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フユシラズ(冬知らず)の育て方…カレンデュラの一種です

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フユシラズ
目次
フユシラズとは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ・種蒔き
管理場所・日当たり
病気・害虫
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学名などの基礎データ
フユシラズの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
フユシラズ
科名
キク科
属名
カレンデュラ属
学名
Calendula arvensis
別名
冬咲きカレンジュラ、ヒメキンセンカ
耐寒
マイナス15度からマイナス10度
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
中級者向け
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フユシラズとは?

フユシラズは地中海原産のキク科カレンデュラ属の耐寒性宿根草。自生地では道端に生える雑草。冬咲きカレンジュラ、ヒメキンセンカとも呼ばれます。昼になると花が開き、夜になると閉じます。

あくまでキンセンカカレンジュラ)の一種が「フユシラズ」であって、キンセンカ=フユシラズではないのですが、同じものだと思っている人は多いです。

開花が多く、寒さにも強いのですがキンセンカと比べると花は地味で、野草っぽいです。

秋に植え付けて、冬から春にかけて花を咲かせ、その後消えて無くなる一年草扱いですが、こぼれダネで翌年も生えてくることが多いです。

耐寒温度はマイナス15度からマイナス10度で、霜に当たっても枯れず、非常に寒さに強いので冬のガーデニングでは定番の種です。
草丈10cm〜50cm
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水やり

土が乾いていたら水をしっかりとやります。乾燥すると病気になりますので、極端に乾燥しないように気をつけましょう。土が濡れているうちに水やりをしていると根腐れします。

庭植えの場合は、ほぼ水やり不要。あまりに乾燥するなら水をやる程度です。

肥料

花が咲いている時期は液肥を月に二回か三回ほどあげると、花つきがよくなりますが、基本的に控えめにしておきます。

日光が当たっているのに、葉っぱが黄色くなっているようならば肥料不足かもしれませんので、肥料をやってください。

植え付け・植えかえ・種蒔き

時期

秋〜冬に苗が出回るので、それを植えます。

用土

赤玉土7に腐葉土3を混ぜた土か、市販の培養土で植え付けます。酸性の土を嫌いますので、石灰を混ぜて中和させましょう。

鉢植え

鉢植えにする場合、鉢の底の穴に鉢底網を敷いて、その上に鉢底石を2cmか3cmほど敷いて、苗を植えます。最後に水をやって完成です。

一年草なので植え替えることはありません。

庭植え

庭の土は掘り返して苦土石灰を混ぜて中和させます。中和反応は一週間ほどかかります。2割〜3割ほど腐葉土か堆肥と、化成肥料を混ぜて用土とします。

フユシラズは土に有機質(腐葉土や堆肥)が多いと、草丈が高く育ちます。そうなるとなんだか可愛くないので有機質は入れなくてもいいです。

株同士は20cm〜30cm空けて配置し、最後にしっかりと水をやって完成です。

種まき・こぼれダネ

ポットで育苗してもいいですが、適当に庭にまくか、こぼれダネで生やした方が楽というか、それでも十分出てきます。

開花後に種子をつけ、これが梅雨〜秋に発芽します。梅雨〜夏に発芽したものは暑さで消えてなくなります。秋以降に発芽しものが、生育して冬〜春に花を咲かせます。発芽したら、株間20cm〜30cmになるように間引いていきましょう。

管理場所・日当たり

日当たりのいい場所で管理します。秋に植え付けて冬から春にかけて花を咲かせます。冬の寒さに強いのですが、あまりに寒冷地だったり、強い寒風が吹きぬける場所に植えると、葉っぱが傷むことがあります(傷むけど枯れない)。

耐寒温度はマイナス10度からマイナス15度あたり。寒さで枯れることはないです。しかし、高温に非常に弱く、夏には暑さで枯れてしまいます。

病気・害虫

ほとんど病気・害虫は見られません。

たまにウドンコ病アブラムシヨトウムシが発生することがあります。発生したら、テデトールしましょう。
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