ピーマンの育て方…初心者でも育てやすい野菜
目次
ピーマンとは?特徴は?管理場所・日当たり植え付け仕立て方肥料・追肥水やり収穫病気・害虫・トラブルより詳細な栽培については…関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ピーマン
- 科名
- ナス科
- 学名
- Capsicum annuum
- 別名
- 甘トウガラシ
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 中級者向け
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ピーマンとは?特徴は?
ピーマンは
ナス科の
多年草。寒さで枯れるので
一年草扱いの野菜。苗1個か2個で一家庭で消費する十分な量が収穫できます。
苗が安く、簡単に収穫できるが、簡単すぎて買った方が安いし、そもそも消費がそう大量な野菜でもないので、持て余すことが多いです。でも、
家庭菜園を始めるなら、まず手をつけるといいです。
霜が降りなくなる五月以降に
ホームセンターで苗を買って植え付け、夏から秋まで収穫できます。
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管理場所・日当たり
日当たりで栽培します。
ベランダでも日当たりが良い、南側であれば問題なく栽培・収穫はできます。むしろ、ベランダの方が夏の水切れを防ぎやすいです。
植え付け
植える時期と株数
霜に当たると枯れるので霜が降りなくなる4月〜6月に苗が流通するのでこれを植え付けます。苗は1株でも十分な収穫があるんですが、失敗することを考えて2株〜3株栽培するといいです。
それ以上、栽培すると近所にお裾分けすることになります。もしくは種を取り除いた上で、冷凍保存しましょう。
品種よりは栽培環境(日光・土・
肥料・水)を大事にします。まずは栽培環境・テクを身につけましょう。
用土
一般的な
培養土で植えます。畑に植えるなら、土に
苦土石灰を混ぜて中和させて、
腐葉土か
堆肥と化成肥料を足して土を作ります。
畑の植え付け
連作障害を起こすので過去二年、ナス科植物を植えていないところに植えます。
土を深さ20cm掘り、苦土石灰を混ぜて中和させます。中和反応が終わるまで1週間〜10日かかるので、待ってから、腐葉土か堆肥を3割ほどまぜ、化成肥料を説明書の容量入れて、混ぜて
用土とします。
この土で幅60cm高さ10cmの畝を作り、60cm間隔で苗を植え付けていきます。ビニールマルチをすると良いです。
鉢・プランターの植え付け
直径30cmに1苗を植えます。65cm横長
プランターなら2苗。
鉢底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に鉢底石を2cm入れて、その上に土を入れ、苗を入れます。ピーマンの苗は根が浅いので、深く植えると窒息します。必ず深植えしないようにします。
隙間に用土を入れ、最後にしっかりとやって完成です。
スリット鉢なら鉢底ネットや鉢底石は不要ですが、土が流れ出やすく、床が汚れるのでベランダ栽培の場合は避けた方がいいかも。
支柱を立てる
ピーマンは枝が折れやすいので、必ず支柱を立てておきます。支柱はホームセンターで売っているので、これを立て、くくりつけます。
1本でもいいし、3本を交差させてもいいです。
仕立て方
一番花は摘んでしまい、その下から出た脇芽を2本伸ばして、3本仕立てにし、その他の脇芽を摘んでしまいます。もしくは最初の一番花は摘むが、その後に出る脇芽は放置して伸ばしてしまいます。どっちでもいいです。
詳細は以下のページを参考に。
肥料・追肥
植え付けて3週間後から3週間おきに追肥をしていきます。肥料が不足すると、雌しべが立たなくなるので、様子を見て調節します。
葉っぱが黄色いのはマグネシウムが不足しているので苦土石灰を別途追加してまきます。
水やり
畑の場合でも鉢の場合でも、様子を見て
水やりをします。夏に水が不足すると、ピーマンが細くなってしまいます。春は
マルチングしているなら様子を見て適宜水をやり、夏は地植えでも毎日、朝夕水をやりましょう。
鉢植えはなおさら水切れしやすいので、春は晴れたら毎日、夏以降は朝夕2回しっかりと水をやります。それでも水切れするなら、鉢や株元をヨシズなどで遮光して蒸発を防ぎます。
収穫
収穫は6月〜10月。真夏は休みがちです。
収穫は結実してから一か月。放置していると色づいて…なんか黒くなってくるので、色づく前に収穫する。収穫は必ず、ハサミでヘタを切って収穫すること。手でちぎろうとすると、枝が折れてしまいます。
病気・害虫・トラブル
ホオズキカメムシ、
タバコガ、ホコリダニ、
コナジラミ、
モザイク病、
コガネムシなどが発生する。
より詳細な栽培については…
このページはかなり簡略した内容になっています。より濃厚・詳細な栽培については
を参考にしてください。
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