マメザクラ(豆桜)の育て方
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最終更新画像投稿マメザクラの基礎データ
- 科名
- バラ科
- 属名
- サクラ属
- 学名
- Cerasus incisa
- 別名
- 富士桜、箱根桜
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 中級者向け
マメザクラとは?特徴は?
マメザクラ(豆桜)のバラ科サクラ属の落葉生低木。日本の固有種で関東・中部・近畿に自生していて、箱根にも生えているためハコネザクラとも呼ばれる。富士山の近くにも生えているのでフジザクラとも呼ばれます。
花色は白っぽい。下向きに咲く。本ではソメイヨシノより遅く咲くとされるんですが、そうでもなく、ソメイヨシノより早く咲くこともあります。
樹高が低く、花も小さい。小さくまとまり、樹高が低くても花が咲きやすいのでサクラの品種の親としてもよく利用されてきた。花のあとにはサクランボができ、黒く熟す。寒さには強い。
樹高3m〜8m…大体4mくらいでおさまる。
植え付け・植え替え
時期
植えるのであれば落葉時期にします。厳冬時期の1月は避け、開花する前に植えましょう。鉢植えも同時期に植え替えをします。
鉢植えは1年か2年に一回植え替えます。用土
鉢植えであれば、一般的な培養土で植え付けます。自作するなら赤玉土6川砂2腐葉土3くらいを目安に配合して使います。
地植えなら、土に腐葉土か堆肥を混ぜて土を作って植え付けます。鉢植えの植え替えの手順
土を崩さず、現在より1号か2号大きな鉢に植え替えましょう。
鉢底の穴を鉢底ネットで塞いで土が出ないようにし、鉢底石を2cm入れ、用土を少し入れて、株を入れて、隙間に土を入れて、水をしっかりとやって完成です。庭植えの手順
深さ40cm直径40cmの穴を掘って、土に腐葉土か堆肥を2割ほど入れて、作った土を半分戻して、株を入れて、隙間に用土を入れていって、最後にしっかりと水をやります。
マメザクラは根が浅く、他の桜に比べると水切れしやすいので、植え付ける時に有機物(堆肥・腐葉土)を多めに入れて水もちをよくしたり、低い位置に植えたり、マルチングして乾燥を防ぐといいです。水やり
鉢植えは土が乾いたら水をやります。
地植えにした場合は、自然に降る雨だけで十分です。夏にあまりに乾燥するなら、水やりをします。根が浅いので、株元に腐葉土やワラでマルチングをして乾燥を防ぐといいです。肥料
活動を始める前の2月、開花後の5月、夏を越した9月に一回づつ、化成肥料を規定量やります。
鉢植えなら鉢のフチに置きます。地植えなら、根に当たらないところに穴を深さ20cmほど掘って、化成肥料を数カ所埋めます。剪定
花が終わった5月ごろに、邪魔な枝を切ります。ただ、マメザクラは樹高が抑えられますから、よほど大きくなりすぎないなら、剪定は不要です。
マメザクラは切り口から雑菌が入るので、剪定した場合は、すべての切り口に癒合剤を塗っておきましょう。
病気・害虫
昔はアメリカシロヒトリが発生していましたが、現在はほとんど見られない。
それ以外のハダニ、カイガラムシ、アブラムシといった通常の虫は見られるので発生ているなら、薬剤でその都度駆除します。スポンサーリンク
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