したら、必ず肥料をやってください。

春の切り戻しには蒸れ予防の意味もありますので、傷んだ葉っぱを少し取り除いて風通しをよくしておくと、よりよいです。

病害虫

高温になる春以降にアブラムシハダニ灰色カビ病が発生します。ウィルス病害虫から感染させられるので、これらの害虫を駆除することが最大の予防法です。

最後に…夏越しする場合は?

夏越しする場合はネメシアの項目を参考にしてください。
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