ニオイバンマツリ(ブルンフェルシア・匂蕃茉莉・アメリカジャスミン)

科名 | ナス科 |
属名 | ブルンフェルシア属 |
学名 | Brunfelsia australis |
別名 | ブルンフェルシア・匂蕃茉莉・アメリカジャスミン |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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ニオイバンマツリの育て方



まとめ
●花の色が紫・白と変わり、開花時期が長い。
●耐寒温度は5度で霜に当たると枯れるが、軒下など霜が直接あたらなければ戸外で越冬できる地域は多い。
●水切れを起こしやすい。庭植えでも水切れする。
●肥料は控えめ。
●樹木全体に神経毒がある。実や種子を犬猫が食べることで死亡することも。
●花の色が紫・白と変わり、開花時期が長い。
●耐寒温度は5度で霜に当たると枯れるが、軒下など霜が直接あたらなければ戸外で越冬できる地域は多い。
●水切れを起こしやすい。庭植えでも水切れする。
●肥料は控えめ。
●樹木全体に神経毒がある。実や種子を犬猫が食べることで死亡することも。
他のジャスミンの名がつく植物はジャスミンの名前がつく花・植物の一覧まとめを参考に。
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水やり

冬も水をやってください。冬は土がカラカラに乾いてから数日経って水をやる程度です。水やりの頻度は少ないですが、一切水をやらないでいると枯れます。
庭植えの場合は自然に降る雨だけで基本的には大丈夫です。ただ夏の高温時期など、土が乾いた状況が続くなら水やりをしてください。さすがに水切れを起こします。
●乾燥を嫌い、多少湿潤な環境を好みます。
●乾燥時期は水切れしやすい。
●花に水をかけないようにしたい。花に水がかかると傷んでしまいます。ただ、開花が多く、咲き乱れるので気にしない人が多いです。
●乾燥時期は水切れしやすい。
●花に水をかけないようにしたい。花に水がかかると傷んでしまいます。ただ、開花が多く、咲き乱れるので気にしない人が多いです。
肥料
肥料肥料はあまり必要ないです。生育期に緩効性肥料を2ヶ月に一回やってください。無いからって枯れませんけど。
●肥料切れを起こしてなければ、肥料はとにかく控えめに。
植え付け・植えかえ
時期
植え付け・植え替えの時期は4月〜6月の気温が上昇して、ニオイバンマツリ(アメリカジャスミン)が活動を始める時期に植え替えをします。用土
ニオイバンマツリ(アメリカジャスミン)の用土は赤玉土6腐葉土3川砂1を混ぜたものや、赤玉土7腐葉土3を混ぜたものや、一般的な花と野菜の土に川砂を1割ほど混ぜて使用します。水はけの良い土を好みます。地植えにする場合は腐葉土や堆肥といった有機物をしっかりと入れてから植えてください。
鉢植え

ニオイバンマツリ(アメリカジャスミン)の耐寒温度は5度。霜が降りない地域では戸外で問題なく越冬可能。霜が降りる地域でも霜よけがあれば越冬することもあります。戸外で管理するガーデナーさんもいます。しかし、ま、霜が降りる地域では鉢植えで冬は室内で管理するのが無難ですね。
植え替えのときに、まず枝を三分の一ほど切り戻してから、植え替えをします。その方が根に負担がかからず、回復が早いです。植え替えのときには、土を多少落としてから、少し大きな鉢に植え替えます。土をたくさん落とすと根を傷めて生育不良を起こすので注意してください。
鉢の底の穴を網で塞いで、その上に軽石を2cm〜3cmほど入れます。その上に用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をやって完成です。
●鉢植えにした場合は2年に一回程度植え替えをします。できれば毎年した方がいいです。
●根詰まりを起こすと葉っぱが落ちてきます。
●根詰まりを起こすと葉っぱが落ちてきます。
庭植え
ニオイバンマツリ(アメリカジャスミン)は日当たりを好むのですが、半日陰でも育ちますし、乾燥が苦手なので半日陰がよいです。また霜に当たると枯れるので霜が降りる地域ならば軒下などの霜の当たらない場所に植えるか、庭植えにせず鉢植えで管理して冬は室内で管理します。根鉢の2倍の深さと直径の穴…もしくは直径30cm深さ30cmを掘ります。植え付ける2週間前に掘り出した土に苦土石灰を混ぜて中和しておきます。植え付ける1週間前に、腐葉土や堆肥を元の土に対して3割〜4割くらいを追加して用土とします。
そして、土を崩さないで苗を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をやって完成です。
管理場所・日当たり
ニオイバンマツリ(アメリカジャスミン)は熱帯性の植物で暑さに強いです。熱帯性の植物の割には寒さにも耐性があります。といっても霜にあたると枯れてしまいます。逆に弱い霜しか降りない地域で、霜よけがあったり軒下ならば越冬可能です(なので南関東では戸外で越冬可能)。戸外の霜よけが面倒ならば鉢植えにして、冬は室内へ取り込みます。越冬するには5度以上必要です。観葉植物とほぼ同じ扱いです。5度前後に下がると葉っぱが落ちますが、春にはまた芽吹きます。冬も出来るだけ日光が当たる場所で管理して下さい。
●北風の当たらない所に植えると越冬しやすい。
●軒下など霜が当たらない場所なら、気温だとマイナス5度まで大丈夫らしい。
●軒下など霜が当たらない場所なら、気温だとマイナス5度まで大丈夫らしい。
半日陰が適しています
日光を好み、日当たりが悪いと少々花つきが悪くなりますが、日光を好むほかの植物ほど花つきが悪くなるわけでもありませんし、真夏の日向で管理していると乾燥で弱ってしまいますので、庭植えにするならば最初から半日陰で管理するほうが楽。
●鉢植えの場合は春と秋は戸外の日当たりで管理して、夏は戸外の半日陰で管理するのが良い。冬は戸外の日当たりか、室内の日当たりで管理。
10度を切ると紅葉し、5度前後で落葉します。落葉しても枯死していなければ春には新芽が出てきます。
剪定
剪定は花後に花が終わってすぐに剪定をします。夏までに剪定した方が良いです。花は咲いて休んでを繰り返して秋まで咲いていますが、剪定を決めたら、そんなことは気にしないで剪定します。
剪定は樹形を整える程度。ニオイバンマツリ(アメリカジャスミン)生育が良いため、樹型が乱れやすいです。樹形から飛び出した枝は切り戻します。短くて生育が鈍い枝は根本から切り落とします。あんまりに強い剪定をすれば花が少なくなります。
病害虫
カイガラムシ、ハダニが発生します。ハダニは乾燥すると起きるので、葉っぱに霧吹きをかけたり、水をやるときに葉っぱに水がかかるようにすると予防できます。特徴・由来・伝承
一般的には青い(紫)花の香りがするナス科の植物。青い(紫)花が徐々に白く変色します。白と青(紫)とその中間の色合いが一度に存在するので、ちょっと得した気分になります。ただ、花びらが弱くてすぐ傷みがちです。毒
全体に毒があり、実や種子に多く含まれていて、これを食べると犬や猫は死んでしまうかもしれません。
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