プリムラマラコイデスの基礎データ
科名 | サクラソウ科 |
属名 | プリムラ属 |
学名 | Primula malacoides |
別名 | 化粧桜、乙女桜 |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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プリムラ・マラコイデスとは?
プリムラ・マラコイデスは中国雲南省に自生するサクラソウ科プリムラ属の一年草。秋〜春にかけて、よく見る定番のガーデニング材です。市販されているプリムラマラコイデスには耐寒性(小輪)と非耐寒性(大輪)の2種類があって、耐寒性(小輪)のマラコイデスは霜に当たっても平気。非耐寒性(大輪)の方は花の時期が遅く、霜に当たると枯れてしまいます。非耐寒性(大輪)の方が派手で花いろが多いので、たくさん流通しています。
耐寒性か否かは苗のラベルに書いてありますので、ラベルで判断してください。ポット苗で何も書いてなかったら非耐寒性と考えてください。ラベルがないなら非耐寒性と考えましょう。
ちなみに耐寒性(小輪)はこぼれダネで翌年も花を咲かせることがあります。
草丈10cm〜50cm
管理場所は?
日当たりを好みます。日が当たっていないと花付きが悪くなります。室内で育てる場合は、室内のできるだけ日当たりで。冬の管理場所
秋~冬にかけて出回る耐寒性のある小輪種は、耐寒温度はマイナス3度くらいで、霜に当たっても平気ですが、花は傷みますし、ダメージが回復するまで時間がかかるので、霜の当たらない軒下で管理しましょう。二月以降に出回るものは、非耐寒性(大輪)で霜に当たると枯れてしまいます。霜が降りる地域では室内の日の当たる場所での管理が無難です。
10度から20度がよく生育する温度で、20度以上になってくると株が弱くなってきます。そのため冬でも暖房の効いた部屋で管理していると、茎がヒョロヒョロになりますので、室内に置く場合は暖房の効いていない…人間にとっては「寒い」くらいの場所が適しています。
水やりは普通に…
鉢植えは土が乾いたら
鉢植えの場合は土が乾いたらタップリと、鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやってください。指で土に触ってみて乾いてたら…湿り気を感じないなら…水をやるといいです。少々葉っぱがしおれてても水をやれば復活します。土が乾いていたら水をやり、その水が乾くまでは水をやりません。大事なのはメリハリです。土が濡れている間は水をやらないで下さい。過湿に弱いです。受け皿に水が溜まっている場合は、水を捨ててください。
地植えにしたら雨だけで
地植えの場合は、大体は自然に降る雨だけで十分ですが、土の様子を見て水やりをしてください。肥料…開花しているときは追肥を
開花時期(12月〜4月)に薄い液体肥料を一週間に1回やってください。もしくは一ヶ月に一回化成肥料をまいてください。開花時期に肥料が切れると枯れはしないんですが、開花が鈍くなります。冬も開花するとしていますが、厳冬時期は寒さで開花が止まることもあるので、その時期は肥料を止めます。花ガラを摘む
花がしぼんできたら、花は根本から摘んでください。植え付け
植え付けの時期は?
タネまき・育苗して植えることもありますが、一般的には秋〜春にホームセンターなどで苗を買って植えます。夏の暑さで枯れる一年草なので、植え替えることはありません。耐寒性は秋に植えて冬を越して花を咲かせます。
非耐寒性は霜が当たると枯れるので、春に植えたり、春に鉢植えを購入します。非耐寒性の苗が一般的です。
適した用土
培養土で植え付けします。自作する場合は赤玉土6腐葉土4を混ぜたものを使います。鉢植えの植え付けの手順
5号〜7号鉢に1苗、横長プランターなら3苗を植えます。鉢の底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に土の流出を防ぐ鉢底石を2cmほど敷いて、その上に用土を入れます。苗の地面が鉢のフチから2cmほど下になるようにし、調節してください。この2cmは水やりの際に水が溜まるスペースになります。株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をやって完成です。
地植えの植え付けの手順
庭土を深さ30cmほど掘り返し、腐葉土か堆肥を元の土に対して2割〜3割を入れ、化成肥料を規定量入れて、よく混ぜて用土とします。穴に用土を半分戻して、株を植えて最後にしっかりと水をやります。株間は15cm〜20cm空けます。
病害虫
灰色かび病、アブラムシ、ハダニ、ウドンコ病、ナメクジスポンサーリンク
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