一番上に戻る

エゾギクの育て方

TOP > キク科 > 管理
エゾギク
目次
エゾギクの特徴は?
水やり
肥料
植え付け
管理場所・日当たり
病気・害虫
関連記事
学名などの基礎データ
エゾギクの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
エゾギク
科名
キク科
属名
エゾギク属
学名
Callistephus chinensis
別名
蝦夷菊
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
スポンサーリンク

エゾギクの特徴は?

エゾギクは中国から朝鮮半島に分布するキク科一年草。エゾギクは以前アスター属だったので現在もアスターとも呼ばれます。ちなみにアスターはギリシャ語で「星型」という意味です。

日本には江戸時代に渡来し、品種改良の結果、様々な色・形の品種がある、よく知られた草花です。宿根アスターという名前で流通しているものは「ユウゼンギク」を代表とする「アスター属(シオン属)」。本項の「エゾギク」は「エゾギク属」で別種。

花が枯れたら、小まめに摘んでください。しぼんだ花をそのままにしておくと、種を作ろうと栄養をまわしてしまうので、次の花が咲きづらくなります。

春に種を撒いたり苗を植える場合と、秋に種を撒いたり苗を植える場合があります。
アスター 苗の商品画像
アスター 苗の購入はこちら
Amazon
楽天市場
スポンサーリンク

水やり

土が乾いたら水をたっぷり与えてください。つぼみが出てきたら、水は上からではなく、土に注ぐように与えてください。エゾギクに限らず花は水に当たるとしぼんでしまいます。

つぼみが付くまでは乾燥しないように気をつけてください。つぼみが見えるようになったら、逆に水を控えます。

どちらかというと乾燥気味の状態を好み、過湿になると腐りやすくなります。ただし、乾燥していると株が育っていないうちに開花して、株が弱りますので、株が大きくなるまでは乾燥しすぎないように気をつけて下さい。つぼみが増えてきたら、水やりを控えることで蒸れを防ぎます。
●エゾギクは蒸れると葉っぱや花が傷みますので、傷むようならば水を少し控えるか、間引きして風を通してやります。
●傷んだ葉っぱは摘んでください。
●傷んだ葉っぱや花をそのままにしていると病気の元になります。
●ま、普通にしてたら大丈夫です。育てやすい植物ですから。

肥料

植え付けるときに元肥として化成肥料堆肥をやり、植え付け後も固形肥料を月に一回か、液体肥料を週に一回やります。肥料が少ないと花数が少なくなります。

植え付け

春に種を蒔くか、苗がホームセンターや花屋さんに並びますので、それを植えます。

エゾギクは連作を嫌います。過去5年以内にアスターを植えた場所や、同じ土にエゾギクは植えないで下さい。連作障害を起こして、成長が著しく阻害されます。プランターに植える場合、土をすべて入れ替えれば連作障害は起きません。
●連作障害は原因はハッキリしません。
●防ぐ薬はありません。

種まき

寒冷地であれば春に種まき。中間地暖地では秋も可能です。

発芽温度は20度。ポットやプランターに用土を入れ、種をまき、うっすらと5mmほど土をかぶせて明るい日陰で水をやっていると発芽します。本葉が五枚になったら植え付けます。

用土

エゾギクは酸性の土を嫌います。庭植えする場合は苦土石灰を混ぜ込んで中和させて下さい。市販されている土は、中和されていますので、何もしなくても大丈夫です。

エゾギクは水はけの悪い土を嫌います。赤玉土6に腐葉土4を混ぜたものか、市販されている土で植え付けをします。株と株の間は15センチほど取ります。培養土を買った方が便利だし、安上がりです。

鉢植えの植え付け手順

6号に1苗を植えます。

鉢底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に鉢底石を2cm入れて、用土を少し入れて、苗の高さを調節します。苗の地面が鉢のフチの2cm下になるようにしてください。ここに水やりをしたときに水が溜まるウォータースペースになります。隙間に用土を入れていって、最後にしっかりと水をやって完成です。

庭植えの手順

深さ20cmを掘り返し、その土にまず苦土石灰を混ぜて中和させます。中和反応は1週間〜10日ほどかかるので、待って、腐葉土を元の土に対して2割ほどの割合で追加して、化成肥料を入れて混ぜて用土とします。

穴に用土を半分だけ戻し、株を配置します。株同士は15cmほど空けて植えます。隙間に用土を入れて最後にしっかりと水をやって完成です。

管理場所・日当たり

日当たりのいい場所に植えれば立派に咲いてくれますが、日陰だと花が少なくなり、間延びしてしてしまいます。秋に種まきした場合は、霜に当たると枯れるので、霜に当てないように軒下で管理します。

病気・害虫

アブラムシヨトウムシが発生します。

立ち枯れ病
立ち枯れ病が発生します。ようは雑菌が繁殖しているってことで、多湿を避けることで予防できます。土の水はけをよくし、水やりを控えるといいです。
スポンサーリンク

キク科

プチダリア
プチダリア(ガーデンダリア)の育て方…植えっぱなしで越冬もできる
キク科
ミヤコワスレ
ミヤコワスレ(都忘れ)の育て方…いつのまにか消えてなくなる理由は?
キク科
ダルマギク
ダルマギク(達磨菊)の育て方…増やし方は?
キク科